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  • 農薬の正しい使い方(2)【今さら聞けない営農情報】第268回

    「いまさら」では農薬を正しく、安全に、しかも高い効果を得るため、農薬の正しい使い方の基礎知識をご紹介しています。まずは、農薬を正しく使うための第一歩である農薬の製剤に関する基礎知識をご紹介していきますのでよろしくお願いします。 農薬の製剤は、基的に病害虫雑草に効果を示す"有効成分"とその有効成分が効果を発揮してかつ、作物に薬害を起こさない丁度いい濃度にするために副資材とで成り立っています。 この副資材とは、油や、クレイ土、水に溶ける物質などであり、有効成分の性質にあわせて相性のいい組み合わせを考えて選ばれています。 なぜこのような副資材が使われるのかというと、近代の農薬の有効成分は、極少量で病害虫雑草に効果を示すものが選抜されており、有効成分をムラなく農作物に付着させるためには、有効成分をある程度薄める必要があります。そのことを実現し、使用者が散布しやすくて、作物に付着しやすいように工夫

    農薬の正しい使い方(2)【今さら聞けない営農情報】第268回
  • 【現場で役立つ農薬の基礎知識2024】秋冬野菜の病害虫防除 気象異変 予防的措置に徹し

    熱中症アラートが頻発する尋常ではない暑さが続いており、こう暑いと害虫もへばりそうなものだが、どんなに暑くても元気な害虫はいるもので、今年は早々からカメムシの被害が多くなり、警報や注意報の発令が各地で頻発した。毎年、病害虫の発生様相が異なってくるので、それに対する対応に毎年頭を悩ますことが続いている。そうなると、一度は発生の可能性のある病害虫をリストアップし、それらに対する予防的な備えを行うことがますます重要になっている。 その予防的な備えとは、発生する可能性のある病害虫とそれらの発生に適した気候条件を把握し、発生の条件が揃うと予想される場合に速やかに総合的防除措置を施しておくことだ。例えば、台風や豪雨などは事前に察知できるので、雨媒伝染する病害防除などを防ぐ予防散布など総合防除的措置を事前に行っておくと被害を最小限に抑えることができる。 また、これからの季節は、秋冬野菜の成長にとって重要な

    【現場で役立つ農薬の基礎知識2024】秋冬野菜の病害虫防除 気象異変 予防的措置に徹し
  • みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(25)【防除学習帖】 第264回

    令和3年5月に公表され、農業界に衝撃を与えた「みどりの料システム戦略」。防除学習帖では、そこに示された減化学農薬に関するKPIをただ単にクリアするのではなく、できるだけ作物の収量・品質を落とさない防除を実現した上でKPIをクリアできる方法を探っているが、そのことを実現するのに必要なツールなり技術を確立するには、やはりIPM防除の有効活用が重要だ。そこで、防除学習帖では、IPM防除資材・技術をどのように活用すれば防除効果を落とさずに化学農薬のリスク換算量を減らすことができるのか探っている。IPM防除は、①化学的防除、②生物的防除、③物理的防除、④耕種的防除の4つの防除法を効率よく組み合わせて、作物の生産圃場を病害虫雑草が生きていきづらい環境、いわゆる病害虫雑草自身の生命活動を維持しにくい環境にすることで効率的に防除効果を発揮しようというものだ。 このため、病原菌種別や害虫種別、雑草種別に使

    みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(25)【防除学習帖】 第264回
    agrisearch
    agrisearch 2024/09/28
    アザミウマ目
  • みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(26)【防除学習帖】 第265回

    令和3年5月に公表され、農業界に衝撃を与えた「みどりの料システム戦略」。防除学習帖では、そこに示された減化学農薬に関するKPIをただ単にクリアするのではなく、できるだけ作物の収量・品質を落とさない防除を実現した上でKPIをクリアできる方法を探っているが、そのことを実現するのに必要なツールなり技術を確立するには、やはりIPM防除の有効活用が重要だ。そこで、防除学習帖では、IPM防除資材・技術をどのように活用すれば防除効果を落とさずに化学農薬のリスク換算量を減らすことができるのか探っている。IPM防除は、①化学的防除、②生物的防除、③物理的防除、④耕種的防除の4つの防除法を効率よく組み合わせて、作物の生産圃場を病害虫雑草が生きていきづらい環境、いわゆる病害虫雑草自身の生命活動を維持しにくい環境にすることで効率的に防除効果を発揮しようというものだ。 このため、病原菌種別や害虫種別、雑草種別に使

    みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(26)【防除学習帖】 第265回
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    agrisearch 2024/09/28
    ハエ目
  • みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(27)【防除学習帖】第266回

    令和3年5月に公表され、農業界に衝撃を与えた「みどりの料システム戦略」。防除学習帖では、そこに示された減化学農薬に関するKPIをただ単にクリアするのではなく、できるだけ作物の収量・品質を落とさない防除を実現した上でKPIをクリアできる方法を探っているが、そのことを実現するのに必要なツールなり技術を確立するには、やはりIPM防除の有効活用が重要だ。そこで、防除学習帖では、IPM防除資材・技術をどのように活用すれば防除効果を落とさずに化学農薬のリスク換算量を減らすことができるのか探っている。IPM防除は、①化学的防除、②生物的防除、③物理的防除、④耕種的防除の4つの防除法を効率よく組み合わせて、作物の生産圃場を病害虫雑草が生きていきづらい環境、いわゆる病害虫雑草自身の生命活動を維持しにくい環境にすることで効率的に防除効果を発揮しようというものだ。 このため、病原菌種別や害虫種別、雑草種別に使

    みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(27)【防除学習帖】第266回
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    agrisearch 2024/09/28
    コウチュウ目
  • みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(28)【防除学習帖】第267回

    令和3年5月に公表され、農業界に衝撃を与えた「みどりの料システム戦略」。防除学習帖では、そこに示された減化学農薬に関するKPIをただ単にクリアするのではなく、できるだけ作物の収量・品質を落とさない防除を実現した上でKPIをクリアできる方法を探っているが、そのことを実現するのに必要なツールなり技術を確立するには、やはりIPM防除の有効活用が重要だ。そこで、防除学習帖では、IPM防除資材・技術をどのように活用すれば防除効果を落とさずに化学農薬のリスク換算量を減らすことができるのか探っている。IPM防除は、①化学的防除、②生物的防除、③物理的防除、④耕種的防除の4つの防除法を効率よく組み合わせて、作物の生産圃場を病害虫雑草が生きていきづらい環境、いわゆる病害虫雑草自身の生命活動を維持しにくい環境にすることで効率的に防除効果を発揮しようというものだ。 このため、病原菌種別や害虫種別、雑草種別に使

    みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(28)【防除学習帖】第267回
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    agrisearch 2024/09/28
    カメムシ目
  • 農薬の正しい使い方(1)【今さら聞けない営農情報】第267回

    今年も記録的な猛暑に襲われ、病害虫雑草の発生消長の変化、一部害虫の大発生があるなど、今年も気候変動に悩まされることになりました。そういった中、農業生産の場面では農薬が使用され料の安定生産に貢献した半面、一部では使い方を誤って十分な効果が得られなかったり、薬害を発生させてしまったりといったこともあったようです。 これは、「なかなかそんなこと、今さら聞けないよねぇ」というものを題材にしている稿としては捨て置けず、一度農薬の正しい使い方というのを整理してみてはどうだろうかと考えました。そこで、水稲や果樹では病害虫雑草防除も一段落した時期ではありますが、露地野菜では大型チョウ目害虫防除に労力がかかる時期でもありますので、農薬を正しく、安全に、しかも高い効果を得るための正しい使い方の基礎知識をご紹介していこうと思います。 そもそも農薬の正しい使い方とは何でしょうか? 農薬とは、農薬メーカーが病害

    農薬の正しい使い方(1)【今さら聞けない営農情報】第267回
  • 【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】ついに牛乳も消え始めた?~メンツのために「不足」を認めない愚

    【鈴木宣弘:料・農業問題 質と裏側】ついに牛乳も消え始めた?~メンツのために「不足」を認めない愚2024年8月30日一覧へ 生産現場の疲弊を顧みずに、「余っている」と言い続け、減産要請(水田潰せ、牛殺せ)、低価格、赤字の放置、備蓄運用をしない、といった短絡的な政策が、「コメ不足」「バター不足」を顕在化させた。それでも、メンツのために「不足ではない」と言い張り、傷口を広げてしまっている。 特に、今、「コメ不足」が大問題になっているが、ついに、「飲む牛乳も消え始めたのか?」と心配される写真を福岡の知人からいただいた。 今こそ国内の生乳生産を増やし、危機に備えて国民の命を守る体制強化が急務のはずだ。だが、酪農家は、飼料価格も肥料価格も2倍近く、燃料5割高が続いて赤字は膨らんでいる。さらに、国が「余っているから、牛乳を搾るな。牛を殺せ」というのでは、まさに「セルフ兵糧攻め」だ。生産を立て直して

    【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】ついに牛乳も消え始めた?~メンツのために「不足」を認めない愚
    agrisearch
    agrisearch 2024/09/01
    鈴木宣弘教授、世間が受難の時に嬉しそうなのが滲み出る。。
  • みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(18)【防除学習帖】 第257回

    令和3年5月に公表され、農業界に衝撃を与えた「みどりの料システム戦略」。防除学習帖では、そこに示された減化学農薬に関するKPIをただ単にクリアするのではなく、できるだけ作物の収量・品質を落とさない防除を実現した上でKPIをクリアできる方法を探っているが、そのことを実現するのに必要なツールなり技術を確立するには、やはりIPM防除の有効活用が重要だ。そこで、防除学習帖では、IPM防除資材・技術をどのように活用すれば防除効果を落とさずに化学農薬のリスク換算量を減らすことができるのか探っている。IPM防除は、①化学的防除、②生物的防除、③物理的防除、④耕種的防除の4つの防除法を効率よく組み合わせて、作物の生産圃場を病害虫雑草が生きて行きづらい環境、いわゆる病害虫雑草自身の生命活動を維持しにくい環境にすることで防除効果を発揮しようというものだ。このため、病原菌種別や害虫種別、雑草種別に使えるIPM

    みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(18)【防除学習帖】 第257回
    agrisearch
    agrisearch 2024/07/27
    担子菌類
  • みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(19)【防除学習帖】 第258回

    令和3年5月に公表され、農業界に衝撃を与えた「みどりの料システム戦略」。防除学習帖では、そこに示された減化学農薬に関するKPIをただ単にクリアするのではなく、できるだけ作物の収量・品質を落とさない防除を実現した上でKPIをクリアできる方法を探っているが、そのことを実現するのに必要なツールなり技術を確立するには、やはりIPM防除の有効活用が重要だ。そこで、防除学習帖では、IPM防除資材・技術をどのように活用すれば防除効果を落とさずに化学農薬のリスク換算量を減らすことができるのか探っている。IPM防除は、①化学的防除、②生物的防除、③物理的防除、④耕種的防除の4つの防除法を効率よく組み合わせて、作物の生産圃場を病害虫雑草が生きていきづらい環境、いわゆる病害虫雑草自身の生命活動を維持しにくい環境にすることで防除効果を発揮しようというものだ。このため、病原菌種別や害虫種別、雑草種別に使えるIPM

    みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(19)【防除学習帖】 第258回
    agrisearch
    agrisearch 2024/07/27
    子のう菌類病害
  • みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(20)【防除学習帖】 第259回

    令和3年5月に公表され、農業界に衝撃を与えた「みどりの料システム戦略」。防除学習帖では、そこに示された減化学農薬に関するKPIをただ単にクリアするのではなく、できるだけ作物の収量・品質を落とさない防除を実現した上でKPIをクリアできる方法を探っているが、そのことを実現するのに必要なツールなり技術を確立するには、やはりIPM防除の有効活用が重要だ。そこで、防除学習帖では、IPM防除資材・技術をどのように活用すれば防除効果を落とさずに化学農薬のリスク換算量を減らすことができるのか探っている。IPM防除は、①化学的防除、②生物的防除、③物理的防除、④耕種的防除の4つの防除法を効率よく組み合わせて、作物の生産圃場を病害虫雑草が生きていきづらい環境、いわゆる病害虫雑草自身の生命活動を維持しにくい環境にすることで防除効果を発揮しようというものだ。このため、病原菌種別や害虫種別、雑草種別に使えるIPM

    みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(20)【防除学習帖】 第259回
    agrisearch
    agrisearch 2024/07/27
    細菌病害
  • 【現場で役立つ農薬の基礎知識2024】水稲の本田防除 予防散布が安定効果生む

    ここのところ、毎年天候の変動が大きく、水稲の田期の防除においても、「例年どおり」が通じなくなってしまっている。加えて、作付け品種も各県の推奨品種や飼料用米品種など出穂時期が異なる様々な品種が作付けされ、一時期出穂・開花が一定期間続くような現象も見られるようになった。これに起因してか、稲のみを加害するイネカメムシの発生が問題となる地域が多くみられるようになった。 このように、天候の変化に伴って、発生する病害虫雑草の発生消長や種類まで変化するようになっており、毎年そういった変化に目を光らせて対応に追われる場面が当に増えた。とはいえ、こういった変化にしっかりと対応しなければ豊かな収穫は得られないので、防除関係者の苦労が忍ばれる。 こういった変化が多い時こそ、安定した効果を発揮するのは病害虫発生前の予防散布だ。 近年のみどりの料システム戦略にも挙げられている農薬の使用量低減のためにドローン等

    【現場で役立つ農薬の基礎知識2024】水稲の本田防除 予防散布が安定効果生む
  • マイコウイルスに感染した植物病原菌 特定の農薬に弱くなると判明 大阪公立大

    大阪公立大学大学院農学研究科の樋口愛華大学院生(当時博士前期課程2年)、望月知史准教授らの研究グループは、マイコウイルスへの感染がモデルピシウム菌Globisporangium ultimumに及ぼす影響を解析。マイコウイルスに感染した植物病原菌は、特定の農薬に弱くなることを明らかにした。 近年、農作物へ被害を及ぼす植物病原菌を含む真菌や卵菌などに感染するマイコウイルスが注目されている。これまで、卵菌の一つであるピシウム菌に感染するマイコウイルスが発見されていたが、マイコウイルスに感染した際のピシウム菌の状態や遺伝子発現に与える影響は明らかになっていなかった。 同研究グループは、マイコウイルスへの感染がモデルピシウム菌Globisporangium ultimumに及ぼす影響を解析。その結果、マイコウイルスの一種であるトティウイルス(PuRV2)感染株と非感染株には遺伝子の発現量に差があり

    マイコウイルスに感染した植物病原菌 特定の農薬に弱くなると判明 大阪公立大
    agrisearch
    agrisearch 2024/05/26
    「卵菌防除に使われる4種類の農薬への感受性を解析したところ、PuRV2感染株は特定の農薬(メタラキシル)へのみ感受性が高くなることを突き止めた」
  • 【現場で役立つ農薬の基礎知識 2024】防除は適期に!5月から梅雨期までが最重要 ミカン主要病害虫防除のポイント

    【現場で役立つ農薬の基礎知識 2024】防除は適期に!5月から梅雨期までが最重要 ミカン主要病害虫防除のポイント2024年5月14日一覧へ ミカン(かんきつ)の病害虫防除を実施するうえで、5月から梅雨末にかけては最も重要な時期にあたる。その理由は、(1)開花期から幼果期にかけては病害虫の種類が多く、被害を最も受けやすい時期であること、(2)発病・発生の初期段階で抑えておかないと、その後の対応が困難になるからだ。そこで、この時期を中心にしながら、ミカン(かんきつ)の病害予防や害虫駆除など、防除のポイントについて、プラントヘルスケア研究所(佐賀大学農学部招聘教授、元佐賀県果樹試験場)の田代暢哉氏に解説してもらった。 主要病害と予防のポイント 【そうか病】 そうか病 昨年の発生が激しかった園やすでに春葉に発病が少しでも認められる園では、果実被害を抑えるために落弁期から幼果期にかけての散布が必須で

    【現場で役立つ農薬の基礎知識 2024】防除は適期に!5月から梅雨期までが最重要 ミカン主要病害虫防除のポイント
  • 営農支援システム「KSAS」に病害虫・雑草AI診断機能を追加 日本農薬が提供するAIがスマホ画像から自動診断 日本農薬

    営農支援システム「KSAS」に病害虫・雑草AI診断機能を追加 日農薬が提供するAIがスマホ画像から自動診断 日農薬2024年5月15日一覧へ 株式会社クボタは、営農支援システム「KSAS(Kubota Smart Agri System、ケーサス)」にAIで病害虫や雑草の種類を診断する機能を無料で追加(※1)し、日公開した。新機能の「KSAS病害虫・雑草AI診断」は日農薬が提供するAIを使用し、スマートフォンのカメラで撮影した写真から農作物に被害を及ぼす病害虫や雑草の種類を自動で診断する。診断結果のデータは「KSAS」上でほ場単位で保存できるので、記録作業の省力化に加え、ほ場ごとの病害虫雑草発生状況の分析や経年比較などへの活用が期待できる。 (※1 KSAS営農コース月額利用料以外の追加料金は不要) 「KSAS病害虫・雑草AI診断」の操作画面(イメージ) 1.背景と目的 ▽国内では

    営農支援システム「KSAS」に病害虫・雑草AI診断機能を追加 日本農薬が提供するAIがスマホ画像から自動診断 日本農薬
  • 農薬出荷数量は5.9%減、農薬出荷金額は2.4%減 2024年農薬年度出荷実績 農薬工業会

    10月~2月出荷累計では数量6万9000トン(前年度比4300トン減、94.1%)、金額1567億2000万円(前年度比38.8億円減、97.6%)だった。 使用分野別でみると、数量では水稲は7.4%減、果樹は6.1%減、野菜畑作は10.3%減、その他は11.5%増、使用用途の分類をしないものは11.2%減だった。金額は水稲が4.8%減、果樹は2.3%減、野菜畑作は1.5%減、その他は3.4%増、使用用途の分類をしないものは8.6%減だった。 種類別でみると、数量では殺虫剤は12.1%減、殺菌剤は7.6%減、混合剤は6.1%減、除草剤は0.9%増、植調剤は10.1%減だった。金額では殺虫剤が4.1%減、殺菌剤は2.3%増、混合剤は4.7%減、除草剤は2.9%減、植調剤は9.7%減だった。

    農薬出荷数量は5.9%減、農薬出荷金額は2.4%減 2024年農薬年度出荷実績 農薬工業会
  • 日本農薬とNTTデータCCS AI病害虫雑草診断などAPI提供で新サービス開始

    農薬とNTTデータCCSは4月11日、営農サービス提供事業者向けにAI病害虫雑草画像診断をはじめとする各種機能をAPIとして提供する新サービス「NacField」の提供を開始した。 「NacField」サービス概要 日の農業の現場では担い手の減少・高齢化の進行等による労働力不足が課題となるなか、AIやICTなど先端技術を活用して解決する「スマート農業」が効果的な取り組みとして期待されている。日農薬とNTTデータCCSは、それぞれの知見を活かしたAI画像解析技術により、病害虫雑草診断、生態図鑑、農薬図鑑など、農業従事者の皆様の利便性を向上させるためのソリューションの開発を進めてきた。 新たにリリースした「NacField」は、営農サービス提供事業者向けのAPI提供サービス。営農サービス提供事業者は、同APIを利用することで、煩雑なシステム開発作業をすることなく、自社のサービス上に簡単

    日本農薬とNTTデータCCS AI病害虫雑草診断などAPI提供で新サービス開始
    agrisearch
    agrisearch 2024/04/15
    「レイミーのAI病害虫雑草診断」
  • 1週間鮮度保証「鮮度+」から「有機ほうれんそう」「有機こまつな」発売 イオンネクスト

    イオンネクストは3月12日、オンラインマーケット「Green Beans」で、届けてから1週間「新鮮でおいしい」を約束する1週間鮮度保証「鮮度+」から、有機ほうれんそうと有機こまつなを発売する。 [鮮度+]群馬県産有機 ほうれんそう・[鮮度+]群馬県産 有機こまつな イオンネクストは、自然・生態系・社会と調和のとれた持続可能な農産物の調達に努め、「安全・安心」と「自然環境への配慮」に重点を置き、化学的に合成された農薬や化学肥料に頼らず、自然の力を活かして生産されたオーガニック野菜の取り扱いを強化している。また、品の鮮度と品質にこだわり、より新鮮でおいしい商品を届けるため、鮮度を徹底追及した「鮮度+」を取り扱っている。 このほど、品質の安定しないオーガニック野菜において鮮度を保つことを実現したことから、新たにオーガニック野菜の2品目を「鮮度+」として発売。 「鮮度+」は、販売する時期に最適

    1週間鮮度保証「鮮度+」から「有機ほうれんそう」「有機こまつな」発売 イオンネクスト
  • ソーラーシェアリングでワイン用ブドウの試験栽培 相模原市で新プロジェクト開始 さがみこファーム

    さがみこファーム(神奈川県相模原市)、たまエンパワー(東京都多摩市)、生活クラブ生活協同組合神奈川、生活クラブ生活協同組合東京は、神奈川県相模原市緑区青野原前戸地区に新たにソーラーシェアリング発電所2基を建設。下部の農地でワイン用ブドウの試験栽培を4月に開始する。 太陽光パネルで発電した再生可能エネルギー電気は、サイト内の農業用ハウスで自家消費し、農業の脱炭素化を実現。余剰電気は神奈川県綾瀬市の生活クラブ神奈川の配送センターに送電され、神奈川県内の"電気の地産地消"に貢献する。 同事業は、たまエンパワーが発電事業者となり、FITを介さずに生活クラブ神奈川と20年間の売電契約を締結する「非FIT・オフサイトコーポレートPPA方式」で実施。建設にあたっては、「令和5年度神奈川県自家消費型再生可能エネルギー導入費補助金」にオフサイトPPA事例として初採択されたほか、生活クラブ自然エネルギー基金、

    ソーラーシェアリングでワイン用ブドウの試験栽培 相模原市で新プロジェクト開始 さがみこファーム
    agrisearch
    agrisearch 2024/03/15
    「さがみこベリーガーデン」
  • 宮城県大郷町 地元植物工場で生産した「豆苗」学校給食に初登場 村上農園

    発芽野菜を生産・販売する村上農園は、宮城県大郷町に東北エリア初の生産センター「宮城大郷生産センター」を2023年6月に新設。同センターで生産した発芽野菜「豆苗」が3月4日、大郷町内の大郷小学校と大郷中学校の給に初めて登場した。 豆苗入りスープべる大郷小学校の児童 大郷町では、子どもたちに地元の材をべてもらおうと、米や野菜などの大郷町産材を毎日給に使用している。この日の給では、スープに使われた豆苗、ごはん、五目きんぴらの枝豆が大郷町産の材だった。 豆苗はほのかな豆の香りとシャキシャキした感が特徴で、子どもの成長に欠かせないビタミン類やタンパク質が豊富な野菜。畑ではなく植物工場で生産され、天候の影響を受けることがないため、高品質な豆苗を1年中安定して出荷できる。2023年6月に大郷町に国内最大規模の発芽野菜専用植物工場が誕生してからは、宮城県をはじめ、東北地域へ、これまで以

    宮城県大郷町 地元植物工場で生産した「豆苗」学校給食に初登場 村上農園
    agrisearch
    agrisearch 2024/03/15
    「宮城大郷生産センター」