横浜市のホームページに小学校への襲撃予告を書き込んだとして男子大学生(19)が誤認逮捕された事件で、静岡家裁は30日、保護観察処分の取り消しを決めた。大学生の父親は30日、弁護士を通じて「息子の心情を思うとやりきれない」とコメントした。 家裁は朝日新聞の取材に対し、保護観察処分を決めた当初の審判について「少年事件は非公開なので答えられない」とした。 決定を受けて大学生の父親が報道各社にコメントを寄せた。「息子は否認にもかかわらず、警察・検察から不当な圧力を受け、理不尽な質問で繰り返し問い詰められ続けた」と捜査を批判。「家族への配慮と自分の将来を考え、絶望の中で事実を曲げ『自分がやった』と自供した。息子の心情を思うと、やりきれない」「最も悲しいのは、親が息子の無実を疑ってしまったこと」と心情を吐露した。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログイ