米フロリダ大学の研究室で、月の砂で栽培されたシロイヌナズナ。フロリダ大学食品農業科学研究所(UF/IFAS)提供(2021年5月5日撮影)。(c)AFP PHOTO / UF/IFAS 【5月13日 AFP】米フロリダ大学(University of Florida)の研究チームは12日、アポロ(Apollo)計画で月から持ち帰った砂で植物の栽培に初めて成功したとする実験結果を、科学誌コミュニケーションズ・バイオロジー(Communications Biology)で発表した。 研究チームは、アポロ11号、12号、17号が月の複数の場所から採取した、「レゴリス」と呼ばれる砂計12グラムを使用。約1グラムずつ指ぬき程度の大きさの容器に入れ、水を加えて種をまき、養液を毎日与えた。 栽培する植物にはシロイヌナズナが選ばれた。カラシナの仲間で育てるのが容易。最も重要なのは、これまで広く研究に使われ
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