抑草のための水田深水管理における イネ深水抵抗性に関わるゲノム領域を特定 -農薬削減、持続的な食料・農業生産に貢献- 東京農工大学大学院連合農学研究科磐佐まりな氏、同大学農学研究院生物生産科学部門大川泰一郎教授、農研機構西日本農業研究センター浅見秀則氏、農工大発ベンチャーの有機米デザイン株式会社中村哲也氏らの研究グループは、除草剤を減らして、水田の雑草発生を抑制するための深水管理条件におけるイネの旺盛な生育に関わるゲノム領域を特定することに成功しました。この成果により特定されたゲノム領域を品種改良に利用することで、除草剤を減らし環境負荷を軽減した持続的な農業生産の拡大につながることが期待されます。 本研究成果は、Riceに2023年11月25日に掲載されました。 掲載誌:Rice 論文名:Identification of genomic regions for deep-water re