秋田県央部の警察署に勤務する20歳代女性巡査が勤務中にスマートフォンで自分の制服姿を撮影して交際相手に送ったとして、所属長訓戒となっていたことが20日、県警への情報公開請求で分かった。 処分は12月26日付。 県警監察課によると、巡査は2016年8~10月、職場のトイレで自分の制服姿を撮影し、無料通話アプリ「LINE(ライン)」で当時交際していた男性に送るなど、数百回にわたって勤務中に私用でスマートフォンを使った。また、所属長の承認を得ずに、少なくとも2回、県外へ宿泊を伴う旅行に出かけた。 県警の内規では勤務中に電子メール類を私用で使うことや所属長の承認なしに宿泊を伴う旅行をすることを禁じている。情報漏えいはなかったという。 同課は「警察職員としての職責の自覚を促し、再発防止に努める」とコメントした。