第157回農林交流センターワークショップ — 農林水産研究情報総合案内研究者のための食品安全リスクコミュニケーション 趣 旨 「リスクコミュニケーション」という言葉が、欧米で使われ始めたのは1990年代後半からです。その定義は「人、機関、集団間での情報と意見のやりとりの相互作用と共有のための過程」と要約されます。近年、日本においても『食品安全』を始めとした様々な分野で､使われるようになってきています。 国民が食品安全に対し、不安を過剰に感じずに暮らしていくためには、１）リスクアナリシスの考えによる社会的な安全性確保と、２）個人レベルの適切な判断、が必要です。そのステップとして、施策や研究などの事業の推進者が、国民にわかりやすい情報提供や、情報共有のためにステークホルダー(消費者も含めた食品安全に関わる全ての関係者)間で意見交換を行うコミュニケーションを通じて信頼関係を築くことが重要です。 一方で、研究者にとっても、様々な関係者に対し、科学技術や研究内容に
第150回農林交流センターワークショップ — 農林水産研究情報総合案内
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