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ブックマーク / monoist.itmedia.co.jp (8)

  • リアルタイムOSとは何か、ここ最近10年の動向を概説する

    リアルタイムOSとは何か、ここ最近10年の動向を概説する:リアルタイムOS列伝(1)(1/3 ページ) IoT(モノのインターネット)市場が拡大する中で、エッジ側の機器制御で重要な役割を果たすことが期待されているリアルタイムOS(RTOS)について解説する連載。第1回は、リアルタイムOSのここ最近10年の動向について概説する。 リアルタイムOS(RTOS)は、組み込み向けシステムにおいて、既に欠くことができない重要なコンポーネントになっている、と言うと「えー」という声も聞こえそうだが、事実そういうポジションにある。 RTOSとは何か、という話は3年ほど前にもTechFactoryで一度書かせていただいているが、要するに組み込み向けに最適化した(特にリアルタイム応答性能を重視した)軽量なOSである。 先述の記事では、以下の7つの特徴をご紹介した。 複数スレッド(タスク)の並行動作が可能 最

    リアルタイムOSとは何か、ここ最近10年の動向を概説する
    ahat1984
    ahat1984 2022/10/16
  • 若手エンジニアたった1人のメーカー経営(前編)

    ビーサイズ(Bsize)は、神奈川県小田原市にある家電メーカーだ。同社が開発・販売する製品が、LEDデスクライト「STROKE(ストローク)」(2011年12月27日に発売)。既に、独「red dot design award 2012」「2011年度 グッドデザイン賞(GOOD DESIGN AWARD)」も受賞した。 STROKEのキャッチコピーは、「最高の光、最小の構造」。その筐体は、細いパイプ1。作業者の視界を遮らず、あまり主張しないデザインとしている。光源はLEDなので省電力で、かつ6万時間持つ。演色性のクラスは1A(平均演色評価数Raで90以上)で、自然光を忠実に再現可能だ。 ライトが照らす範囲は広角になっている(以下の写真)。周囲を広く均等に照らせるため、従来のスタンドのように、「角度を変える」「高さを変える」あるいは「置く場所を変える」といったことを考えなくてもよい。また

    若手エンジニアたった1人のメーカー経営(前編)
  • 「Androidで誰がもうかるのか?」――誰かがもうかるルールの下でゲームをしよう!

    フィーチャーフォンはネットワークインフラの状況に合わせ、計画的にアプリケーションが投入され、予想されるトラフィックの範囲内で極度のアクセス集中が起こらないようコントロールされてきた。しかし、スマートフォンではハードウェア、ソフトウェア、サービスを密に結合してパッケージ化するのではなく、アプリケーションの開発基盤を開放し、誰もが携帯電話のネットワークを使ったアプリケーションを開発できるようになっている。 スマートフォンの世界で、端末の価値を決めるのは携帯電話事業者や端末メーカーではなくなっている。いや、もちろん端末の性能やデザインといった要素は残るものの、その上で動く機能の多くは、ユーザー自身がインストールするソフトウェアと契約するサービスに依存しているのは明らかで、ローエンド端末からハイエンド機まで、基的には同じアプリケーションやサービスが利用できる。 無論、“ガラケー機能”を取り込むな

    「Androidで誰がもうかるのか?」――誰かがもうかるルールの下でゲームをしよう!
  • Androidの成長と課題、その劇的な道のり

    Androidの成長と課題、その劇的な道のり:金山二郎のAndroid Watch(2)(1/2 ページ) 金山二郎のAndroid Watchの第2回。Android回想の後半に当たる今回は、いよいよ登場したAndroidがたどった“道のり”について紹介。それは決して順風満帆なものではなかった!! 連載開始に当たり、「Android」のこれまでの動向を振り返っています。前回は、Androidが登場するまでの流れをまとめました。 携帯電話という特別な力を持つ業界において、Googleというやはり特別な力を身に付けた企業が次世代のソフトウェアプラットフォームとして送り出したAndroidは、いやが上にも注目の的となりました。単に携帯電話の内部のソフトウェアというだけでなく、「Androidフォン」としてスマートフォンの一翼を担い、今でも当たるべからざる勢いで成長し続けています。 しかし、そん

    Androidの成長と課題、その劇的な道のり
  • 当たり前のことを確実に――“Appleのモノづくり”から足元を見つめ直す

    当たり前のことを確実に――“Appleのモノづくり”から足元を見つめ直す:田雅一のエンベデッドコラム(10)(1/2 ページ) 数多くのモノづくり現場を取材してきた筆者。今回はMacBook、iPod、iPhoneiPadなど世界的に注目されるプロダクトを世に送り出し続けるAppleにフォーカスし、筆者ならではの切り口で“Appleのやり方”に迫る。 「次回はスティーブ・ジョブズ氏の“モノづくりの姿勢”に関してまとめてくれないか」――ジョブズ氏の死から数日後、編集部からそんなリクエストを受けた。とはいえ、私はジョブズ氏に、Appleの経営や製品開発について、直接取材したわけではない。それはさすがに無理だ……。 しかし、筆者はジョブズ氏に極めて近い位置でAppleの業務執行に約6年間携わってきた人物とAppleについて繰り返し、何度も話をしてきた。時に、随分と長い時間話し込んで、さまざま

    当たり前のことを確実に――“Appleのモノづくり”から足元を見つめ直す
  • Windowsのリアルタイム拡張「RTX」と組み込み機器への応用

    2.Windowsをリアルタイムシステム化するアプローチ “Windowsがリアルタイム性を保障できないこと”はマイクロソフト自身も認めるところです。Windows環境でリアルタイム性を必要とする場合は、他のRTOSとの併用、あるいはWindowsにリアルタイム機能を付加する製品を使用しなければなりません。 さて、ここであらためて“リアルタイムシステム”について考えてみましょう。 リアルタイムシステムとは、別の言い方をすると「応答時間が保障されたシステム」といえます。ある限られた時間内に必ず処理を実行できることがリアルタイムシステムの要件です。もちろん、Windows自身もそれなりに高速ですが、どんなに高性能なCPUを使っても最大で数十ミリセカンドの遅延(レイテンシ)が発生します。相手が人間であればこの値は十分短いため、“Windowsはソフトリアルタイム性についての機能を満たしている”と

    Windowsのリアルタイム拡張「RTX」と組み込み機器への応用
  • フルスクラッチの“Hello World”を動かしてみよう

    フルスクラッチの“Hello World”を動かしてみよう:H8マイコンボードで動作する組み込みOSを自作してみよう!(1)(1/3 ページ) 学習用、ホビー用の組み込みOSとして「KOZOS」があります。連載では「KOZOS」を使ってH8/3069Fマイコンボード上でいろいろと実験をしつつ、フルスクラッチで組み込みOSを自作していく過程を体験してみます。最終的にはソフトウェア完全自作のWebサーバを動かします。 1.はじめに:組み込みOSと汎用OS 近年の組み込みシステムは、大規模化・複雑化が進んでいます。また、それと同時に、コスト削減のため、従来複数のマイコンで制御していた周辺デバイスを単一CPUで処理させようとする動きもあります。 こうした要件を満たすために利用されるのが「組み込みOS」です。組み込みシステムにもOSを搭載することで、資源(システムリソース)をうまく分配して有効活用

    フルスクラッチの“Hello World”を動かしてみよう
  • フルスクラッチの“Hello World”の仕組みを見てみよう

    連載では、学習用・ホビー用の組み込みOS「KOZOS」を使ってマイコンボード上でいろいろと実験をしつつ、フルスクラッチで組み込みOSを自作していく過程を体験してみます。最終的には、ソフトウェア完全自作のWebサーバを動かします。 前回「フルスクラッチの“Hello World”を動かしてみよう」では、「H8/3069Fマイコンボード」上でフルスクラッチの「Hello World」を動かしてみました。第2回の今回は、前回動作させた「Hello World」のソースコードについて解説し、組み込みソフトウェアでのHello Worldの動作の仕組みについて見ていきます。 1.マイコンボード 連載では秋月電子通商の「H8/3069Fネット対応マイコンLANボード(完成品)」(図1)を利用します。マイコンボードの詳細については、連載第1回を参照してください。 このマイコンボードは3750円(税込

    フルスクラッチの“Hello World”の仕組みを見てみよう
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