千葉4区周辺の区割り変更の勧告 一票の価値が全国の衆院小選挙区で最も軽かった千葉4区(船橋市)が分割される見通しになった。衆院選挙区確定審議会は28日の勧告で、4区の一部を隣の13区に編入するように求めた。今回の見直しで千葉県内すべての選挙区で一票の格差が2倍以内に収まる見込みとなったが、抜本的な解決にはなお遠い状況だ。 ■4区の一部、13区に編入 有権者数が最多の千葉4区と、最少の高知3区との格差は2・43倍に達していた。勧告は、北総線沿線など船橋市北部を4区から切り離し、隣の13区に編入する内容。勧告通りに実施された場合、県内の区割り変更は13区が新設された2002年7月以来となる。 13区に編入されるのは、船橋市北部の二和(ふたわ)、豊富(とよとみ)両出張所の管内だ。管内の人口は2010年の国勢調査で7万64人で、市人口の11・5%を占める。 続きを読むこの記事の続きをお読みい