井伏鱒二、太宰治… 近代の日本文学史にその名を刻んだ文豪・文士たちが集ったのが、東京・阿佐谷です。 この文学ゆかりの街に、唯一残っていた新刊を扱う本屋の閉店が決まり、惜しむ声が相次いでいます。 43年目の決断、惜しむ声 1980年に開業したJR阿佐ヶ谷駅前の「書楽」。 「古典」や「人文・文芸」といったジャンルの書籍を豊富に取りそろえているほか、仕事帰りの人でも利用しやすいように深夜0時まで営業するなど、地元の人たちに親しまれてきました。 店は地元のタレント、阿佐ヶ谷姉妹も利用していて、店内にはサインも飾られています。