農業ベンチャーのNEXTAGE(ネクステージ、東京都、中村拓也代表)は15日、西原町でワサビを試験栽培する施設「NEXTAGE沖縄R&Dセンター」を開設した。当初は100株を植え付け、栽培方法を試しながら、生産量を増やしていく。5年後には10万株の生産を目指す。

きょうは5月8日、語呂合わせで「ゴーヤーの日」だ。いまや全国区となった沖縄の食材「ゴーヤー(にがうり)」。沖縄県民は「ゴーヤー」と呼ぶのが一般的だが、全国展開するコンビニや居酒屋では「ゴーヤ」と表記する店もある。全国ニュースでも「ゴーヤ」と呼ばれているのをよく耳にする。
石垣市は13日、市民保健部主事の20代男性職員が、市民や市内事業所から集めた首里城火災や台風災害の義援金、赤十字活動費の計501万6931円を着服していたと発表した。同日付で男性職員を懲戒免職処分にし、刑事告訴も検討する。管理監督責任を問い、不正があった2019年5月から今年5月の当時の担当課長と現課長、係長をそれぞれ減給10分の1(3~2カ月)、市民保健部長を戒告処分にした。 市役所で記者会見した中山義隆市長は「公務員全体に対する信頼を大きく損なう行為で深刻に受け止めている」と謝罪。「私と副市長も相応の処分をする」として、12月市議会で減給を提案する意向を示した。 市によると着服は今年9月に発覚。昨年度末に募集を終えた首里城義援金について、職員に何度も県の窓口に送金するよう促しても進まなかったため、問い詰めたところ不正を認めた。その後の内部調査で別の3件の不正も分かった。 着服額は首里城
今年2月に沖縄県内で初めて確認された外来種のハヤトゲフシアリを駆除する作業が21日、始まった。沖縄科学技術大学院大学(OIST)の主催で、連携して取り組む那覇市環境保全課や琉球大学の職員らが、那覇軍港そばの国道沿いに広がる巣穴を確認し、駆除用のエサを設置した。
本島北部のシークヮーサー産地で、原因が特定されないまま立ち枯れの被害が広がっている。木の根元が腐って樹皮がはがれ、葉が黄みを帯びて約1年で枯れ落ちる。約5千坪(1万6500平方メートル)の農地の半分が枯死した農家もいる。JAによると、大宜味と名護を中心に国頭、本部でも報告があり、県も概要を把握。今後はアンケートを踏まえて現場を確認し対応を急ぎたいとしている。(北部報道部・粟国雄一郎、又吉嘉例、當銘悠)=22面に関連 大宜味村押川では4~5年前から被害が目立ち始め、ここ2~3年で拡大。初期に被害が出た農家では約5千坪の半分が枯死し、同じ土地に苗木を植え直しても枯れるという。 県全体の被害状況は調査されていないが、初期に被害を受けた大宜味の農家では収穫量が被害前の25トンから15トンに激減した。同村産業振興課によると、もう一つの産地、上原でも同様の被害が報告されている。 名護市の勝山シークヮー
葉が枯れた国指定天然記念物「首里金城の大アカギ」。ヨコバイの食害を受けたとみられる=10日、那覇市首里金城町(金城健太撮影)
[福島の大地で 東日本大震災9年](2) 「原発事故はこの街の人たちの生きがいを、季節を奪ったんですよ」。福島県を縦断する阿武隈山地の麓にある相馬市のシイタケ農家、工藤義行さん(75)は寂しそうに切り出した。 若い頃は週に1度は山に登ったほど大の山好き。
琉球大学大学院医学研究科の佐藤丈寛博士研究員と木村亮介准教授らを中心とする共同研究グループは琉球列島の人々の遺伝情報を広範に分析した結果、台湾や大陸の集団とは直接の遺伝的つながりはなく、日本本土に由来すると発表した。これまでも沖縄本島地方についての研究データはあったが、八重山・宮古地方も含め、大規模に精査した点が特徴。英国に拠点がある分子進化学の国際専門雑誌「モレキュラーバイオロジーアンドエボリューション」の電子版(1日付)に掲載された。 木村准教授は「沖縄の人々については、東南アジアや台湾などに由来するといういわゆる『南方系』との説もあったが、今回の研究はこれを否定している。沖縄の人々の成り立ちを明らかにする上で貴重なデータになる」と話している。 研究では、沖縄本島、八重山、宮古の各地方から計約350人のDNAを採取。1人当たり50万カ所以上の塩基配列の違いを分析した。 また、宮古・八重
沖縄県国頭(くにがみ)村内の世界自然遺産推薦地で11日夜、ウサギ3匹が目撃された。沖縄生物教育研究会員で生物教員の知花史尚さん(52)が撮影した。元々やんばるの森に野生のウサギは生息せず、希少生物や生態系への影響が懸念される。 琉球大学の伊澤雅子教授(動物生態学)は「ウサギは繁殖力が強い。
首里城公園近くにある円鑑池(えんかんち)で1日から6日までに90匹以上の魚が死んでいたことが分かった。池を管理する那覇市文化財課によると、大量死の発生は首里城火災の後。市の担当者は「高いところから池に水が流れ込む構造になっており、焼けた木材の灰が池に入った可能性がある」とみている。一方、魚に詳しい専門家は「炭自体は観賞用で水槽に入れることもあり無毒。火事が原因だとすれば、首里城の資材に塗られた油などが原因ではないか」と推測している。(社会部・比嘉桃乃、松田麗香) 大量死が発見されたのは5~10センチ程度のテラピア約90匹や、20~30センチのサイズのコイ3匹。7日以降、死んだ魚は見つかっていない。 市が5日に池の水質を調査したところ、酸性・アルカリ性を示すpH値は「7・8」で中性を示した。担当者は「魚が水面まで上がってきて口をぱくぱくさせている姿が見られた。魚の大量死はこれまでになかった」
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