クサナギ君の復帰が決まり、実質的な地デジ普及策としての「エコポイント」制度が始まって「地デジカ」が話題に上る機会もめっきり減ってしまった。だが、この歴史に残るオールドメディア対ネットコミュニティの戦いを忘れるわけにはいかない。 ここから分かったのはオールドメディア側の独善とネット側の創造力だ。これなら未来のネット社会も安泰。それが分かったのも地デジカのおかげだ。ありがとう、地デジカくん! と、謝意を述べる前に、ご存知とは思うが、簡単にことの経緯をまとめておこう。 まずデジタル放送推進協会が地デジ推進のためにイメージキャラクターとして起用したタレント、つまりクサナギ君が全裸になって逮捕。その彼と入れ替わるように登場したのが、鹿をモチーフにした民放連のキャラクター「地デジカ」だった。 地デジカは公開されるや大きな話題になった。鳩山総務相と着ぐるみのツーショットはシュールだったし、スクール水着か
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