ドイツの医薬・農薬大手バイエルは15日、必要不可欠な農業製品をロシアに引き続き供給することを決めたとウェブサイトで明らかにした。写真は、同社のロゴ。2019年2月27日に撮影。(2022年 ロイター/Wolfgang Rattay) [ロンドン 15日 ロイター] - ドイツの医薬・農薬大手バイエルは15日、必要不可欠な農業製品をロシアに引き続き供給することを決めたとウェブサイトで明らかにした。同社は3月、2023年分の供給についてはロシアによるウクライナへの攻撃停止を条件とするとしていた。
![独バイエル、ロシアへの農業製品の供給継続を決定](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c20cf7ff9a7ef32f0cf70ddbdfef4c2cb6c86cd0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjp.reuters.com%2Fpf%2Fresources%2Fimages%2Freuters%2Freuters-default.webp%3Fd%3D186)
4月28日、日本の食文化を代表するそば、とりわけ安さが売りの立ち食いそばは原材料の多くを輸入に依存し、その一杯はインフレに直面する世界経済の今を凝縮している。長野県青木村のそば畑で2014年9月撮影(2022年 時事通信) [東京 28日 ロイター] - 日本の食文化を代表するそば、とりわけ安さが売りの立ち食いそばは原材料の多くを輸入に依存し、その一杯はインフレに直面する世界経済の今を凝縮している。すでに値上げに踏み切ったチェーン店もある中、「ロシア」、「円安」という要因が加わり、一段のコスト上昇圧力を受けている。関係者の間では「いつでも気軽に食べられるものではなくなってしまうかもしれない」(製粉大手)との危機感が広がる。
3月16日、 小麦とトウモロコシの価格急騰を受けて、アジア全域で飼料用の低品質米の需要が高まりつつある。写真はカイロ近郊で収穫されたコメ。20219月撮影(2022年 ロイター/Mohamed Abd El Ghany) [シンガポール 16日 ロイター] - 小麦とトウモロコシの価格急騰を受けて、アジア全域で飼料用の低品質米の需要が高まりつつある。ただでさえグローバルな食品価格インフレが過去最高の水準で推移している中で、世界で最も重要な主食用穀物の価格を押し上げている。 世界中の農作物輸入国は、ロシアのウクライナ侵攻によって両国からの穀物の輸送が途切れたことで、供給確保に血眼になっている。ロシアとウクライナ両国を合わせると、世界の小麦輸出の25%、トウモロコシ輸出の16%を占めていたからだ。
ビルサック米農務長官は、ロイターとのインタビューで、温室効果ガスの排出削減や貯留など気候対策に寄与する農業の試験的プロジェクトに農務省が10億ドルを投じる方針を明らかにした。オハイオ州で2021年8月撮影(2022年 ロイター/Christopher Walljasper) [7日 ロイター] - ビルサック米農務長官は、ロイターとのインタビューで、温室効果ガスの排出削減や貯留など気候対策に寄与する農業の試験的プロジェクトに農務省が10億ドルを投じる方針を明らかにした。 農務省は7日に、「パートナシップス・フォー・クライメートスマート・コモディティーズ」事業を発表する予定。この事業は、バイデン政権の温暖化への取り組みの一環。農産物価格の価格安定を担う農産物信用公社の資金を活用する。
米イリノイ州で農家を営むジャック・マコーミックさんは昨秋、農閑期の作物として大麦とラディッシュを350エーカーに植えた。写真はオハイオ州プレーンシティーで2021年5月撮影(2022年 ロイター/Dave Gruenbaum) [シカゴ 4日 ロイター] - 米イリノイ州で農家を営むジャック・マコーミックさんは昨秋、農閑期の作物として大麦とラディッシュを350エーカー(約142ヘクタール)に植えた。だが収穫するつもりはない。春になれば除草剤で枯らした上で、同じ土壌に大豆を植える予定だ。 この大麦とラディッシュは食用には使われないが、植えれば独医薬品・農業大手バイエルがマコーミックさんに報酬を支払ってくれる。排出された温室効果ガスを吸収する「カバークロップ(作物)」として、バイエルに「カーボン・オフセット・クレジット」をもたらすからだ。 カバークロップを植える目的は、土壌の回復や土地の浸食緩
12月3日、 新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」は、同じ細胞内に存在する別のウイルスの遺伝物質の一部を取得することで、少なくとも一つの変異を獲得した可能性が高い、という見解を米国の研究者らが示した。ニューヨーク市内の検査会場で3日撮影(2021年 ロイター/Jeenah Moon) [ニューヨーク 3日 ロイター] - 新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」は、同じ細胞内に存在する別のウイルスの遺伝物質の一部を取得することで、少なくとも一つの変異を獲得した可能性が高い、という見解を米国の研究者らが示した。 この遺伝子配列は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の従来株には見られないが、風邪の原因となるウイルスを含む他の多くのウイルスには普遍的に存在し、ヒトのゲノム(人間の全遺伝情報)にも存在するという。 査読前論文サイト「OSFプレプリント」に2日に掲載された
[グラスゴー 7日 ロイター] - 英グラスゴーで開催されている国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)で、各国の指導者が繰り返し強調しているのが「温暖化を摂氏1.5度以下に抑えることが必要」という点である。 2015年のパリ協定では、各国が産業革命前を基準とする世界の平均気温の上昇幅を2度よりもかなり低く抑え、1.5度以下を目指すという目標を掲げた。 科学者たちは、1.5度という閾値(いきち)を超えると、人間、野生生物、生態系が被る気候変動の影響ははるかに過酷なものになる懸念が生じると述べてきた。 気温上昇を1.5度以下に抑えるためには、2030年までに世界全体での二酸化炭素排出量を2010年のレベルに比べてほぼ半減させ、2050年までに実質的にゼロにする必要がある。この野心的な取り組みを巡って、COP26では、集まった科学者、金融関係者、交渉担当者、環境保護活動家らが、ど
中国国有の化学大手、中国化工集団(ケムチャイナ)は、傘下に持つスイスの農薬大手シンジェンタの上海での新規株式公開(IPO)で約100億ドルの調達を目指す。写真は中国化工のロゴ、2017年2月に北京本社で撮影(2021年 ロイター/Thomas Peter) [チューリヒ/香港 30日 ロイター] - 中国国有の化学大手、中国化工集団(ケムチャイナ)は、傘下に持つスイスの農薬大手シンジェンタの上海での新規株式公開(IPO)で約100億ドルの調達を目指す。実現すれば、世界的に今年最大規模のIPOとなる。事情に詳しい複数の関係者がロイターに明らかにした。 上海の新興企業向け市場「科創板」に上場後、1年以内に重複上場させる可能性もあり、チューリヒ、ロンドン、ニューヨークなどが候補に挙がっているという。関係者の1人は、香港も検討されているが、最有力候補ではないと述べた。
スイスの農薬大手シンジェンタ・グループは21日、上海証券取引所の科創板(スター・マーケット)での新規株式公開(IPO)を視野に、金融機関に「指導」を受けるプロセスを開始したと発表した。上場時期が目標とする2022年6月から前倒しされる可能性がある。写真はスイスのバーゼルにある同社施設。2020年1月30日に撮影。(2021年 ロイター/Arnd Wiegmann) [上海 21日 ロイター] - スイスの農薬大手シンジェンタ・グループは21日、上海証券取引所の科創板(スター・マーケット)での新規株式公開(IPO)を視野に、金融機関に「指導」を受けるプロセスを開始したと発表した。上場時期が目標とする2022年6月から前倒しされる可能性がある。 シンジェンタは中国の国有化学大手、中国化工集団(ケムチャイナ)の傘下企業。同社によると、助言を行っているのは中国国際金融(CICC)、中国銀行傘下の中
午前中、ゴビ砂漠の周縁部の砂丘で苗木を植える作業に汗を流した農家のワン・ティアンチャンさん(78)。4月15日、甘粛省武威郊外で撮影(2021年 ロイター/Carlos Garcia Rawlins)
米疾病対策センター(CDC)が10日発表した暫定調査の結果から、メッセンジャーRNA(mRNA)を利用した新型コロナウイルスワクチンの2回目接種後に心筋炎が発症するケースが、年齢16─24歳で想定以上に多いことが示された。写真は2014年9月撮影(2021年 ロイター/Tami Chappell) [ニューヨーク 10日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)が10日発表した暫定調査によると、ファイザーやモデルナが開発したメッセンジャーRNA(mRNA)型の新型コロナウイルスワクチンについて、接種後に心筋炎を発症するケースが若い男性の間で想定以上に多いことが分かった。 心筋炎を発症した人のうち半数以上が12歳から24歳の若者で、この年齢層が接種者全体に占める割合は9%未満だったという。また、16─24歳の若者のうち2回目の接種後に心筋炎を発症したのは283人で、予想の10─102人を
英国で昨年9月に見つかった新型コロナ変異株が従来型に比べ致死率が30─100%高いことが10日、英医学誌に掲載された論文で明らかになった。米メリーランド州の米国立アレルギー感染症研究所が提供したコロナウイルスの顕微鏡写真(2021年 ロイター/NIH/Handout via REUTERS.) [ロンドン 10日 ロイター] - 英国で昨年9月に見つかった新型コロナウイルス変異株について、それまでに感染の主流だった他の新型コロナ株と比べて致死率が30─100%高いことが10日、英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)に掲載された論文で明らかになった。 英変異株「B117」は遺伝情報の23カ所に変異があり、すでに100カ国以上で感染が確認されている。感染率は従来株より40─70%高いとされているが、今回の研究結果で致死率も「格段に高い」ことが確認された。
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は1日、世界の新型コロナウイルス新規感染者数が先週、7週間ぶりに増加に転じたと明らかにした。エルサレム市内の男性のようす。2月末撮影(2021年 ロイター/Ronen Zvulun) [チューリヒ 1日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は1日、世界の新型コロナウイルス新規感染者数が先週、7週間ぶりに増加に転じたと明らかにした。 テドロス氏は「落胆させられるが、驚きではない」とし、「ワクチンのみに頼る対応は間違いだ。基本的な公衆衛生措置が引き続き、新型コロナ対応の基盤だ」と強調。感染拡大抑制に向けた一連の措置を緩和しないよう各国に訴えた。
2月26日、日産自動車は、発電専用ガソリンエンジンで最高熱効率50%を実現できる技術を発表した。都内で2020年11月撮影(2021年 ロイター/Issei Kato) [東京 26日 ロイター] - 日産自動車は26日、発電専用ガソリンエンジンで最高熱効率50%を実現できる技術を発表した。自動車用ガソリンエンジンの平均的な最高熱効率は30%台で、40%台前半が限界とされる中、新技術による最高熱効率は世界最高水準で、ハイブリッド車(HV)の燃費性能が大幅に改善できる。 新技術は、エンジンで発電機を動かして発生させた電力でモーターを駆動する独自のHV技術「e-POWER(eパワー)」に生かす。熱効率50%のエンジンによるeパワーの燃費は、これから発売するeパワーに搭載する熱効率40%のエンジンに比べ、約25%改善ができるという。日産は2030年代早期に主要市場に投入する新型車すべてを電動化す
*10:37JST 6190 PXB 654 +48 大幅に3日ぶり反発。残留農薬研究所(茨城県常総市)と業務提携契約を締結したと発表している。残留農薬研究所は農薬に特化した安全性評価の受託試験施設。業務提携で農薬など化学品の安全性評価に関するフェニックスバイオ製品の受託試験業務を同研究所に委託するとともに、農薬の安全性評価でのPXBマウス(ヒトの肝細胞を持つキメラマウス)の市場拡大を目指す。 《HH》 当コンテンツはFISCOから情報の提供を受けています。掲載情報の著作権は情報提供元に帰属します。記事の無断転載を禁じます。当コンテンツにおけるニュース、取引価格、データなどの情報はあくまでも利用者の個人使用のために提供されているものであって、商用目的のために提供されているものではありません。当コンテンツは、投資活動を勧誘又は誘引するものではなく、また当コンテンツを取引又は売買を行う際
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