1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:野付半島でサケ漁体験 > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー
東日本大震災六年目を迎えて、改めて問題を再考し、「災害復興のための哲学構築」 という私どもの科研費主題の進展を図る、という趣旨で、シンポジウム「あのときの、あ れからの福島」を開催いたします。いまなお、さまざまな点で、福島の現状は、福島県外 で誤解されておりますので、被災地復興という視点から、東京にてこうした集会を行う必 要性が依然としてあると理解しています。実際、震災後も、熊本地震、鳥取地震と続き、 いつまた、日本のどこにおいても、災害発生可能性があり、放射線が関わる災害の可能 性も当然あります。そうした状況を踏まえ、近年最大の災害である東日本大震災そして 福島第一原発事故について、もう一度振り返り、現在進行形の被害や誤解の解決、そし て将来に向けての教訓を得ること、に関して、現地からの声も含めて、学術的かつ実効 的な形で、方向性を模索してまいりたいと思っています。以下の要領です。
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:教えて! かんたんにできるかくし芸
国土地理院構内(茨城県つくば市)にあるつくばVLBIアンテナは、平成28年12月末に運用を終了し、翌3月までに解体撤去します。アンテナ運用終了前の特別イベントとして、期間限定で多色ライトアップを実施します。 【予定日】平成28年11月29日(火)、12月6日(火)、12月7日(水)、12月13日(火)、12月21日(水) 【時間】各日とも16時30分から19時 なお、ライトアップ中の国土地理院の構内への入場はできかねますのでご了承ください。また、近隣住民の皆様にご迷惑となり、事故やトラブルの原因ともなりますので、違法駐車はお控えください。ご理解ご協力をお願い申し上げます。
2016.12.01 まず、国立大学の職員の雇止め問題に関しては、文科省と厚労省が協議をすることになりました。 それを受けて、各国立大学が、単なる文言ではなく、客観的なルールを来年度の契約更新前までに策定し、提示することになる予定です。 文科省から個人研究費に関するアンケートの結果が出てきました。 科研費採択上位200大学(国立76、公立26、私立90、その他11)に所属する研究者10000人へのアンケートで、回答者数は3646人です。 ここでいう個人研究費の定義は、所属機関から当該研究者に対して自由な研究活動及び研究室の運営のために支給される資金で、科研費などの外部資金や所属機関によって共通的に控除される経費を除いています。 平成27年度に所属機関から配分を受けた個人研究費 10万円以下 14% 10-30 21% 30-50 25% 50-100 19% 100万円以上
スルメイカが記録的な不漁だ。10月までの水揚げ量は昨年の同じ時期と比べて半減、価格は2倍近い。イカをエサにするマグロもとれず、ブランド産地の青森・大間では祭りでの解体ショーが中止になった。東日本大震災からの復興を目指す三陸沿岸の水産加工業者からも悲鳴があがる。 東京・築地の鮮魚店「斉藤水産」。11月、スルメイカが2~3日に1回ほどしか店頭に並ばなかった。店頭の売値は1杯600~1千円ほど。例年の1・5~2倍にあたる。売り場責任者の斉藤又雄さん(60)は「これでもほぼ原価。お客さんを離さないためには高くても仕入れないわけにはいかない」と話す。 スルメイカは国内のイカ漁獲量の8割を占め、主に7月から翌年2月ごろまでが漁期だ。漁業情報サービスセンター(東京)によると、今年1~10月の生スルメイカの水揚げ量は約3万トンで、昨年同期から45%減った。日本一の水揚げを誇る青森・八戸でも3割減、イカで有
日本能率協会コンサルティング(JMAC)は、国内農業における農業機械シェアリング(共同利用)普及・導入促進に向け、その効果性の検証と課題の抽出を行う実証実験を開始します。これは農水省が公募していた「平成28年度 農産物輸出コスト低減対策特別支援事業(輸出を目指す産地間での農業機械シェアリングの導入促進)」をJMACが事業実施主体となって推進するもので、外部協力機関として全国農業協同組合連合会(JA全農)、JA三井リースが参画します。 今後、対象となる地域を選定し、コンバインのシェアリングの有効性と農業機械オペレーターの供給による生産性向上に関する実証実験を行います。 本検証を通じた農業機械と労働力のシェアリング普及促進により、農業生産法人および農業生産者において、農機保有コスト低減と安定的な農業生産能力の確保の可能性が拡がります。また、生産性と収益性の追求および収穫量の増大を促し、国内販売
厚生労働省が大麻の栽培許可の申請に監視を強めている。栽培はしめ縄などの原料にする大麻草農家に限って認められているが、過疎に悩む自治体に「町おこしになる」と持ち掛けて新たに許可を得ようとする動きが各地で見られるためだ。10月には栽培業者が大麻を吸引していたことが判明して逮捕される事件も起き、同省は小冊子などで自治体に「甘言に乗らないで」と呼び掛けている。【熊谷豪】 「麻栽培の伝統を復活させたい」。大麻取締法違反の罪で11月起訴された上野俊彦被告(37)は2013年4月、こう訴えて鳥取県から許可を得て、智頭町で大麻草栽培を始めた。大麻は譲渡や所持が大麻取締法で禁じられているが、都道府県の許可があれば栽培できる。町も手続きに協力し、上野被告は大麻を加工した麻薬成分の入っていない炭や種子の油などを特産品として販売。事業は順調に見えた。
この秋、全国で感染の報告が相次ぐ「鳥インフルエンザ」。新潟県と青森県では養鶏場などで飼育されているニワトリやアヒルから鳥インフルエンザウイルスが検出するなどされ、50万羽以上の処分が行われることになりました。 ひとたび感染が広がれば、養鶏農家などに多大な被害が出るのが鳥インフルエンザです。今、大切なのは、養鶏場での感染拡大をいかに抑えるかですが、鶏肉や卵は食べても大丈夫なのか。飼っているペットの鳥が感染することはないのか。気になる人も多いのではないでしょうか。知っておいていただきたい4つのポイントをまとめました。 インフルエンザウイルス(A型)には、現在、144種類があるとされていて、いずれももとはカモなどの水鳥が体内にもっているものです。 通常、水鳥の体内では、これらのウイルスは病気を引き起こしません。ところが鳥類に対して高い病原性を獲得した「H5型」や「H7型」と呼ばれる鳥インフルエン
農家の所得を増やすため、政府から、みずから改革を進めるよう求められたJA全農=全国農業協同組合連合会は、農家に販売する農薬などの価格の引き下げを目指した取り組みを、来年度の事業計画に盛り込む方針を明らかにしました。 今後は販売する肥料の種類を絞り込み、1種類当たりの販売量を増やすことで製造コストを削減したり、低価格の輸入肥料や大規模農家向けには容量を増やした農薬を販売したりすることにしています。 一方で政府から盛り込むよう要求されている数値目標については、今後政府と調整しながら検討するとして明言を避けました。 JA全農の成清一臣理事長は、「これまでも改革について考えてきたが、もの足りないものと見られ素直に反省している。全農の全事業のモデルを見直すつもりでというメッセージを受け止めスピードを上げてやっていく」と述べました。 政府は、改革の進ちょく状況を確認していくことにしていて、JA全農が、
環境省のレッドリストに指定されているナゴヤダルマガエルを「移住」させた田んぼで育てた無農薬米を、広島市安佐動物公園が11月から販売している。「ダルマガエル米」と名付けられ、収益金を生息しやすい環境づくりに役立てている。 ナゴヤダルマガエルはトノサマガエルに似ているが、足が短く動きは緩慢でダルマのように体がずんぐりとしているのが特徴。東海、近畿、四国地方のほか、岡山、広島両県に生息している。 水田や湿地に生息するが、住宅地化などで埋め立てられ、近年は生息数が激減した。またオタマジャクシの時期に、稲作の主流であるコシヒカリの田んぼでは水をいったん引く「中干し」をすることがあるため、死んでしまうケースが多いという。広島県内では現在、三次市内の2カ所で自然に生息している。
小型無人機(ドローン)。米カリフォルニア州オリンピック・バレーで(2016年9月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/JOSH EDELSON 【11月30日 AFP】小型無人機(ドローン)の活用機会が急増していることに伴い、これをハッキングして乗っ取る「ドローンジャック」の脅威が迫っていると、インターネット・セキュリティーの専門家が29日、警告した。 米ITセキュリティー会社インテルセキュリティー(Intel Security)の研究機関であるマカフィーラボ(McAfee Labs)の年次報告書によると、配達会社や警察当局、映画の撮影班などが使用するドローンが、ハッカーらの標的になることが予想されるという。 同社のブルース・スネル(Bruce Snell)氏は、昨年開催されたセキュリティーに関する会合で既に、おもちゃのドローンを乗っ取るデモンストレーションが行われ、いかにドローンジャック
母親の指を握る新生児(2013年9月17日撮影、資料写真)。(c)AFP/PHILIPPE HUGUEN 【12月1日 AFP】両親と卵細胞のドナーの3人の親を持つ子どもを誕生させる場合、ドナーと母親のDNAの適合性を高めることで、病気を引き起こす遺伝子変異が子どもに受け継がれるリスクを抑えることができる可能性があるとの研究結果が11月30日、発表された。 これは、今後研究を重ねる必要はあるものの、母親からのみ受け継がれるミトコンドリアDNA(mtDNA)に異常を抱える女性に体外受精を提供する急成長分野をさらに拡大させる成果だ。 英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された研究論文によると、子どもを持ちたいと希望するカップルとともに3人目の親となる卵細胞のドナーには、母親のmtDNAと遺伝子的に密接な関連性を持つmtDNAを持つ女性を選択するべきだという。 人体のあらゆる細胞は、約2万3
仏北部ランスの病院で妊婦のおなかを触る医師(2013年9月17日撮影、資料写真)。(c)AFP/PHILIPPE HUGUEN 【11月29日 AFP】妊婦のインフルエンザへの感染と、子どもの自閉症との間には、何ら関連性はないとする研究結果が28日、発表された。 子どもの自閉症をめぐっては、母体感染が関連していると指摘する研究者がいる一方で、そうした関連性を真っ向から否定する意見もあり、その見方は割れていた。 米国医師会(AMA)が発行する医学誌「JAMA小児科学(JAMA Pediatrics)」に掲載の研究論文は、米カリフォルニア(California)州で2000~2010年に生まれた子ども19万6000人以上を対象にデータを収集し、調査を行った。 このうち、自閉症と診断されたのは3100人だった。自閉症は、遺伝的あるいは環境的な要因で発症すると考えられているが、その原因についてはほ
高田彰二 理学研究科教授、清水将裕 同博士課程学生、片山勉 九州大学教授らの研究グループは、大腸菌を対象に新たに開発した計算手法を用いて、13個のタンパク質が規則的に集合して造られる、DNA複製開始複合体をコンピューター内で構築することに初めて成功しました。これにより、この複合体の精密な構造や働きまで見えるようになり、DNAの構造が変換するメカニズムを合理的に説明できるようになりました。 本研究成果は、2016年11月29日に米国科学アカデミー紀要に掲載されました。 研究者からのコメント 多くの病原性細菌の複製開始複合体も、今回扱った大腸菌のものと似ていることが予想されます。つまり、病原菌の増殖メカニズムの解明や抗菌剤や開発研究にも繋がる成果だと考えられます。また、DnaAタンパク質に似たタンパク質がヒト細胞の染色体DNA複製開始複合体でも主要な役割を果たしていることから、抗がん剤などの開
蔦谷匠 理学研究科・日本学術振興会特別研究員、米田穣 東京大学教授らの研究グループは、縄文時代後晩期の吉胡(よしご)貝塚(愛知県田原市)から出土した子供の古人骨を安定同位体分析することで、当時の離乳年齢を明らかにしました。 本研究成果は2016年11月10日、エルゼビア社の国際学術誌「Journal of Archaeological Science」 に掲載されました。 研究者からのコメント 縄文時代の後には弥生時代が続きますが、世界の他の地域と同じく、稲作農耕を開始した弥生時代には人口が大きく増加したことが分かっています。本研究の成果によって、土器と植物質食物の利用は離乳年齢を短縮させないらしいことが分かりましたが、他の要因によって、農耕民では離乳年齢が短縮し、それによって出生率が増加したという可能性も考えられます。今後、弥生時代の離乳年齢を復元して縄文時代と比較することで、稲作農
米田英嗣 白眉センター特定准教授、柳岡開地 教育学研究科博士課程学生、子安増生 同名誉教授、楠見孝 同教授らの研究グループは、浜松学院大学、福井大学、翔和学園、甲南大学、金沢大学、平谷こども発達クリニックなどと共同で、自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder 以下、ASD)がある小中学生に、登場人物の特性と行動、物語の結末を操作した文章を読んだ後に、登場人物に対して善悪判断を行ってもらいました。その結果、ASDがある小学生、中学生は、登場人物の特性よりも、明示された行動に基づいて善悪を判断することがわかりました。 本研究成果は、2016年11月29日午後7時に英国の科学誌「Scientific Reports」誌に掲載されました。 研究者からのコメント この研究から、ASDを持つ小中学生は、定型発達の小中学生よりも、登場人物の特性よりも一時的な行動を手がかりに、
【11月30日 AFP】アイスランドの首都レイキャビク(Reykjavik)にある世界最大の「ペニス」コレクションを展示する「アイスランドペニス博物館(Icelandic Phallological Museum)」では、サイズは問題にならない。同館には、数百種の動物から慎重に集められた標本が展示されている。 館内の照明に照らされた大きな部屋には、クジラ、クマ、アシカ、ネコ、ネズミをはじめとする膨大な数の哺乳類から集められた、ありとあらゆる形、大きさのペニスやそれに類する器官が展示されている。館内は静まり返っているが、ときおり来場者の忍び笑いが漏れる。 同館にはペニスの形をしたパスタやデザイナーが手掛けたコンドーム、手編みのペニスウオーマーなどを販売する売店もある。 素晴らしい景色で知られる島国アイスランドにある同館に対する関心は年々高まっており、2011年の来場者は1万2000人となった
エイズへの理解を示すレッドリボンのピンバッチ。英ロンドンで(2016年11月15日撮影、資料写真)。(c)AFP/BRITAIN-ROYAL 【11月30日 AFP】世界保健機関(WHO)は29日、世界のHIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染者の半数近くが自らの感染に気付いていないとして、自家検査キットへのより広範なアクセスを呼びかけた。 WHOによると、2015年の推定では、HIVウイルスの感染者の40%、すなわち全世界で1400万人以上は感染についての自覚がないとしている。診断の欠如は、WHOが勧告する、全てのHIV感染者への抗レトロウイルス療法(ART)の提供を実施する上で障害となっている。 12月1日の「世界エイズデー(World AIDS Day)」を前に、スイス・ジュネーブ(Geneva)で会見したWHO・HIV対策局のゴットフリート・ヒルンシャル(Gottfried Hirnsc
【11月30日 AFP】熟睡によって、嫌な記憶が脳内で強化される可能性があるとの研究結果が29日、発表された。怒ったまま寝ることを戒める古い格言に、科学的な信ぴょう性を与える結果となっている。 中国と米国の研究チームが英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に発表した研究論文によると、形成されたばかりの悪い記憶を保持したまま眠りに就くと、それが脳に深く刻み込まれ、後にその記憶を拭い去るのがより困難になるという。 中国・北京師範大学(Beijing Normal University)で今回の研究を実施した論文の共著者、柳昀哲(Yunzhe Liu)氏は、AFPの取材に「昔から『怒ったまま寝るな』と言われているが、この忠告が一定、理にかなっていることを今回の研究は示唆している。床に就く前にまず、けんかの解決を勧めたい」と語る。 柳氏らは睡眠が記憶
新しいビジネスを生む企業連携のトレンドは、農業の分野にも押し寄せている。IT企業のNECと世界的な建機メーカーのコマツが石川県の小松市農業協同組合(JA小松市)とタッグを組んだ「こまつ・アグリウェイプロジェクト」が進行中だ。このプロジェクトは、小松市の特産品であるトマトの栽培や加工品の開発をJAと企業が連携して展開しており、現在はトマト栽培でのICT導入フェーズを迎えている。 「こまつ・アグリウェイプロジェクト」は、小松市の農業生産性のさらなる向上や人材の育成を目的にした取り組みで、農業の6次産業化を進め、小松市の農業の付加価値も高めようというものだ。 JA小松市と地元の製造大手コマツ、自治体の小松市が協定を結び、「まず収穫したトマトのピューレ化やトマトカレーなど加工品開発を行い、次にその原料となるトマトの品質向上や収量アップをめざしました」(JA小松市営農部園芸課・西村誠課長)。 これま
作業効率アップを目指し、稲作にトヨタ流・生産管理手法を導入 カイゼン積み上げ開発した、工程管理システム「豊作計画」とは 農業は“経験と勘”に頼る部分が大きい。稲作では、田植えから稲刈り、乾燥まで年間の作業スケジュールが大枠で決まり、後は天候次第で微調整を行うのが一般的だ。しかし、大きな耕作面積を限られた人数でカバーする農業法人の場合、そうはいかない。トヨタ流の“カイゼン”の出番だ。 トヨタ自動車の生産管理のノウハウは、農業分野でも生きるのではないか――。トヨタ自動車の新事業企画部バイオ・緑化研究所農業グループ主幹の喜多賢二氏は、「トヨタが培ってきた生産管理手法を農業に活用する。この目的の第一歩として、鍋八農産さんで農業について勉強しつつ、問題の抽出やカイゼン提案から始めました」と話す。 鍋八農産は、愛知県の西部に広がる海部(あま)地域で、農家から水田などを借り受け、作業を請け負う事業を展開
カラスは私たちにとって最も身近な野鳥のひとつです。彼らは人間の社会にうまく入り込んで生きているのですが、近すぎるがゆえに、人間とカラスの間にはたびたび摩擦が起きています。カラスにとっては、生きるための餌がそこにあるから食べているだけなのですが……。 ごみ収集車に群がるカラス そんなカラスを減らそうと、日本各地では箱罠による捕獲が行われています。しかし、箱罠に捕まるカラスは、放っておいても自然淘汰されてしまうものがほとんどです。実際、捕獲されたカラスは、自分で十分な餌を確保できない1歳未満の個体ばかりで、彼らは餌の少ない冬に死んでしまうことでしょう。したがって、捕獲によりカラスの数が減るとは一概には言えません。 とはいえ、カラスに悩まされている人たちからすると、自分の生活が脅かされていることもあるため、とにかくカラスの数を減らしたいのです。ある畜産農家さんは、子供のように可愛がっているウシの
「アリに学べ!ロボットの集団行動最適化プロジェクト」は、ロボット工学や情報工学、数理生態学など、さまざまな分野を専門とする研究者で取り組む異分野連携型のプロジェクトである。しかし、異分野連携型と言っても、実際どのような連携が行われているかをイメージすることは難しい。今回、プロジェクトのメンバーであり、進化生物学を専門とする京都大学・土畑重人博士に、ご自身の研究内容と異分野連携のメリットについて、詳しくご紹介いただいた。 ーはじめに、土畑先生の専門分野についてご紹介ください。 私の専門は、進化生物学です。たとえば、丸い形をしていたほうが、四角い形をしているよりも生き残る確率の高い生物がいるとしましょう。するとその生物では、世代交代のたびに丸い形が増えることになるので、最終的にはみんな丸い形をするようになるはずです。このように、環境に最も上手く適応できた生物の性質が引き継がれていく考えかたのこ
米ライフ株式会社(本社 東京都千代田区、代表取締役 富田航大)は、IoTを活用した米びつセンサーが、お米を正確に管理し、元農家が厳選した精米したての新鮮なお米をお届けする一連のサービスの実証実験を2017年1月より開始します。 米ライフは"美味しい日本のお米"を守ることを目的として2016年8月に設立された農業IoTベンチャーです。 「減反政策の転換による畜産用米飼料の増加」や、糖質制限ダイエットの流行や麺類やパン食などによる「若者の米離れ」が指摘されております。そこで、精米したての新鮮で本当に美味しいお米を消費者に届ける仕組みを「米びつセンサー」によって実現します。 農薬や化学肥料を抑えた特別栽培米などの「安心安全で美味しいお米」はあっても、地元以外での販路を拡大できていません。米と言う字は八十八の手間をかけて作られた事に由来しますが、こだわりを持って作られた美味しいお米は、田んぼの除草
キューバの首都、ハバナの集会に姿を現したフィデル・カストロ氏。(PHOTOGRAPH BY DAVID ALAN HARVEY) 長年キューバを率いてきたフィデル・カストロ氏が亡くなった。カストロ政権のもと、キューバの人々はどのような暮らしを送ってきたのだろう。ナショナル ジオグラフィックの写真家デビッド・アラン・ハーベイ氏が1998年に撮影した写真を紹介する。(参考記事:「キューバ 変化の大波を前に」) キューバの印象について、ハーベイ氏はこのように語ったことがある。「1つだけはっきりさせておく必要があります。キューバに絶望的な貧困は存在しません。通りで寝ている人や、栄養失調の子どもを見ることはありません。でも、物質的にあまり豊かではありませんし、不便なことも多いようです。キューバでは何をするにも行列に並ばなければなりません」 カストロ氏は2006年に健康を患った後、議長の座を弟のラウル
バンガロール(インド)のビルの屋上にあるトイレ。人口12億人のインドでは半数の人々がトイレのない環境で暮らしている。(PHOTOGRAPH BY ANDREA BRUCE) 11月19日は、華やかさにはほど遠い記念日「世界トイレの日」だった。 タブー視されがちなトイレの国際的な記念日が制定されるきっかけを作った人物は、シンガポールのビジネスマン、ジャック・シム氏だ。彼は、2001年に世界トイレ機構(World Toilet Organization)を設立したのに続いて、世界トイレ大学や世界トイレサミットなどのトイレ関連組織を世界中で設立している。 その「ミスター・トイレ」は、劣悪な衛生設備が人々の命を奪い、生産性の損失は数百万ドルにのぼるとして、衛生設備の改革に乗り出した(ただし、ユーモアのセンスは忘れない。2012年の世界トイレの日のスローガンは「I give a sh―, do yo
世界最大の繁殖用の牧場で育てられたサイが、補助的な餌を食べるための草地を歩く。(PHOTOGRAPH BY BRENT STIRTON) 南アフリカ共和国のクレルクスドルプにある世界最大のサイ牧場には、世界のサイの4パーセント強に相当する1300頭が暮らしている。 南アフリカで育った写真家のブレント・スタートン氏は言う。「自然の中で見かけるサイは、3、4頭で行動しています……こんな光景は、普通は見られません」(参考記事:「胸に刺さる、「助けの必要性」を訴える写真12点」) 牧場の所有者であるジョン・ヒューム氏は、角を採取するためにサイを繁殖させている。スタートン氏が指摘する通り、この写真に写っているサイは、よく見ると角が切り取られたばかりなのがわかる。(参考記事:「サイの悲鳴」) サイの角は金よりも価値が高く、ヒューム氏はこれまで角の取引で生計を立ててきた。彼が所蔵している約5トン分の角は
【動画】一度は乱獲で絶滅寸前に追いやられたイタヤラ。今では数が回復し、その存在を邪魔者扱いする人もいる(解説は英語です)。 米国フロリダ・キーズ沖の温暖な海のどこかを、「シルビア」と名付けられた大魚が泳ぎ回っている。希少なハタ科の魚イタヤラの1匹で、体長は180センチほどで、ゴールデンレトリバーのように人懐こい。 シルビアは2014年、ファビエン・クストー氏が海底に設置された海中研究室「アクエリアス」で探査に携わっていたとき、もう1匹の仲間と一緒にたびたび姿を見せていたという。著名な海洋科学者シルビア・アール氏にちなんでクストー氏が名づけた。(参考記事:「海を守る“深海の女王”シルビア・アール」) シルビアよりもさらに体の大きなもう1匹には、クストー氏の祖父ジャック・クストー氏の頭文字を取って「JYC」と名づけた。(参考記事:「アクアラングを発明したジャック・イブ・クストーを支援」) 「ほ
こんにちは、らくからちゃです。 先日、こんな記事を読ませて頂きました。 普段は、製造業のお客様をメインに、原価や会計に関するシステムの導入の支援や活用提案をさせて頂いておりますが、製造現場の仕組みづくりのお手伝いをさせていただくこともあります。その時の経験から、 そして生産情報、すなわち製造業の情報化に関わる分野は、カバーすべき範囲が広いのだ。受注管理システムから始まって、生産計画、BOM(部品表)、製造指示、在庫管理、品質管理、出荷管理、進捗管理、現物管理、POP、設計情報管理、と際限がない。それに比べ、流通情報で覚えるべきなのは販売管理、仕入在庫管理、カードくらいでよかった(当時はまだインターネットは普及していなかったのだ)。 どうして同じ情報システムに関わる科目なのに、製造業と流通業でかくも守備範囲の広さが違うのか? それは、「製造業の方が業務プロセスが多くて複雑だから」である。 に
日本の生乳流通制度はいま、大きな曲がり角に立っている。今秋、政府の規制改革推進会議は「指定生乳生産者団体(指定団体)制度の抜本的見直し」「生乳流通の"自由化"」に関する検討をスタートさせたのだ。 牛乳や乳製品の原料となる生乳は傷みやすく、速やかに乳業メーカーの工場に運んで加工しなければならない。乳用牛の世話に追われる酪農家にその余裕はなく、個々で移送できたとしても効率が悪く、価格交渉で足元を見られるのは自明だ。そこで指定団体が個々の酪農家の生乳を集め、複数の乳業メーカーに安定的に販売している。全国10の地域ごとに指定団体が置かれ、生乳販売代金と国からの補給金をプールして、出荷量や質に応じた金額を酪農家に支払っている。 そもそも指定団体は、立場の弱い酪農家が乳業メーカーと対等に交渉できるようにと、1966年に国によって設立された。組織化され、多くの生乳を扱うことによって、(1)生乳流通の合理
とくしま有機農業サポートセンター活動日誌 有機農業技術者を育成している学校です。有機農家をめざす研修生の奮闘ぶりを綴っています。つくっている野菜や畑のこと。座学や課外授業のこと。大地を守り、いのちを育む有機農業がひろまっている徳島小松島の地域の話題など。いろいろ。 生態系調和型農業理論( Bio Logical Farming )BLOF理論をマスターするために必要な基本知識100個。これを6ヵ月研修のはじめの1ヵ月で理解するのだ! わからない所やあやふやな部分があれば、その都度、質問してほしい。「わからない」と感じた時が、学ぶチャンスなので。机上の勉強は、なかなか身に付かないことが多い。畑で実践する中で、具体的になっていくものだと思う。 ●植物生理について(17項目) 1 光合成とは何か?どのようなメカニズムなのか? 2 葉緑体が光合成をするのに必要不可欠なミネラルは何か? 3 炭水化物
規制改革推進会議農業WGが11月11日に公表した「農協改革に関する意見」をもとに政府・与党は「農業競争力強化プログラム」のなかに全農改革を中心とした農協改革をいっそう促進する方針を明確にした。もちろん農業者、組合員のための改革は必要だが自己改革が基本だ。しかし、今回は政府・与党が改革の進捗状況をフォローアップすることを明記した。これは自主・自立の組織である協同組合組織へのあからさまな介入ではないのか。改革に取り組むにしても、政治はわれわれの農業を地域社会をどこに向かわせようとしているのかを見失ってはならない。経済評論家の内橋克人氏に「今、協同組合人が考えるべきこと」を緊急に提言してもらった。 --11月末の政策決定は規制改革推進会議農業WGから唐突に「農協改革に関する意見」が発表され、結局は、その意見も反映されるかたちで「農業競争力強化プログラム」がとりまとめられて閣議決定されました。一連
マイニュート・サラマンダー属のサラマンダーは体が驚くほど小さく、きわめて珍しい。メキシコの硬貨ペソと一緒に写真に写るのは、成体と幼生(下)のThorius troglodytesで、今回新たに発見された3種の近縁種にあたる。(PHOTOGRAPH COURTESY JAMES HANKEN, HARVARD UNIVERSITY) メキシコのオアハカ州で3種の新種サラマンダーが見つかった。いずれも、硬貨よりも小さな体をしているが、大きな問題に直面している。発見されたばかりだというのに、既に絶滅の危機に瀕しているというのだ。(参考記事:「サラマンダーを襲うアジア産の真菌」) 新しく見つかった3種は、両生類の中では世界で最も絶滅の恐れが高いとされるマイニュート・サラマンダー属(極小のサラマンダーの意。メキシココビトサンショウウオ属とも)に分類される。マイニュート・サラマンダー属の仲間は、かつて
「ヒッシング」(hissing)という英名の通り、彼らは交尾のときも戦いのときもシュッシュッと音を立てる。英ノッティンガム大学の生物学者、ケイト・デュラント氏は、「びっくりしたときには、シュッと短い音を出します」と話す。戦いの際には、もっと大きく攻撃的な音になるという。「そして、メスに求愛するための、3つ目の音があります。長くゆっくりとした『シーーーッ』という音です」 メスにはその音と同じようにセクシーに感じられるだろうが、オスはたいてい、メスに言い寄る前に別のオスと戦わなくてはならない。ライバルの尻を叩き、頭の後方にある角状の突起を使って押し合う。 「ライバルをひっくり返そうとして少しばかり押し合いや引っ掻き合いを演じると、一方が引き下がります。その後、普通は勝った方とメスが交尾をします」とデュラント氏。「このとき、勝者のオスは先ほどよりも甘美な音を出し始めるのです」(参考記事:「【動画
中国南西部の熱帯雨林で見つかった成体のメスのクモ。木の葉に擬態するクモが発見されたのは初めてだという。(PHOTOGRAPH BY MATJAZ KUNTNER) ある夜、クモ学者のマティヤジュ・クントネル氏が登山用ヘッドライトをつけて中国雲南省の熱帯雨林を歩いていると、1本のクモの糸が照らし出された。 それ自体は驚くようなことではない。しかし、木の枝から伸びた糸の先にぶら下がった葉っぱが彼の注意をひいた。近寄ってよく見てみると、彼が木の葉だと思ったものの1つが実際にはクモであることが分かった。(参考記事:「【動画】「ニセのクモ」で鳥をだまして食べるヘビ」) 「クモの巣があるところにはクモがいるのは当たり前です」と、米国のスミソニアン研究所とスロベニアの進化動物学研究所に所属するクントネル氏は言う。 クモ学の専門誌「Journal of Arachnology」で、氏はこの発見を報告した。
上空から見下ろしたハワイ火山国立公園。絶滅危惧の鳥を守るため、土壇場の努力が続けられている。(PHOTOGRAPH FROM DESIGN PICS, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 全長8キロ余りに及ぶフェンスの設置が、ハワイ火山国立公園でこのほど完了した。目的は、米国で絶滅の恐れがあるハワイシロハラミズナギドリを野良ネコから守ること。ネコを防ぐフェンスとしては全米一の長さとなった。(参考記事:「野外のネコは排除されるべきか、米で議論」) ハワイ語で「ウアウ」と呼ばれるこのミズナギドリは、公園内にあるマウナ・ロア火山の斜面で、溶岩石の割れ目の奥に巣を作る。高いところでは標高約3000メートルの地点でも営巣が確認されているが、それほどの高度でも、野良ネコはこの鳥や雛を捕食している。巣穴の外で待ち伏せたり、中に入り込んで襲ったりするのだ。(参考記事:「ネコは野生動
米NASAジョンソン宇宙センターの研究チームは11月17日、推進剤を使うことなく真空で宇宙船に推力を与えられる電磁(ElectroMagnetic)推進システム「EMドライブ」の実験的証拠を公式に発表した。 EMドライブは、密封された容器の中でマイクロ波(電磁波の一種)を反射させるだけで、電力を推力に変換する装置だ。エンジンの軽量化につながり、理論的にはわずか70日でロケットを火星まで飛ばせられる。(参考記事:「米スペースX、壮大な火星移住計画を発表」) しかし、EMドライブは古典的な物理法則に反していることが以前から指摘されており、NASAが言うように実際に動いたとしても、その原理は依然としてわからない。これまでも、EMドライブに関する検証は報告されていたが、疑問視する意見も多く、ほとんどの物理学者はこれを似非科学の領域に押しやっていた。(参考記事:「科学を疑う」) ところが、NASAの
1961年、CIAが製作した東南アジアの地図の横に立つケネディ米大統領。(PHOTOGRAPH BY CENTRAL INTELLIGENCE AGENCY) 2001年9月11日の米同時多発テロの直後、ジョージ・W・ブッシュ大統領と数名の閣僚はキャンプ・デービッドに集合し、米国が採るべき選択肢の検討を行った。彼らの目の前のテーブルには、下の写真にもある通り、米中央情報局(CIA)が製作したアフガニスタンの地図が広げられていた。9.11以降、テロリストのネットワークを追跡し、また2011年のウサマ・ビンラディン捕獲作戦をはじめとする米軍の作戦をサポートするために、CIAは数千枚にも及ぶ地図を製作することになるが、これはその最初期の1枚だ。(参考記事:「米国で見つかった日本の軍事機密「地図」14点」) CIAの地図製作部による仕事の大半がそうであるように、こうした地図は機密とされ、目にするこ
木に登って獲物を引きずり下ろしたあと、ヒョウが立ち止まってヒョウを食べ始めた。(Photograph by Sergey Gorshkov) 衝撃的な写真だ。ヒョウが別の1頭の死骸を木から引きずり下ろしている。その後、ヒョウは立ち止まって獲物を食べ始めた。 こうして目の当たりにするのは珍しいが、野生のヒョウが共食いをする例は多く、専門家はその原因を模索している。よくあるのは、競合を排除し、自分の縄張りを確保するために、年長のオスが若いオスを殺してしまうケースだ。(参考記事:「オスのヒョウの子殺し、撮影に成功」) ヒョウが特にヒョウの子どもを殺す場合、進化論的な理由は明らかです、と大型ネコ科動物の保護団体「パンセラ」の代表を務めるルーク・ハンター氏は言う。「パンセラ」はナショナル ジオグラフィック協会のビッグキャット・イニシアチブと提携している。 「自分と血のつながらない子どもの父親になる余
米国ハワイには、世界でこの島々にしかいない小さなガ(蛾)のグループがいる。まつげほどの大きさしかないものもいて、長年、見つけるのも研究するのも難しいとされてきた。 だがナショナル ジオグラフィック協会のエクスプローラー、クリス・A・ジョンズ氏はその難題に取り組んでいる。たとえば彼は、この小さなガの幼虫が特定のハワイ原産の植物だけを食べることをつきとめた。幼虫は、自分が食べる植物の葉の内部組織に潜りこんで暮らすのだ。(参考記事:「コスタリカ 昆虫中心生活 第11回 葉っぱの芸術家たち」) 彼が調べているのはハワイ固有のフィロドリア属(Philodoria)のガで、これまで40種以上が確認されている。どれも近縁の仲間であるにもかかわらず、食べる植物は種ごとにバラバラで12もの科におよぶ。ところがそれらの植物の多くが、現在、絶滅が危ぶまれる状態にある。 「それぞれの種が特定の植物を食べる一方で、
こんばんは社畜です。今日も深夜帰りで家庭がピンチ! さて、今日はタイトル通りの事を言いたいのですが、もう文章を書きたくなくなってしまいました。 さて、なんかASKAさんが大麻容疑で逮捕されて、3年振り2度目的な強豪校の仲間入りを果たした訳ですが、なんかその逮捕前のタクシー映像がマスコミに流出したとかで話題になっていますね。なんか昼間に入った場末の食堂で流れるテレビで、私もそんな映像をチラっと見たような気がします。 インターネットではなんか「騒ぎ」になってましたね、我々の映像も全部録画されて流出してしまうのでは、とかなんとか。 まぁそうなんですよね。そうなるんですよ。我々はタクシーをそういうものだと思って乗らなきゃ行けないんです。 ところでこちらのお話をご覧下さい 時給800円とか900円のバイトに、店と金庫の鍵持たせて、バイトだけで開店作業や閉店作業させるということの異常性を、日本の経営者
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