ブックマーク / www.l.u-tokyo.ac.jp (2)

  • あのときの、あれからの福島

    東日大震災六年目を迎えて、改めて問題を再考し、「災害復興のための哲学構築」 という私どもの科研費主題の進展を図る、という趣旨で、シンポジウム「あのときの、あ れからの福島」を開催いたします。いまなお、さまざまな点で、福島の現状は、福島県外 で誤解されておりますので、被災地復興という視点から、東京にてこうした集会を行う必 要性が依然としてあると理解しています。実際、震災後も、熊地震、鳥取地震と続き、 いつまた、日のどこにおいても、災害発生可能性があり、放射線が関わる災害の可能 性も当然あります。そうした状況を踏まえ、近年最大の災害である東日大震災そして 福島第一原発事故について、もう一度振り返り、現在進行形の被害や誤解の解決、そし て将来に向けての教訓を得ること、に関して、現地からの声も含めて、学術的かつ実効 的な形で、方向性を模索してまいりたいと思っています。以下の要領です。

    agrisearch
    agrisearch 2016/12/01
    2017/3/18開催、東京大学哲学研究室
  • 研究者になるまで │ 東京大学文学部・大学院人文社会系研究科

    私は気が弱い。およそプレッシャーというものが苦手で、受験競争がいやで高校を辞めたほどである。みなが一心不乱に勉強している図書館に行くとあらがい難い眠気を覚える一方、騒然とした駅のベンチでにわかに学習意欲を覚えることもある。高校を辞めた後も、半年ほどぶらぶらしていると、次第に学習意欲が湧き、毎日英書を読んだり、古典語を勉強して過ごすようになった。そういうあまのじゃくな人間が何かを選択するとき、競争の少ない、ひそやかな分野に心惹かれるのかもしれない。 高校を辞めたころは、多くの青年がするように、ひとは楽しくもない人生を何のために生きるのかということをよく考えた。自分の人生の難問に取り組むことなくしては、実用的な学問を修めて世の中を渡っていくのは無意味だと思ったので、大学に行きたいと思い直したときから、人文的なことが学べる学部に行こうと心が決まっていた。計画どおりにならない人生だから、天の導きに

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    agrisearch 2014/06/16
    学問に夢や情熱を持つことを教えてくれる先生は、あまりいない。
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