以前から予想されていたGoogleのデジタル書籍販売市場への参入を、2010年末までには目にすることになるかもしれない。 「Google Editions」は2010年春に発表され、夏にローンチされるとみられていたが、Googleの広報担当者であるJeannie Hornung氏は米国時間11月30日、米CNETに対し、12月中に米国で公開される見通しだと語った。Hornung氏は9月、野心的なプロジェクトであるGoogle Editionsをローンチすることの難しさを米CNETに明かし、「このサービスは準備が整ったときにローンチする、というのが本当の答えだ」と話していた。 Google Editionsはデジタル書籍の発行社に新たな販売チャネルを開放すると同時に、急速に拡大するデジタル書籍市場でAmazonとAppleの新たなライバルになるとみられている。しかし、Google Editi
iPad版「WIRED」の立役者であるAdobe Systems(Adobe)のXDカスタマーエンゲージメント ディレクターであるJeremy Clark氏とConde NastでWIRED誌のクリエイティブディレクターを務めるScott Dadich氏。前回のインタビューでは、電子出版、とりわけ電子雑誌に求められる要素やAdobeが提供する電子雑誌向けのフォーマット「.issue」(ドットイシュー)および「.folio」(ドットフォリオ)についての概要を紹介した。 後編となる今回は.issue、.folioの具体的な展開やAdobeが提供する電子書籍配信ソリューション「Digital Publishing Suite」の概要、Conde Nastのデジタル戦略について聞いた。 --AdobeにはPDFの蓄積があり、FlashPaperという経験もあるわけですから、ビューアとファイルフォー
総務省では、平成22年度「新ICT利活用サービス創出支援事業」(電子出版の環境整備)について、平成22年8月27日(金)から同年9月24日(金)まで提案の公募を行い、このたび外部有識者による提案内容の評価を行い、その評価を参考に委託先候補を決定しましたのでお知らせします。 「新ICT利活用サービス創出支援事業」は、ICTの徹底利活用の促進による持続的経済成長、新たな市場の創造等を実現する観点から総務省が分野・課題を提示し、ICTを利活用した新しいサービスの創出に向けた開発・実証を通じて、新しいビジネス分野の基盤となる技術の確立、技術標準化、運用ガイドラインの策定等を実現するプロジェクトの実施を委託するものです。 平成22年度の本事業は、急速に立ち上がりつつある我が国の電子出版市場において、電子出版に関する技術的課題の解決、電子出版ビジネスの基盤となる技術の確立、民間による標準規格の策定やル
オープンソースの大学教科書出版社、米Flat World Knowledgeは8月20日(米国時間)、2009年秋の新学期に350大学の約3万8000人の学生にサービスを提供すると発表した。生徒数は2009年春から38倍に急増、今後取り扱う学科も増やすという。 Flat WorldはDRMフリーでデジタル教科書を提供するベンチャー企業。オンラインでは完全に無料で教科書を利用できる。特徴は、「Amazon Kindle」のような専用端末ではなくWebブラウザを利用することで縛りをなくした点、章単位で利用できる点。有料版のオフラインでは、PDFダウンロードは19.95ドル、印刷物は白黒が29.95ドル、カラーが59.95ドル。1学級あたり1学生のコストは18ドルまで抑えられ、通常の教科書と比較して82%のコスト減を実現するという。 同社によると、2009年春は30大学1000人だったのが、秋の
前の記事 『Windows Phone 7』がAndroidを上回る理由 『Facebook』を使わない6つの理由 次の記事 「シングル版電子書籍」が持つ可能性 2010年10月13日 メディア コメント: トラックバック (0) フィードメディア Tim Carmody 米Amazon社は、同社のKindleストアで販売するコンテンツとして、本や雑誌、新聞のほかに、新しく『Kindle Singles』を開始する。30〜90ページの電子小冊子であり、「薄い本」と、「雑誌の特集記事」の中間ほどの長さのコンテンツを販売するものだ。 Amazon社によると、今までは、本の長さは印刷やマーケティングや配布のコストとの関係で決まっていたが、電子書籍によって、こうした外的な要因でなく、内容を自然な長さで読者に届けることが可能になるという。価格は2.99ドルから9.99ドルと、一般的な本よりもかなり安
XHTMLやCSSといった国際標準をベースとし、グーグルのGoogle BooksやアップルのiPadなどが電子書籍のフォーマットとして採用したことで急速に注目度が高まっている「EPUB」。 EPUBはこれまで、縦書きやルビといった日本語で電子書籍を作るには機能が不足しているとされてきましたが、EPUBの国際化を進めるサブグループ「Enhanced Global Language Support」(EGLS)がこうした機能不足を解消すべく作業を進めており、来年5月には縦書きやルビを含む仕様策定が完了する見通しであることが分かりました。 2011年5月には最終仕様 EGLSは、現在策定が進んでいるEPUBの次期バージョンであるEPUB3の、グローバル対応のためのサブグループで、村田真氏をコーディネータとして、日本、台湾、韓国、アメリカなどからメンバーが集まっています。 村田氏は9月26日のツ
デジタルはコンテンツの世界をどう変えるのか? 電子書籍、CGM、動画配信など主要なメディアの動向を追いかけながら、21世紀のコンテンツの姿を模索する。 2019年12月27日 12時00分 強い現場の次は「強い制作会社」が目標 第66回 ネット配信という神風が吹く間に強いアニメスタジオを作る~P.A.WORKS堀川社長に聞く〈後編〉 地方アニメスタジオの雄、P.A.WORKS代表の堀川憲司氏に、アニメスタジオに制作依頼する企業や自治体に知っておいて欲しいこと、そして強い制作現場を作り終えた次に目指すべきものなどについて語っていただいた。 2019年12月26日 12時00分 1週間で15カット上げる人材を育てるために必要なこと 第65回 ついにアニメスタジオでも働き方改革が始まった!~P.A.WORKS堀川社長に聞く〈前編〉 地方アニメスタジオの雄、P.A.WORKS代表の堀川憲司氏に、東
電子書籍の購入から閲覧まで対応する「BookGate」 廣済堂は26日、iPad/ iPhone用電子書籍書店アプリ『BookGate』をリリースした。App Storeを通じて公開、価格は無料。 BookGateは、書籍を検索・購入できる「書店」、購入書籍を保存する「本棚」、本を読む「電子ブックビューア」を統合したアプリ。購入した書籍はiPad/ iPhone両環境で閲覧でき、いつでも続きから読めるしおり機能を備えている。 開始当初の参加出版社・コンテンツホルダーは60社、計70タイトルを扱っている。同社は今後、今年10月末までに約300タイトル、年度内に2,000タイトルを目指す。アプリオリジナル書籍の投入も進めていくとしており、すでに第1弾としてミュージシャン・石井竜也氏の名曲にまつわるショートストーリーや制作秘話を綴った『詞解文書(しかいぶんしょ)』を配信している。 【本に関する情
iPadが発売されました。 ePubという、iPadの目玉であるiBooksで使える電子書籍に注目が集まっています。 そんな電子書籍(ePub)を、できるだけ簡単に、できるだけきれいに作ってみませんか?? ということで、iBooks用電子書籍(ePub)の作り方やできること・できないことをまとめたいと思います。 参考になれば幸いです。 最近は時間がないので、ボチボチ埋めていこうかと思います。 【6/27 追記】2章のePub作成で、eCubを使った方法をご紹介していますが、 Sigilがバージョンアップにより相当よくなっていました。(編集、CSS対応等) 将来的にSigilでの作成方法をご紹介しますが、更新が間に合っておらず申し訳ありません。 [8/22 追加] Google BooksはiPadで使えるか? ePubファイルってどんなもの? ePubファイルはHTMLをZip圧縮したよう
この書き方はHTML5に準拠しておりますので、将来も安心です。 2. CSSに下記を追記する 続いて、CSSに以下を追加しましょう。 これで、ルビ表記に対応していないブラウザ(例えばiBooks)でも ルビ表示できるようになります。 body{ line-height: 2em;/*A:iPadでルビをきれいに表示する行間*/ } ruby { position: relative;/*B:現状では消しておくほうが良い*/ top: 0; bottom: 0; padding: 0; line-height: 1em; } rp { display: none; } rt { position: absolute;/*B:現状では消しておくほうが良い*/ top: -1em; left: 0; font-size: 50%; line-height: 1.2em; white-space:
iBookstoreから電子書籍「aのかたち」がワールド・リリースされました。ワールドと言っても鎖国中の日本を除く(笑)ですけどね。ただ、USなどのiTunes Storeアカウントなら、日本でも購入できますよ。USでの価格は$2.99、日本なら300円くらいの想定です。iPadまたはiPhoneのiTunes StoreのアカウントをUSに切り替えて、iBookstoreで「akamatsu」を検索すると見つかると思います。 この書籍は、かつてMac Fan誌での同名の連載記事をまとめたもので、Apple社の製品を中心に人とコンピュータを巡る考察を綴っています。少し以前には小冊子形式のIAMAS叢書としても刊行されているので、雑誌連載、紙書籍、電子書籍、と典型的なマルチユース(使い回し)ですね。しかし、ワンソースであるが故に、メディアの特性が浮き彫りになると思います。 ちなみに、iTun
'10.09.08 ACCESSと渚技研、人気読書アプリ「i文庫/HD」の普及に向け協業 株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鎌田 富久、以下ACCESS)とNagisaWorksのブランドで知られるソフトウェア開発企業の有限会社渚技研(本社:滋賀県草津市、代表取締役:浅田康之、以下NagisaWorks)は、NagisaWorksの人気読書アプリ「i文庫/HD」の普及に向けて協業する旨を発表しました。「i文庫/HD」は、「青空文庫」の書籍をiPhone やiPad上で快適に読書をするためのアプリであり、App Store歴代有料トップアプリを獲得するなど、国内で非常に高い人気を博しています。今後、両社の電子書籍における技術とノウハウを結集し、多様なユーザニーズに応える拡張性の高いアプリサービスへと進化させ、国内外の市場への普及を促進していきます。 なお、この度の協
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