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違法ダウンロードの拙速な刑事罰化に反対する国会議員が徐々に増えているが、予断を許さぬ状況に変わりはない。「ユーザーは選挙区の議員に働きかけてほしい」と、津田大介さんは言う。 違法にアップロードされた音楽ファイルなどをダウンロードする「違法ダウンロード」に対し刑事罰を導入する著作権法改正案の修正案を、自民・公明が近く提出する見通しになったことに関連し、インターネットユーザー協会(MIAU)が6月13日、衆議院第一議員会館(東京・永田町)で、勉強会を開いた。 MIAU代表理事でジャーナリストの津田大介さんや弁護士の金井重彦さんなどが、議員やマスコミ、ネット関係者向けに、刑事罰化の問題点を解説。民主党の森裕子参院議員、宮崎岳志衆院議員、高井崇志衆院議員、社民党党首の福島瑞穂参院議員、共産党の宮本岳志衆院議員など刑事罰化に慎重な議員が出席し、「拙速な立法を避け、慎重に議論すべき」といった意見を述べ
違法ダウンロードの罰則化について「必要だと思う」という人が27.4%、「必要だと思わない」という人が33.0%という結果に ニコニコニュース(オリジナル) 著作権者の許諾を得ないで違法にインターネットに配信されている音楽や動画を、違法であると知りつつダウンロードする行為に罰則を科す方針が、民主党・自民党・公明党の間で固まり、法案が可決される可能性が高まっている。このような状況を受け、ニコニコ動画でユーザーを対象にしたアンケートを実施したところ、違法ダウンロードの罰則化について「必要だと思う」という人が27.4%、「必要だと思わない」という人が33.0%という結果となった。 アンケートは2011年5月11日の夜、ニコニコ動画を視聴しているユーザーに向けて実施され、11万9816人から回答を得た。「著作権者の許諾を得ないで違法にインターネットに配信されている音楽や動画を、違法だと知りつつ『ダウ
先日の自民党文教科学部会で、フェアユースの範囲を一定程度認めるために内閣が提出した著作権法改正案に対して、民自公3党に共同による修正案が提示された。修正の内容は「違法ダウンロードに対して刑事罰を科す」というものだ。部会では私と山本一太議員、小坂憲次議員が反対論を展開したが、賛成派が多数であったため、押し切られる形で修正案が承認され、その後総務会等での承認手続きも完了してしまった。 私が反対論を展開したのは、そもそもフェアユースという形で著作権の縛りを緩めようという法改正の修正案で、ダウンロードに対して刑事罰導入という規制強化を図ることは違和感があるという点である。違法ダウンロードに刑事罰を科したいのならば、単独の立法で堂々とチャレンジするべきである。内閣提出法案の修正などという変則的な形で刑事罰を導入するのは姑息だと言わざるを得ない。 また、上記のようなそもそも論以外にも、違法ダウンロ
てんたま @tentama_go 自民の文部科学部会で違法ダウンロード刑事罰化を含んだ著作権法が改正案が4/11に了承。世耕氏、小坂氏、山本氏の3名だけが慎重意見でなすすべがなかった様子。都条例と状況が似てきてます。あの時も自公賛成で、それ以外が鍵という状態でした・・ http://t.co/Pvh0wBIY 2012-04-13 13:48:21 てんたま @tentama_go バイパス作ったようなもんですよねー。色々応用されそうです・・ RT @samayouriz: 自民はこうなのは予測してましたが、今回団体はおろか一般人も誰も反対していないんだしどうしょうもないかと。今回全く議題と関係ないものを修正案として閣法として盛り込もうとしているのは前代未聞 2012-04-13 14:15:26
日経電子版の有料会員数がどうもこの3月中に20万人台に乗せたのではという噂がある。 確認が取れているわけではないが、今までの伸びのペースから見るとさもありなんという感じではあるので書いておく。 ところでこれが日経の売上にどれくらい貢献するのか。 単純計算すると、単価が5000円弱としてトータル年100億円弱になる。 日経は非上場企業なので決算が常に最新の状態で公開されているわけではないが、巷の情報だと連結3000億、単体1700億程度の売上だと言う。 とすると、この電子版が100億弱あるとすれば、連結3000億円の売上に占める割合は3%ほど、単体では6%弱になる。 こう書いてもピンと来る人は少ないかもしれないが、これは快挙だ。 なぜなら、今まで全大手新聞社の売上に占めるWebの割合は1%未満*だったのだから。 (*この数値の出所は確か1,2年くらい前の週刊ダイヤモンドの推計) それが整数の
前回のエントリからの続き。違法DL刑事罰化の根拠として、韓国における規制強化がレコード市場の回復につながったと主張されているけれども、それは本当だろうか、他にも考えるべき事情はないのだろうか、というお話。 かつて“違法DL大国”と呼ばれた韓国でも、09年7月の法改正で罰金刑を敷いて以来、2年間で音楽売り上げ(配信中心)が39%増加。音楽ビジネスが持ち直した。 音楽違法DLに刑事罰 6月法案化へ - 社会ニュース : nikkansports.com この記事では、違法ダウンロード刑事罰化がコンテンツ産業にとっての銀の弾丸であるかのように描かれている。実際、違法DL刑事罰化を要望する人たちは、これで解決すると明示的に主張することはないが、甚大な被害から縮小するコンテンツ産業を救うものであるかのように訴えている。 その流れで、著作権保護の強化に踏み切った韓国の事例を成功したストーリーとして語り
興味深い調査結果が出たようです。 仏スリーストライク法の影響に関する新たな報告書によると、昨年、フランスのインターネット海賊行為は半分に減少したのだという。世界中のロビイストたちがこの結果をネタに政治家にアピールしようと準備を進めているところだろう。しかし、この報告書には触れられていない事柄がある。確かに海賊行為は減少した、しかし、合法的な購入チャネルからの収益も減少したのだ。これまで海賊行為こそ収益減少の主因であると主張されてきたというのに、不思議なこともあるものだ。 仏スリーストライク法、著作権侵害を激減させるも売上は上がらず - スポンサー広告ネットと著作権 スリーストライク 図らずも、ダウンロード違法化に反対する勢力が主張する通りの結果になってしまっている。もっとも、購入チャネル(と内容)の電子化によって単価が下がっている影響もあるから単純にダウンローダー大勝利!って話ではないのは
出版社にもレコード会社の「原盤権」のような著作隣接権を与えるべきだ──という議論があわただしい。大手出版社や作家、超党派の国会議員が「出版物原盤権」という権利の創設を目指すことで合意したと伝えられる一方、日本漫画家協会は「否定的にならざるを得ない」と懸念する声明を発表した。 それで誰が得をするのか。出版の現場に詳しく、作家発の電子書籍「AiR」なども手がける作家の堀田純司氏に現場の視点から寄稿してもらった。(編集部) 作家と編集の駆け引きと信頼 版面権、原盤権など様々に呼び名を変えながら、現在、出版の世界に新たな権利を認めようとする議論が話題になっています。しかし私は、こうした制度はこの分野を支えているデリケートなバランスを壊し、市場原理主義というパンドラの箱を開けてしまうだけの「誰も得しない制度」になるだけ。現場の人たちでこれを本気で考えている人は少ないのではないかと思っています。 「み
未識🐟 技術書典15 え03 @mishiki アメリカでは「利益のために作られた映画は表現の自由の保護対象ではない」という考え方が50年代くらいまであり、最高裁に持ち込まれています。新聞や雑誌は、ビジネスでありながら表現の自由を謳歌していたというのに、です。「嫌儲」という発想は、割りと時代を超えて普遍的な感じがしますね。 2012-03-29 22:12:24 未識🐟 技術書典15 え03 @mishiki 分かりやすいように強引に実例を出しますが、もしディズニーが「ミッキーというキャラクターの二次創作は絶対に禁止!」と宣言しても、これは「無断駐車は10万円!」みたいな部分があり、美少女化したミッキーを描くことまで禁止したりはできません。そこまで禁じる力は、著作権法にはないんですよ。 2012-03-30 01:33:17
ネットの普及に伴い世界中で新聞社や出版社の収益が大幅に悪化しているが、ドイツで、ネット企業とそれらコンテンツ企業の関係を劇的に変える政策が取られようとしている。ネット上で新聞や出版物の内容を表示している検索エンジンなどのネット企業に対して、権利者に対価を支払わせようとしているのである。 ドイツ政府の新たな取り組み 新聞社や出版社がネット上のウェブサイトに出す記事などのコンテンツは、検索エンジンやコンテンツ・アグリゲーターと呼ばれるサイト(日本で言えばブロゴスなど)、更には多くのブログなどに、全文か一部分かはともかく頻繁に複製(コピー)されている。 新聞記事などは著作物なので、本来それを複製する場合には権利者(この場合は新聞社)の許諾を得るとともに複製の対価を支払う必要がある。しかし、ネット上では、例えば検索結果に新聞記事の一部分を表示する場合、複製が行われているにも拘らず、検索エンジンを運
日本では実際の法改正案でフェアユースが跡形もなくなってしまったという話のついでに、すぐ隣の国である割には何故かあまり紹介されない韓国での著作権法改正の話をしておきたいと思う。 去年、韓国では、欧韓FTA及び米韓FTAの妥結を受けて、それぞれに対応する形で2回著作権法の改正をしているが、まず話の前提として、欧韓FTAに含まれている主な著作権関連事項をあげておくと、 著作権の保護期間延長(50年→70年) DRM回避規制(アクセスコントロール回避規制も含む) インターネットサービスプロバイダー(ISP)の責任の制限 権利管理情報の除去・改変規制 となり、また、米韓FTAに含まれている主な著作権関連事項としては、 著作権及び著作隣接権(放送を除く)の保護期間延長(50年→70年) DRM回避規制(アクセスコントロール回避規制も含む) 非親告罪化 法定賠償制度の導入 ISPの責任の制限(ノーティス
Twitterに流れてきて、どんよりと暗い気持ちになってしまった話。 無断転載ツイート 自分の絵が無断転載されていたので、本人に注意したら逆ギレされちゃったよ―――と要約すると身も蓋もない話なんですが、こういうのは一向になくならないんだなーと暗くなりました。 私個人の意見を書いておきますと、無断転載は「する人が100%悪い」です。 しかし、この話に出てくる「無断転載をしていた人」は「無断転載が悪いこと」だとは思っていないんです。 この件に出てくる「無断転載された人」と「無断転載していた人」では、「何が悪くて」「何が悪くないか」の認識にズレがあるんです。だから「やめてください」「どうして私が悪いんですか?」みたいな不毛な話になってしまうのです。本当の問題はここにあって、だからいつまで経ってもなくならないんです。 今回のこの話を読んで「無断転載とかひでーよなー」とツイートしている人の中には、ア
【教えてくん】コミュニティーなのです。 なんかニュースとかあったらここに書こうかと思ってますよ。とりあえず、おいらのブログ 違法DLの刑事罰は一般人に理解されないかと。。。 : ひろゆき@オープンSNS ひろゆき@オープンSNS (ひろゆき@オープンSNS) 投稿者, @ 2012-03-27 06:57:00 違法DLの刑事罰は一般人に理解されないかと。。。 違法ダウンロードは、民事責任だけで、刑事罰が無かったんですが、刑事罰もつけようって話があるみたいです。 音楽違法DLに刑事罰 6月法案化へ http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20120326-923378.html 専門家が物事を決めると、一般の人が理解できないことがあるんですが、刑事罰でそれが起こるのはまずいんじゃないかと。。 たとえば、、、 無料で、リアルタイムで
ちょっと前になりますが、弁理士会主催の「音楽著作権ビジネスの課題と現状」という研修を受けてきました。講師は安藤和宏氏です。安藤氏と言えば『よくわかる音楽著作権ビジネス』等の音楽業界の実務経験に基づいた書籍を数多く著しておりこの分野では第一人者です。法律の世界と実務の世界は必ずしも完全に一致しているわけではない(特に音楽業界には業界の掟的な教科書に書いてない要素が多いと思います)ので、実務経験豊富な専門家の話を聞ける機会は貴重です。そういうこともあってか会場はかなりの満員でした。 お話の内容は(こちらの期待どおり)法律解釈な話よりも現場の実務が中心で大変興味深く聞けました。ただ、たとえば「最近はレコーディングの予算が削られて最後までPROTOOLSのみでトラックを仕上げるケースも増えており、CDの音の厚みがなくなっている」なんて話は個人的には興味深く聞けたのですが、他の弁理士先生にとってはイ
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