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ブックマーク / jtsutsui.hatenablog.com (2)

  • 「謎解き型」論文の例 - 社会学者の研究メモ

    社会学, 教科書以前のエントリで「謎解き型」論文の例として取り上げたのは、小笠原先生の『有償労働の意味』でした。小笠原祐子, 2005, 『有償労働の意味:共働き夫婦の生計維持分担意識の分析』社会学評論56(1):165-181.謎:同じだけ働いていても女性がより多く家事を負担するのはなぜか?答:労働の「意味」が違う。女性は将来辞めるかもしれないから、仕事はあくまで旦那の仕事の補助という位置づけ。(意味づけレベルで対等だと、家事分担もより対等になる。)すばらしい謎解きだと思います。ただ、まだ多数サンプルで実証されてはいません。(実は私が科研で独自に採取したデータで検証してみたのですが、うまく結果が出ませんでした。データの取り方がまずかったのかも。)このほかにいくつか例を挙げておきますので、参考にしてください。「社会学的想像力」を鍛えたい方は、「謎」の部分だけみて、「答」を自分で考えてみてく

  • Google Motion Chartで出生率の変化をみてみる - 社会学者の研究メモ

    Google Spreadsheetでは、Motion Chartという機能が使えます。これがかなり楽しい。 試しにWorld Bank (World Development Index)のデータを使って、一時期話題になった出生率(TFR)と女性労働力参加率(FLR)の関係を「動くチャート」にしてみました。(Googleガジェットなので、はてなダイアリーにも直接埋め込みできるのかもしれないけど、なんだか面倒そうなので自分のサイトに置いています。) Understanding the Relationship between TFR and FLR using Google Motion Chart 全部で4つチャートがあります。なんでこんなにたくさんあるかというと、1つは各国の動きをはっきりさせるために国を限定したチャートを作ったことです。もう1つは、データの制約から、スパンを長くとると国

    Google Motion Chartで出生率の変化をみてみる - 社会学者の研究メモ
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