今年3月、新型コロナウイルスワクチンを接種する菅義偉首相 (c)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 古川俊治参議院議員。自民党新型コロナウイルスに関するワクチン対策プロジェクトチーム事務局長、医師・医学博士 (c)朝日新聞社 新型コロナウイルスの感染が再拡大するなか、政府は埼玉、千葉、神奈川、愛知の4県に「まん延防止等重点措置」を適用することを決定した。二階俊博・自民党幹事長から「五輪中止も選択肢」発言も飛び出すなか、五輪開催に向けたカギともなる「ワクチン接種」は、遅々として進んでいない。この現状を自民党はどうとらえているのか。自民党の新型コロナウイルスに関するワクチン対策プロジェクトチーム事務局長の古川俊治参議院議員に聞いた。 【ランキング】日本のワクチン接種率は「世界60位」という衝撃のデータはこちら * * * ■「ワクチンより治療薬」という頭があった ――二階幹事長が東京五輪