つかさは双子の姉を慕い、いつしかそれは淡い恋心へと変わっていく。しかし、姉・かがみの心は、共通の友人・こなたのことで占められていた。そのことを察しつつも知らない振りをするつかさ。姉の口から「こなた」という名前が出るたびに胸を痛める。耐え切れなくなったつかさは、別の友人・みゆきに相談する。「どうしてつかささんが耐えなくてはいけないんでしょう」。みゆきはつかさを励ます言葉を口にする。「かがみさんの一番近くにいるのはつかささんですよ」「双子なんですから」「こなたさんだって女の子同士ですよ」「つかささんが一番かがみさんのことを理解されていると思いますよ」。みゆきに励まされたつかさは、以前にも増して姉を慕うようになる。過剰なほどに。「ねえ、お姉ちゃんのこと、一番よくわかってる人って誰だと思う?」「ちゃんと答えてよ」「……こなちゃん?」「どうしてこなちゃんが一番だって思うのかなぁ」「どうして?」「ねえ