タグ

ブックマーク / satoshi.blogs.com (108)

  • 「皆既日食地図」に学ぶプレゼンのテクニック

    プレゼンテーションの目的とは、来、限られた時間のなかで、不特定多数の人たちに『感動』『共感』『提言』などをアピールするための手段や方法であるだろう。そのため、プレゼンテーション資料は、一瞬で理解できるものが好ましい。資料のフォント数は30ポイントフォントくらいが米国では用いられていることが多い。そして、驚かされることの一つとして、その利用方法の違いである・・・日米では大きく異なっている点だ。そこで、WikiPediaをアクセスすると、その解説自身が、まさに日米比較をそのまま反映している(URLアドレス、概要)・・・・?! *「presentation」: http://en.wikipedia.org/wiki/Presentation *「プレゼンテーション」: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%BC%E3%83

  • 普通のiPhoneユーザーは月に100MB以上のデータを送受信する

    iPhoneは現在のところ米国でしか販売されていないし、AT&Tのネットワークでしか使えないが、興味深いのがそのデータ通信料金。使い放題で$20ドル(訳2400円)と良心的な値段だが、一つ興味があったのが、パソコン並の機能を持ったブラウザーとメールクライアントを乗せたiPhoneの場合、どのくらいのデータ量を使うことになるのだろうということ。 ちょうどiPhoneを入手して二週間になるので、settings->usageのページを開いて調べてみた。AT&TのEDGEネットワークを使って(つまりWiFiの圏外で)送信したデータが20MB、受信したデータが120MBである。これを月に換算すると300MB近いデータ(パケット換算で200万以上)を送受信することになる。 私がヘビーユーザーであることを差し引いても、普通のユーザーが月に100MB(78万パケット)以上のデータを送受信する可能性は十分

  • 全米には既に30万人の「歩くiPhone広告塔」がいるという事実

    左の写真は、焼肉屋に集まった4人全員がたまたまiPhoneを持っていた様子。この状況だけでも結構すごいのだが、もっとすごいのが全員が「いかにiPhoneを持っていることが楽しいか」を口々に語り始めたこと(ちなみに、二人は女性。三人は、iPhoneを使いたいがために別の携帯電話会社からAT&Tに乗り換えたユーザー)。 USA Todayのアンケート調査でiPhoneを買った人の90%が「とても満足している」との結果が出たそうだが(参照)、確かにうなずける数字だ。 Appleは最初の30時間で27万個のiPhoneを売ったと発表したばかりだが、その後の販売も順調であることを考えれば、少なくとも30万人の「iPhoneを買ってとても満足している」ユーザーたちが、歩く広告塔となって全米でiPhoneをさもうれしそうに使いながら宣伝しまくっているということになる。 これぞ「バイラル・マーケティング」

  • 「ギークの格言」ベストスリー

    diggで見つけた"The best geek Quotes, Sayings and Phrases"というエントリー。そのうち、私の笑いの琴線に触れた三つを紹介する。 ・There are 10 types of people in the world: those who understand binary, and those who don't. →この世の中には10種類の人間がいる。二進数が分かる人間と、分からない人間だ。 ・I would love to change the world, but they won't give me the source code. →僕は喜んで世界を変えてみせるつもりなんだけど、奴らったらソースコードを僕に渡してくれないんだ。 ・The glass is neither half-full nor half-empty: it's twi

  • iPhoneのYouTubeが意外と使えない件について

    iPhoneに関してはベタボメ状態の私だが、数ある機能のうち「使えない」と思うものが一つだけある。Youtubeだ。iPhoneの入手当初2~3日は目新しくてなんどかYoutubeビデオを見たのだが、それ以来ぜんぜん使っていない。 なぜかといえば、Youtubeは私を含めたほとんど人にとって「ブラウズする」ものではなく、「他の人のブログに貼り付けてあるものを見るもの」であるからである。 CGMサービスの「おもてなし」をデザインするときに強く意識すべきなのは、 作る人の数 << 作品を積極的にブラウズしたりコメントを加えたりする人の数 << 他の人たちが発掘してくれた作品をROM状態で楽しむ人の数 だという事実である。この比率はサービスによってことなるのだが、Youtubeの場合その比率は、Web2.0Expoで得たデータによれば 1 : 10 : 250 ぐらいだそうである。つまり、you

  • lossless codecの話

    AppleiPhoneBluetoothを採用しながら、ワイアレス・ヘッドフォンでのステレオ・ミュージックを楽しむことを可能にする肝心のAD2P(Bluetooth Advanced Distribution Audio Profile)をサポートしていないことに関しては、業界でさまざまな議論や憶測を呼んでいる(参照1、参照2)。 iPhoneのメニューから、Settings->General->About->Legalとたどると、iPhoneテクノロジーを提供している企業のリストを見ることができ、そこにはOpen Interface North America Inc.(OINA)のBLUEmagicがBluetoothのプロトコルスタックとして採用されていることが書いてあるが、AD2Pに関する記述はない。既にロジテックのワイアレス・ヘッドフォンを持っている私としては、ぜひともサポ

  • 携帯電話の新規購入者の16%がiPhoneに買い換える予定

    だんだん「iPhoneブログ」のようになって来たしまったこのブログだが、毎日のようにその恩恵にあずかっているのだから仕方がない。ここで紹介する記事も、iPhoneのブラウザーで時間つぶしにネット・サーフィンをしていて見つけたもの。 ... But it's when respondents were asked about their planned cell phone purchases over the next six months that the full transformational impact of the iPhone is seen. Among respondents who say they plan to buy a cell phone in the next six months, an astounding 16% say they'll purcha

  • cap ... at ..., decide against ...

    今日紹介するのは、"UK government resists music industry pressure, caps copyrights at 50 years"という記事。音楽ファンにとってはとても重要なニュースなので要チェックだ。 タイトルを私なりに訳せば「英国政府、音楽業界の圧力にも負けず著作権法の適用期間を50年に制限」となる。"cap ... at ..."という表現は、何かに上限を定めるという意味だが、この場合のcapは名詞ではなくて動詞であることに注意。 ちなみに文冒頭に、 Music copyrights will remain fixed at 50 years after the British government decided against extending their term to as much as 95 years. という文があるが、"d

  • 「英語うんちく」を独立したブログとしてスピンアウト

    ネットやデバイスのことから、料理英語・科学うんちくまで、特に脈略もなく好き勝手なことをこのブログで書いている私だが、ここで一つ実験をしてみようと思う。 英語に関するうんちくを傾けるエントリー(今まで「英語うんちく」というカテゴリーで書いてきたもの)を別立てのブログとして独立させ(会社で言うところのスピンアウトだ)、SEOや広告収入の面で何らかの違いが出るものかを調べてみることにした。 対象とする読者は、英語を勉強しているもしくはしたいと思っている学生や社会人。出来るだけIT色を消し、エントリーは英語関係のものだけ限定する。 試しに一つエントリーを書いてから、アマゾンの「おまかせ広告」を貼り付けてみると、ちゃんと英語関係の商品や書籍が表示される。これが、ターゲットを絞ったブログの利点だ。 飽きっぽい私のことだから、どこまで続けられるか分からないが、とりあえず最初に書いたエントリーが、「イデ

  • Appleパソコンの米国でのシェアが5.6%に

    IDCの発表によれば、第二四半期の米国におけるPCマーケットで、Appleのシェアが5.6%になったこと。一年前の4.8%から0.8%の上昇である(左のパイチャートはMac Rumorsより拝借)。 0.8%と言えば小さく聞こえるが、もともとが4.8%であったことを考えれば大幅な躍進だ。 長いこと4%前後で低迷してきたAppleパソコンのシェアだが、iPodの成功・iTunesの浸透・インテルCPUの採用、と着実にこまを進めてきた結果がやっと形になって現れてきたわけだ。 以前にもここで書いたことがあるが、パソコンがコモディティ化し、ネットが普及してくると、一般ユーザーがわざわざ専用のアプリケーションをインストールして走らせる必要はなくなってくる。 そうなると、「サード・パーティのアプリケーションがたくさんあるから」というWindowsの利点が実質的に失われることになり、「セクシーさ」だとか

    agw
    agw 2007/07/20
  • iPhoneのビジネスモデル

    Appleの株価がすごい勢いで上昇しているが、それもこれもWallstreet(日で言う「兜町」)のiPhoneへの期待の大きさゆえのもの。世界の携帯電話出荷量のわずか1%の「年間一千万台販売」が目標であるにも関わらずに、なぜこんなことになるかを理解するには、携帯電話業界のビジネスモデルの理解が必要だ。そこで、今日はそのあたりの解説。 注目すべきなのは、$499(4GBモデル)、$599(8GBモデル)という「コストを反映したまっとうな」値段で売られているという点。 この点に関しては、日も米国も同じだが、普通の携帯電話は「コスト以下」で売られるのが一般的である(「1円ケイタイ」が良い例)。どうしてそんなことが可能になるかというと、月額課金からの収益を見越した「販売奨励金」というものが小売店に渡されるからである。米国の場合で平均$250(約三万円)、日では3万円から4万円とも言われるこ

  • iPhoneのおもてなし:パッケージ編

    たぶん、たくさんのAppleファンたちがすでに書いているだろうからわざわざ私が指摘するまでもないとは思うが、一応触れておきたいのがAppleのパッケージング。家に持って帰る途中、家に帰ってからパッケージを開ける時のドキドキ感までにちゃんと気をつかったおもてなしはAppleならでは。 まるでジュエリーショップでくれそうな感じの手提げ袋は、明らかに「あの人iPhone買ったんだ」と他の人の目を集めるため。買った人の優越感をくすぐりながら、しっかりと広告塔にしてしまうあたりが巧みなマーケティング。 そして宝石箱のようなパッケージングは、「自分は特別なものを買ったんだ」という満足感と高揚感をあおるみごとな演出。日の携帯電話やデジカメのパッケージではこの高揚感は得られない。 おおかた予想できるのだが、この手のエントリーに対しては、読者からのフィードバックが「やはりAppleすごい」という賛成意見の

  • Life is beautiful: iPhoneのおもてなし:買った瞬間から目に見えて違うおもてなし

    二週間遅れでやっと手に入れたiPhoneだが、まあなんと言ってもすごいのがその「おもてなし(User Experience)」である。User InterfaceとUser Experienceの違いを理解していない人がこの業界には多いが、そんな人たちのためにも、iPhoneのおもてなしのすごさを少し書いてみようと思う。 まず、iPhoneを入手した時の一番の驚きは、iPodと同じく「ごく普通にAppleストアで買って、すぐに持って帰ることができる」点である。日でも米国でも、携帯電話買った時にはお店でアクティベーション(日語では「開通手続き」)をしてもらう必要がある。これが結構時間がかかって面倒な上に、人気機種の売り出し日などはカウンターの前に人が不必要にあふれてしまい、店員はてんてこまいだし、お客は疲労してしまう。 徹夜組みが出るほどのiPhoneの発売日は、さぞ悲惨なことになると思

    Life is beautiful: iPhoneのおもてなし:買った瞬間から目に見えて違うおもてなし
  • AJAX vs. Flash、fladdictブログより

    昨日のエントリーで、深津氏のブログに「Flash使いから見たAJAX」のことが書かれていて読んで勉強になった話を書いたのに、それらのエントリーへのリンクを張るのを忘れていたので、今日はそのリンク集。 以下のエントリーは、AJAXが騒がれ始めた2005年3月から2006年1月の間に書かれたものだが、この「閉じたFlash」vs.「オープンなAJAX」という構図は相変わらずである。特に、FlashはActionScript3.0で大幅に言語として整備されたにも関わらず、AJAXに押されぎみなのはなんとも微妙である。 それで思い出したのが、GoogleUIEngineの説明に行った時の会話。「もっとオープンにしてくれ」という彼らに、「Flashはどうなんだ」と答えると、「Macromediaの連中にもオープンにしろと言いつづけている」と言う。GoogleもYoutubeなど一部のサービスではF

  • ウェブサービスAPIにおける『成りすまし問題』に関する一考察

    先週の末に、はてなのウェブ・サービスAPIを使ったMash-upアプリをFlash上で作り始めていきなりつまずいたのが、Cross-Domainセキュリティ。satoshi.blogs.comから取得したswfファイル上のActionScriptからb.hatena.ne.jp下にあるRSSフィードだとかXML-RPCにアクセスができないのだ。 「確か方法があったはず」と調べてみると、はてな側がサーバーにcrossdomain.xmlというファイルを置いて明示的にCross-Domainアクセスを許可していなければならない、という。そこで見つけたのが、「Flashから各APIの操作、データのロードができるよう、サーバ上に「crossdomain.xml」というポリシーファイルの設置をお願いしたい。」というはてなアイデアへのリクエスト。2006年の2月にリクエストが出されているのだが、11月

  • JavaFX Script 入門、とりあえず言語仕様に目を通してみた

    CNetでも報道された通り、Sunが独自のスクリプト言語JavaFX Scriptを発表した。テクノロジーの優劣だけで決まるものではないので、この試みがうまく行くかどうかは何とも予測しがたいが、とりあえず言語仕様が公開されたので目を通してみた。 私なりに興味深いと思った点は以下の5つ(ただし、私なりの拡大解釈が多少入っている可能性もあるので要注意)。 1.宣言型のUIをサポートしていること 宣言型大好き人間の私としては、この方向性は大賛成(ちなみに、UJMLも宣言型のUI言語^^)。"押してね!"というラベルがついたボタンを表示するには、こう書けば良い。 Frame { content: Button { text: "押してね!" action: operation() { System.out.println("押してくれて、ありがとう"); } } visible: true } 2

  • Life is beautiful: 本質的でないものを徹底的に排除すると美しくなる(「アップルのデザインの秘密」より)

    アップルの作る製品のデザインがなぜあれほどにすばらしいかを熱く語った文章を発見。一番気に入った部分を引用してみる。 "The businessman wants to create something for everyone, which leads to products that are middle of the road," says Brunner. "It becomes about consensus, and that's why you rarely see the spark of genius." "Critical to Apple's success in design is the way Jobs brought focus and discipline to the product teams," ­Norman says. "[Jobs] had a s

    agw
    agw 2007/05/13
  • 21世紀の錬金術:Web2.0バブルで一儲けする方法

    【材料】 ・小さな学生ベンチャー。東大・京大などの有名校の理学部・工学部の卒業生が集まって作った10人程度の企業。売り上げどころかビジネスプランすらちゃんと描けていないが、そこそこの技術力とハングリー精神だけはある、というタイプがベスト。資金は少ない方が良く、VCからの資金調達前でなければならない。 ・3~4億円程度の資金 ・欲の皮のつっぱった証券会社へのコネ 【レシピ】 1.まずは、顧客としてこのベンチャー企業にアプローチする。ビジネスプランもろくに持たないベンチャー企業の場合、とりあえずは「開発の下請け」でも何でもやって売り上げを立てなければならないので、その弱みを突く。Web2.0っぽいものならブログでもSNSでも何でも良いので、とりあえずシステム構築を発注する。この段階での発注額は二~三千万円ぐらいに抑えておくが、それでもこの会社にとっては「最大の顧客」となるはず。 2.その会社

    agw
    agw 2007/04/25
  • Apple TV、初日の感想

    昨日手に入れてから、twitterで最初の体験を実況中継していたApple TV。この手のデバイスの「おもてなし」を評価するには、一番最初の印象がとても大切なので、忘れないうちに箇条書きにしておく。 【良い点】 ・セットアップが簡単 - マニュアルを見ずに10分ぐらいでセットアップできた。 ・小さくて静か - ファンがないので静かだし、外付けACアダプターがないのが良い。 ・シンプルで使いやすいUI - さすがアップル。リモコンも最高。 ・多国語対応 - 米国で買ったモデルなのに、日フォントもちゃんと入っている。 ・美しいフォント - このあたりにこだわるところがアップル。とても大切。 ・上映中の映画の宣伝が見れる - 以外にもこれが結構楽しいし、役に立つ。 ・iTune上の音楽テレビのスピーカーで聴ける - これがなかなか良い。 ・難しいことはiTunesからすればよい - タイト

  • Life is beautiful: 就職・転職活動に役にたつブログの書き方

    以前にも、「就職・転職活動にブログを利用すべき時代が来ている」と書いたことがあるが、今朝のWall Street Journalの「How Blogging on the Web Can Help You Get a New Job」という記事には、ブログが履歴書以上の価値を持ち始めていることが、ブロガーをピンポイントでヘッドハントするヘッドハンターの実例などを交えて述べられている。 その記事に、「Making Your Blog Recruiter Friendly」と称して「就職・転職活動に役にたつブログの書き方」が箇条書きにされてあったので、私のコメント(→以下)付きで紹介する。 ・ブログにタグラインを付けて、ブログのテーマを明確にする → 同意。私のブログの場合、「永遠のパソコン少年の理科系うんちく」がタグライン。もちろん、タグラインを付けるだけでなく、そのテーマにのっとったエント

    agw
    agw 2007/04/11