年代を問わずなじみ深い菓子のひとつ、どら焼き。最近はあんに生クリームを加えた商品なども登場し、味に幅も出てきた。そこで手みやげに喜んでもらえそうなお薦めを専門家に試食して選んでもらった。1位 亀十「どら焼」(東京都台東区) 1900ポイントふわふわで甘さ控えめ 浅草雷門の斜め前に店を構える。創業から90年続く、行列の絶えない人気店の一品はその大きさに目を奪われる。だが独自製法で焼く皮は、シフォンケーキのようにふんわりとやわらかく、女性でもぺろりと食べられる。皮にはあえて自然なムラを残す。これは10年以上経験を積んだ職人だけが焼ける職人技だという。 北海道産小豆を使ったあんは甘さを控え、小豆の自然な風味を生かしている。手作りなので1日3000個の限定販売。基本は店頭販売で、そのほか週に1回程度、全国各地のいずれかの百貨店で販売している。取り寄せにも対応しているが、時間がかかる。ほかに白あんも