「編集長、産むことのメリットとデメリットを教えてください」今年33歳になるワーカホリックなプロデューサーが、ワーママ編集長に詰め寄ったことからスタートした本企画。第3回のテーマは「育児は仕事の役に立つのか?」です。 産まなくても、「デキる人」はできる 海野Pが落胆することを最初に言ってしまいましょう。 妊娠・出産・育児の経験は、仕事にはそれほど役に立ちません。 確かに、つわりの時期に仕事を続けるのがどれほどしんどいかとか、時短勤務であっても乳幼児を抱えながらフルタイムで働くのがどれほど大変かとか、周囲に対するそういう理解度はかなり上がりました。だから、仕事仲間に妊婦さんやワーママがいれば、自然に気遣ったり、適切にフォローしたりできるようにもなりました。 前回書いたように、常に時間に追われる生活をすることになるので、時間の使いかたも自然と上手になりましたし、集中力もアップしました。 ですが、