ブックマーク / mgpress.jp (5)

  • 【記者兼農家のUターンto農】#132 スマート農業

    実演見て未来にわくわく農業の未来がこっちの方にあるのは分かる。でも、現実感はいまひとつ。 何かと言えば、「スマート農業」だ。ロボットやデジタルなどを活用して、作業を効率化したり作柄を良くしたりする。担い手が少なくなる業界には欠かせない技術だ。兼業農家にも心強い。しかし、身近には気配すら感じない。 だから、近所で塩尻市農林課が自動操舵(そうだ)トラクター実演会を開くと知ってすぐ取材を決めた。22日、広丘堅石の田んぼに出かけた。 主役のトラクターは屋根にアンテナが取り付けられていた。受信した位置情報で、ハンドルに付いた装置が働く。デコボコの耕地でも真っすぐ、無駄なく走行できる。田畑の形を登録すると、端でスムーズに旋回する。 持ち主の西村規男さん(71)は、これで水田15ヘクタールを耕す。「(トラクターに慣れない)娘でも同じようにできる。ガタガタ動くハンドルをしっかり握らなくていいから体が楽」。

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    agrisearch 2024/04/15
    「スマート農業」
  • 【記者兼農家のUターンto農】#125 コメ消費

    加工が可能性を広げる何のために農業を継ぐのか?信州大経営大学院の茂木信太郎・元特任教授の、そんな問いを前回の記事で紹介した。私の場合、スパッと答えられない。 もし、企業の入社試験のように、実家の農業経営に携わるに当たって志望動機を求められたのであれば、考え抜いただろう。 実際は、「家業だから」「長男だから」といった暗黙の了解でここにいる。当分は兼業で親が健在ということもあって、理由を深めないで済んでいる。 そんな時、前回の記事で触れた「信州品事業者連携協議会」が業者向けの品展示会に参加すると知った。 同協議会は、マイパール長野(安曇野市)、豊炊飯(松市)、おむすびころりん舗(安曇野市)、ナガレイ(長野市)がメンバー。ざっくり言えば、コメを集荷し、炊き、加工し、流通させる企業の集まりだ。 そういえば、コメの売られ方を考えたことがあまりない。10月25日、展示会場の安曇野スイス村サンモ

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    agrisearch 2023/11/07
    冷凍いなりずし
  • 【記者兼農家のUターンto農】#85 結婚で就農

    米のおいしさの答えを求めて「むこの米」というロゴマークが目を引く名刺だった。栽培米のブランドの一つだという。つまり?「ここには婿で来ました」と松川村の茅野純和(すみかず)さん(42)。それまではほとんど農業に関わっていなかったという。 出身は松市梓川倭。スポーツインストラクターだった26歳の時、勤め先で知り合った女性と結婚した。名字が変わり、農家になった。 米作りにこだわりはなかった。転機は、素朴な疑問だった。米は松川村の特産というが、「当においしいの?」。答えを求めて、全国的なコンクールに出品した。 すると、入賞は逃したが、「おいしい」と評価された。「普通に作っただけなのに」。さらにおいしくしたいと意欲が湧いた。 有機肥料を入れたり、無農薬にしてみたり。6年前、初めてコンクールで入賞すると、全国の農家や業者とつながりができた。肥料に魚かすやカニ殻などが加わった。 そうして作ったコシヒ

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    agrisearch 2023/01/21
    松川村の「むこの米」
  • 【中村小太郎・駆け出し百姓の自然農奮闘記】#31 農業ベンチャー発、新しい雑草技術

    【中村小太郎・駆け出し百姓の自然農奮闘記】#31 農業ベンチャー発、新しい雑草技術 2022/06/25 農業・環境 スナバで出合ったハタケホットケのミズニゴールのフィージビリティスタディにジョインすることになった。 ITベンチャー時代の横文字習慣が出たのかって。違うんです。ちゃんと翻訳します。 この春、スナバという塩尻市の創業支援施設で、農業ベンチャーのハタケホットケと出合いました。自分たちで農作業もし、課題に向き合う同社の新製品がミズニゴール=写真=です。 農薬を使わない除草に、アイガモ農法があります。水田にアイガモを放ち、足ひれの動きで泥をまきあげ、雑草の光合成を阻もうとするものです。 アイガモの働きをドローン技術の応用で再現しようとするのがミズニゴールです。リモコン操作で田んぼ中を走り回り、前部に付いたホウキのような前掛け状のもので泥の表面をかき上げます。水を濁らせるだけではなく、

    【中村小太郎・駆け出し百姓の自然農奮闘記】#31 農業ベンチャー発、新しい雑草技術
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    agrisearch 2022/06/27
    「スナバという塩尻市の創業支援施設で、農業ベンチャーのハタケホットケと出合いました。自分たちで農作業もし、課題に向き合う同社の新製品がミズニゴール」
  • 【記者兼農家のUターンto農】#59 担い手不足

    山雅巻き込み空き農地活用策ベテラン軽乗用車があえぐように登る。そんな急な坂道に沿って、目的の畑はあった。松市南東部の中山地区。この日、サッカー山雅FCの新人選手たちが、大豆の種まきを体験することになっていた。 ホームタウン内で遊休農地を借り、塩尻市内で育種された「あやみどり」を栽培する山雅の農業プロジェクト。5年目を迎えて4市町6カ所に広がる農地のうち、中山地区は70アールほどになる。 畑からの眺めに目を見張った。標高800メートル超。眼下に松平が見渡せ、北アルプスが控える。広々とした眺望に、「農作業も気持ちいいだろうな」と思った。 ただ、作り手がいないから借りられるという現実がある。山雅から管理を委託されている小林弘也さん(75)が、選手たちに説明した。「後継者がいなくて『やーめた』となる人がいる」。農業経営に眺めは関係ない。 小林さんは長年、農業法人で、荒廃地になりそうな地元の

    【記者兼農家のUターンto農】#59 担い手不足
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    agrisearch 2022/06/27
    「松本市南東部の中山地区。この日、サッカー松本山雅FCの新人選手たちが、大豆の種まきを体験することになっていた」
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