今まで隠していたのだが、実は僕は猫を殺すことが大好きだ。 道端で、いかにも腹を空かせた野良猫が哀れっぽく鳴いているのを見ても、一瞥をくれてから通りすぎる。あの猫はおそらくどこかで野垂れ死ぬのだろう。ペットショップで売れ残った猫を見る。冷酷な僕は、少しくたびれた風な売れ残り猫にも心を動かされたりはしないのだ。いずれ奴等は保健所行きになるのかもしれない。いわば僕は、毎日間接的に猫を殺しまくっているようなものである。 しかし、殺猫愛好家たる僕にとって、やはり自分の手を下して殺すことに勝るものはないのだ。今日は、僕の取っておきの猫の殺し方を書いてみようと思う。こんなことを書けば鬼畜と罵られるのは目に見えているが、どうせ快楽には抗えないのだから。ここで自分をさらけ出して見るのも一興だろう。 まずは、どこかから子猫を入手しよう。店で買っても良いし、貰ってきても良いだろう。なるべく可愛いと思えるヤツがい