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  • [まとめ]『金草鞋』初編中巻 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    ストックしてあったネタが尽きたので、つなぎとして『金草鞋』の続きを読もうと思います。 全てお応えできるかは分かりませんが、次に取り上げて欲しい作品などのリクエスト、お待ちしています。 これまで、初編中巻の最後まで読んだみたいなので、次回から、初編下巻を読むことになります。 とりあえず、今回は中巻のまとめをどうぞ。 kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminham

    [まとめ]『金草鞋』初編中巻 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    aka_koushi
    aka_koushi 2023/03/02
    ありがとうございます。じっくりと読んでいきたいと思います!
  • [7]水戸黄門、八幡の藪知らずへ!~江戸時代に書かれた水戸黄門漫遊記~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    『義公黄門仁徳録《ぎこうこうもんじんとくろく》』[江戸中後期成立か。呑産通人(呑産道人)作]巻二十七「下総国八幡宮藪を八幡知らずと申す事」 ※国文学研究資料館所蔵 (CC BY-SA) 新日古典籍総合データベース 【原文】 俄かに一天、掻き曇り、只今まで白昼なりしに、真の闇となりて、更に物ゝ何色かも分からずと雖《いへど》も、物に動じ給わぬ御氣性故、御足に任せられて進み給ふに、暗くて定かに知れねども、一方《いつぼう》壱丈《いちぜう》ばかりも有らんと思しき洞穴《ほらあな》の様《やう》なる穴有り。 世の常の者ならバ、是に恐れて立ち帰りもすべきに、義公様御めづ[怖《お》めず]臆せづ、其の穴の内へ入り給ふに、壱間《いつけん》ばかりも行《ゆ》く様《やう》に覚へ給ふに、凡《およ》そ深さ三、四丈程も有るべくと思し召す程に、穴の底へ落ち給ひ、暫《しばら》く御心も付かざりしに、稍《やゝ》二時《ふたとき》計《

    [7]水戸黄門、八幡の藪知らずへ!~江戸時代に書かれた水戸黄門漫遊記~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    aka_koushi
    aka_koushi 2023/01/23
    水戸黄門はスーパーマンなのですねw こういう話が存在したとは知りませんでした。当時は黄門様がどう市民にとらえられていたのか、気になってしまいました。ありがとうございます!
  • [4]水戸黄門、八幡の藪知らずへ!~江戸時代に書かれた水戸黄門漫遊記~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    『義公黄門仁徳録《ぎこうこうもんじんとくろく》』[江戸中後期成立か。呑産通人(呑産道人)作]巻二十七「下総国八幡宮藪を八幡知らずと申す事」 ※国文学研究資料館所蔵 (CC BY-SA) 新日古典籍総合データベース 【原文】 其の方達は、此の所に留まり、我が帰るを、待ち受け申すべし」 と仰せ出され、何《いづ》れも目と目を見合わセ、暫《しバら》く御返答申す者も無かりしが、松平主膳《まつだひらしゆぜん》、林田舎人《はやしだとねり》、口を揃へて申し上げる。 「成程、君の仰セの事、御尤《ごもつとも》にハ候へども、仮にも大切の御身を以て、古《いにしへ》より人の入る事、禁制をセし所へ入り給ひ、もしも凶事《きよじ》にても是有り候ひてハ、我/\御館へ對シ奉り、何とも申し訳、是無く候まゝ、先《ま》づ此の義ハ御止《おんとど》まり下さるべし。 また、愈《いよ》/\此の奥を定め給ふ思し召しニ候ハゞ、建久の仁田《に

    [4]水戸黄門、八幡の藪知らずへ!~江戸時代に書かれた水戸黄門漫遊記~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    aka_koushi
    aka_koushi 2022/12/24
    興味深いです。水戸黄門はテレビを通して、その偉大さ?を感じていましたが、そのテレビはこういう記録をもとに作られているのですよね。面白いですね~。ご紹介ありがとうございます。
  • [1]水戸黄門、八幡の藪知らずへ!~江戸時代に書かれた水戸黄門漫遊記~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    [まとめ]江戸時代に読まれた一寸法師 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~ いやっふー! 妖怪だ妖怪だ。水戸藩は妖怪と縁があったとかいうウワサを聞いたことがあるのですが、どこを調べたら出てくるのか分からないのです。ご存じならぜひ。 2022/10/24 18:16 b.hatena.ne.jp ご質問の答えにはなっていないのですが、水戸藩と妖怪の関わりと言って、ふと思い出したのが、水戸黄門が八幡の藪知らずに入ったエピソードです。 八幡の藪知らずは、千葉県市川市に今でも存在する禁足地です。 このエピソードは『義公黄門仁徳録《ぎこうこうもんじんとくろく》』[江戸中後期成立か。呑産通人(呑産道人)作]が初出だと思われます。 『義公黄門仁徳録』は、現在の『水戸黄門漫遊記』のベースになった作品です。 この作品は、徳川家の人物のことを書いているので、当然江戸時代には出版する

    [1]水戸黄門、八幡の藪知らずへ!~江戸時代に書かれた水戸黄門漫遊記~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    aka_koushi
    aka_koushi 2022/12/15
    禁足地というのがきになります。今もあるのですね。もっと知りたいです!
  • [10]怪談「牡丹灯籠」(『伽婢子』より)~二度と女は荻原の家に来ませんでした、、、が~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    『伽婢子《おとぎぼうこ》』[浅井了意作、寛文六(一六六六)年刊]巻三の三「牡丹灯籠」 ※国文学研究資料館所蔵 (CC BY-SA) 新日古典籍総合データベース 【原文】 急ぎ行きて、頼ミ参らせよ」 と言ふ。 荻原、彼処《かしこ》に詣でゝ、對面《たいめん》を遂げしに、卿公《きやうのきミ》仰せける様《やう》、 「汝ハ、化け物ゝ氣に精血《せいけつ》を耗散《がうさん》し、神魂《しんこん》を昏惑《こんわく》せり。 今十日を過ぎなバ、命ハ有るまじき也」 と宣《のたま》ふに、荻原有りの儘《まゝ》に語る。 卿公《きやうのきミ》、則《すなハ》ち符《ふ》を書きて与へ、門《かど》に押させらる。 其れより女、二度《ふたたび》来たらず。 五十日バかりの後に、或る日、荻原、東寺に行《ゆ》きて、卿公《きやうのきミ》に礼拝して、酒に酔《ゑ》ひて帰る。 流石《さすが》に彼の女の面影恋しくや有りけん、万寿寺の門前近く立ち寄

    [10]怪談「牡丹灯籠」(『伽婢子』より)~二度と女は荻原の家に来ませんでした、、、が~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    aka_koushi
    aka_koushi 2022/11/25
    このままでは終わらないと思っていましたw 萩原さんはの機会をもらったのに台無しにしてしまう。世の多くの人にだぶらせているのかもしれません。明日が気になります! 楽しみにしております。
  • [8]怪談「牡丹灯籠」(『伽婢子』より)~翁の話を聞いて荻原は恐ろしくなりました~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    『伽婢子《おとぎぼうこ》』[浅井了意作、寛文六(一六六六)年刊]巻三の三「牡丹灯籠」 ※国文学研究資料館所蔵 (CC BY-SA) 新日古典籍総合データベース 【原文】 今、汝《なんぢ》ハ、幽陰氣《ゆういんき》の霊と同じく座して、是を知らず。 穢《けが》れて邪まなる妖魅《ばけもの》と共に寝《ね》て、悟《さと》らず。 忽《たちま》ちに真精《しんセい》の元気《げんき》を耗《へ》らし盡しくして、性分《せいぶん》を奪《うバ》ハれ、禍《わざハひ》来たり、病《やまひ》出侍らバ、薬石《やくせき》鍼灸《しんきう》の及ぶ所に非ず。 傳尸癆瘵《でんしろうさい》の悪証《あくしやう》を受け、まだ萌え出る若草の年を老《を》い先長く待たずして、俄《にハ》かに黄泉《よみぢ》の客《きやく》となり、苺《こけ》の下に埋もれなん。 諒《まこと》に悲しき事ならずや」 と言ふに、荻原初めて驚き、恐ろしく思ふ心付きて、有りの儘《ま

    [8]怪談「牡丹灯籠」(『伽婢子』より)~翁の話を聞いて荻原は恐ろしくなりました~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    aka_koushi
    aka_koushi 2022/11/23
    萩原さんがこのまま不幸のどん底に落ちてしまうのか、と思っていましたが、このおじさんに救われましたね。一安心です。この後何か新たな展開はあるのでしょうか? 気になっています。
  • [7]怪談「牡丹灯籠」(『伽婢子』より)~荻原は白骨と語らっていたのでした~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    『伽婢子《おとぎぼうこ》』[浅井了意作、寛文六(一六六六)年刊]巻三の三「牡丹灯籠」 ※国文学研究資料館所蔵 (CC BY-SA) 新日古典籍総合データベース 【原文】 壁《かべ》の隙間《すきま》より覗《のぞ》きて見れば、一具《いちぐ》の白骨《はつこつ》と荻原と、灯火《ともしび》の下《もと》に差し向かひて座したり。 荻原物言へば、彼の白骨《はつこつ》、手足動き、髑髏《しやれかうべ》頷《うなづ》きて、口と思しき所より、聲響き出て、物語りす。 翁大いに驚きて、夜の明くるを待ち兼ねて、荻原を呼び寄せ、 「此の程、夜毎に客人《きやくじん》有りと聞こゆ、誰人《たれびと》ぞ」 と言ふに、更に隠して語らず。 翁の言ふ様《やう》、 「荻原ハ必ず禍《わざハひ》有るべし。 何をか包むべき。 今夜、壁より覗き見けれバ、かう/\侍り。 凡《をよ》そ人として命 生《い》きたる間ハ、陽分《やうぶん》至りて、盛《さか

    [7]怪談「牡丹灯籠」(『伽婢子』より)~荻原は白骨と語らっていたのでした~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    aka_koushi
    aka_koushi 2022/11/22
    萩原さんが白骨と語らっていたとは。萩原さんに何か危害が加えられるのかと思っていたのですが、それはこの後の展開なのでしょうか。それにしてもなぜ萩原さんが?という疑問は残ります。明日に期待します!
  • [6]怪談「牡丹灯籠」(『伽婢子』より)~荻原の家から毎晩若い女の声がする~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    『伽婢子《おとぎぼうこ》』[浅井了意作、寛文六(一六六六)年刊]巻三の三「牡丹灯籠」 ※国文学研究資料館所蔵 (CC BY-SA) 新日古典籍総合データベース 【原文】 名乗るに付けてハ、恥づかしくも悲しくも侍る也」 語りける言葉優しく、物腰 清《さや》かに、愛敬《あいぎやう》有り。 既に横雲棚引きて、月、山の端《は》に傾《かたぶ》き、灯火《ともしび》白《しろ》う微《かす》かに残りければ、名残《なごり》尽きせず起き別れて帰りぬ。 其れよりして、日、暮《く》るれバ来たり、明け方にハ帰り、夜毎《よごと》に通ひ来る事、更に其の約束を違《たが》えず。 荻原《おひハら》ハ心惑ひて、何はの事も思ひ分けず、只、此の女の理無《わりな》く思ひ交して、 「契りハ千世《ちよ》も変ハらじ」 と通ひ来る嬉しさに、昼《ひる》と雖《いへど》も又、異人《ことひと》に逢ふ事無し。 廿日《はつか》余りに及びたり。 隣《とな

    [6]怪談「牡丹灯籠」(『伽婢子』より)~荻原の家から毎晩若い女の声がする~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    aka_koushi
    aka_koushi 2022/11/21
    萩原さんは分別が無くなってしまったのですね。20日間もこの状態が続いた。もう駄目でしょうね~。お隣さんは気づいていたのですね。救いの手を差し伸べていただきたかったですw
  • [5]怪談「牡丹灯籠」(『伽婢子』より)~荻原は美女と契りを交わしたのでした~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    『伽婢子《おとぎぼうこ》』[浅井了意作、寛文六(一六六六)年刊]巻三の三「牡丹灯籠」 ※国文学研究資料館所蔵 (CC BY-SA) 新日古典籍総合データベース 【原文】 女、取り敢《あ》へず、 「夕《ゆふ》な/\ 待つとし言ハゞ 来ざらめや 託《かこ》ち顔なる 兼ね言はなぞ」 と返しすれバ、荻原、愈《いよ》/\嬉しくて、互ひに解くる下紐《したひも》の、結ぶ契りや新枕、交わす心も隔て無き、睦言《むつごと》ハまだ尽き無くに、早や明け方にぞなりにける。 荻原、 「其の住み給ふ所ハ何処《いづく》ぞ。 木の丸殿にハ有らねど、名乗らせ給へ」 と言ふ。 女、聞きて。 「自《ミづか》らハ、藤氏《ふぢうぢ》の末、二階堂政行《にかいだうまさゆき》の後也。 其の頃ハ、時めきし世も有りて、家栄え侍りしに、時世《じせい》移りて、有るか無きかの風情にて、微《かす》かに住み侍り。 父ハ政宣《まさのぶ》、京都に打ち死に

    [5]怪談「牡丹灯籠」(『伽婢子』より)~荻原は美女と契りを交わしたのでした~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    aka_koushi
    aka_koushi 2022/11/20
    輸送通りのチョメチョメでした。この女性が名家の子孫というのが何とも胡散臭いですね。萩原さんがますますドツボにはまっていきそうな気がします。どうなるのでしょうか? 明日も期待しています。
  • [4]怪談「牡丹灯籠」(『伽婢子』より)~荻原は美女をお持ち帰りするのでした~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    『伽婢子《おとぎぼうこ》』[浅井了意作、寛文六(一六六六)年刊]巻三の三「牡丹灯籠」 ※国文学研究資料館所蔵 (CC BY-SA) 新日古典籍総合データベース 【原文】 荻原、やをら進みて言ふ様《やう》、 「君帰るさの道の遠きにハ、夜深くして、便無《びんな》う侍り。 某《それがし》の住む所ハ、塵塚《ちりづか》高く積もりて、見苦しげなる荒《あば》ら屋なれど、便《たよ》りに付けて明かし給ハゞ、宿貸し参らせむ」 戯《たハぶ》るれバ、女、打ち笑ミて、 「窓漏る月を一人詠めて明くる侘《わび》しさを、嬉しくもの給ふ者かな。 情けに弱るハ人の心ぞかし」 とて、立ち戻りければ、荻原喜びて、女と手を取り組ミつゝ、家に帰り、酒取り出し、女の童に酌《しやく》を取らせ、少し打ち呑《の》み、傾《かたぶ》く月に理無《わりな》き言の葉を聞くにぞ、「今日を限りの命ともがな」と、兼ての後ぞ思ハるゝ。 荻原、 「また後の 

    [4]怪談「牡丹灯籠」(『伽婢子』より)~荻原は美女をお持ち帰りするのでした~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    aka_koushi
    aka_koushi 2022/11/19
    萩原さんの本性が少しずつ、でも確実に表れていますね~。チョメチョメすることを口に出したこの後の展開が気になります。萩原さんに不幸が訪れそうな気がしますがw 明日も楽しみにしております。
  • [3]怪談「牡丹灯籠」(『伽婢子』より)~荻原は美女に心を奪われたのでした~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    『伽婢子《おとぎぼうこ》』[浅井了意作、寛文六(一六六六)年刊]巻三の三「牡丹灯籠」 ※国文学研究資料館所蔵 (CC BY-SA) 新日古典籍総合データベース 【原文】 芙蓉《ふよう》の眥《まなじり》、鮮やかに、楊柳《やうりう》の姿、嫋《たを》やか也。 桂《かつら》の眉墨《まゆずミ》、緑の髪、言ふばかり無く艶《あで》やかなり。 荻原、月の下《もと》に是《これ》を見て、 「是ハそも、天津少女《あまつをとめ》の天下《あまくだ》りて、人間に遊ぶにや、龍の宮の乚姫《をとひめ》の渡津海《わだつうミ》より出て、慰《なぐさ》むにや、誠に人の種《たね》ならず」 と覚えて、魂飛び、心浮かれ、自ら抑《おさ》へ留《とゞ》むる思ひ無く、愛《め》で惑《まど》ひつゝ、後ろに従ひて行《ゆ》く。 前《さき》になり、後《あと》になり、艶《なま》めきけるに、一町《いつちやう》バかり西の方にて、彼の女、後ろに返り見て、少し笑

    [3]怪談「牡丹灯籠」(『伽婢子』より)~荻原は美女に心を奪われたのでした~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    aka_koushi
    aka_koushi 2022/11/18
    萩原さんがその女に惹かれてしまう。思った通りの展開ですね~。続きが気になります! 明日の展開はどうなるのか、楽しみにしています。
  • [2]怪談「牡丹灯籠」(『伽婢子』より)~夜中に牡丹の灯籠を持たせた美女が~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    『伽婢子《おとぎぼうこ》』[浅井了意作、寛文六(一六六六)年刊]巻三の三「牡丹灯籠」 ※国文学研究資料館所蔵 (CC BY-SA) 新日古典籍総合データベース 【原文】 「聖霊《しやうりう》祭りの営みも、今年ハ取り分き此のさへ亡き名の数に入りける事よ」 と経読ミ、回向して、終《つゐ》に出ても遊バず、友達の誘ひ来れども、心 只《たゞ》浮き立ゝず、門《かど》に佇《たゝず》ミ立ちて、浮かれ居《お》るより外ハ無し。 「如何なれば 立ちも離れず 面影の 身に添ひながら 悲しかるらむ」 と打ち詠《なが》め、涙を押し拭《ぬぐ》ふ。 十五日の夜、いたく更けて、遊び歩《あり》く人も稀《まれ》になり、物音も静かなりけるに、一人の美人、其の年、廿《はたち》バかりと見ゆるが、十四五ばかりの女の童《わらハ》に美しき牡丹花《ぼたんくハ》の灯籠《とうろう》持たせ。さしも緩やかに打ち過ぐる。 【現代語訳】 「精霊祭り

    [2]怪談「牡丹灯籠」(『伽婢子』より)~夜中に牡丹の灯籠を持たせた美女が~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    aka_koushi
    aka_koushi 2022/11/17
    続きが気になります! 萩原さんどうするんでしょうか。この出だしが怖さを増しますね。続きが楽しみです。
  • [1]怪談「牡丹灯籠」(『伽婢子』より)~お盆には灯籠に装飾をして飾ります~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    それでは、今回から、『伽婢子《おとぎぼうこ》』[浅井了意作、寛文六(一六六六)年刊]巻三の三「牡丹灯籠」を読み始めたいと思います。 この作品が、日で最初に紹介された「牡丹灯籠」のお話です[元は中国明時代の怪異小説『剪灯新話《せんとうしんわ》』の「牡丹灯記《ぼたんとうき》」]。 『伽婢子《おとぎぼうこ》』[浅井了意作、寛文六(一六六六)年刊]巻三の三「牡丹灯籠」 ※国文学研究資料館所蔵 (CC BY-SA) 新日古典籍総合データベース 【原文】 「牡丹灯籠《ぼたんのとうろう》」 年毎《としごと》の七月十五日より、廿四日までハ、聖霊《しやうりやう》の棚を飾り、家/\、是を祭る。 又、色/\の灯籠《とうろう》を作りて、或《ある》ひハ祭りの棚に灯し、或ひハ町家《まちや》の軒に灯し、又、聖灵《しやうれう》の塚《つか》に送りて、石塔《セきとう》の前に灯す。 其の灯籠《とうろう》の飾り物、或ひハ花鳥

    [1]怪談「牡丹灯籠」(『伽婢子』より)~お盆には灯籠に装飾をして飾ります~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    aka_koushi
    aka_koushi 2022/11/16
    この後どんなストーリーが展開されていくのか気になります。いい雰囲気を感じます。絶対に怖い感じが伝わってきますね~。
  • 骨女 ~鳥山石燕『今昔画図続百鬼』より~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    なんだか骨女に興味を持たれた方が多かったので、kihiminhamame.hatenablog.com 今回は鳥山石燕《とりやませきえん》『今昔画図続百鬼《こんじゃくがずぞくひゃっき》』[安永八(一七七九)年刊]から「骨女」をヾ(๑╹◡╹)ノ" 今昔画図続百鬼 - Wikipedia 【原文(翻刻)】 骨女《ほねおんな》 これハ御伽《おとぎ》ばうこに見えたる年ふる女の骸骨《がいこつ》牡丹《ぼたん》の燈籠《とうらう》を 携《たづさ》へ人間《にんげん》の交《まじハり》をなせし形《かたち》にしてもとハ剪燈新話《ゼんとうしんわ》のうちに 牡丹燈記《ぼたんとうのき》とてあり 【原文(補足表記)】 骨女《ほねおんな》 是ハ『御伽婢子《おとぎばうこ》』に見えたる、年古《としふ》る女の骸骨《がいこつ》、牡丹《ぼたん》の燈籠《とうろう》を携《たづさ》へ、人間《にんげん》の交ハりを為《な》せし形《かたち》にし

    骨女 ~鳥山石燕『今昔画図続百鬼』より~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    aka_koushi
    aka_koushi 2022/11/14
    骨女さんはどんなことをされるのか、きになります。挿絵の雰囲気だけですと、そんなに怖く感じませんが。相手の男がひどい目にあるのでしょうか。次回を期待します!
  • [まとめ]江戸の妖怪絵本『妖怪雪濃段』 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    『妖怪雪濃段』のまとめですヾ(๑╹◡╹)ノ" 週末に一気読みでもどうぞwヾ(๑╹◡╹)ノ" kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com 結局、三つ目

    [まとめ]江戸の妖怪絵本『妖怪雪濃段』 - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    aka_koushi
    aka_koushi 2022/11/11
    いつもありがとうございます。三つ目は作品の中では迫力ありますね~。実際に出会ったら卒倒しそうですw
  • [12完]江戸の妖怪絵本『妖怪雪濃段』~めでたし、めでたし~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    妖怪雪濃段 2巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 坂田金平、武者修行ゟ帰り、益/\忠節を励ミけり。 鬼ハ外、福ハ内。 めでたし/\、万《ばん》/\歳《ぜい》。 【現代語訳】 坂田金平は武者修行から帰り、ますます主君[源頼義]への忠義を尽くしたのでした。 鬼は外、福は内。 めでたし、めでたし、バンザイ、バンザイ。 【解説】 金平が、「世の為、人の為に尽くす」のではなく、「主君に忠義を尽くす」というのに、違和感を感じる方もおられるかもしれませんが、この当時の武士道というものは、「主君に忠義を尽くす」「主君のためなら命も捨てる」というのが原則でした。 というわけで、節分の豆を撒いて、鬼は外、福は内で、めでたし、バンザイという、この時期の絵定番の、新年らしいおめでたい場面で終わりです。 僕は豆の

    [12完]江戸の妖怪絵本『妖怪雪濃段』~めでたし、めでたし~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    aka_koushi
    aka_koushi 2022/11/09
    坂田金平も武士道に生きていたのですね。めでたしと万歳の表現はセットで並ぶのですね。勉強になりました。ありがとうございます。
  • [11]江戸の妖怪絵本『妖怪雪濃段』~金平大勝利~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    妖怪雪濃段 2巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 斯くて金平ハ、化け物を悉《こと/゛\》く切り散らし、古狸《ふるだぬき》、大貉《おおむじな》を生け捕りけるこそ、心地良き。 是ゟ化け物出ざりけり。 「貉めハ、打《ぶ》ち殺した。 是から汝《うぬ》を縛つて、見世物《みせもの》と出るぞ」 「もふ化けませぬ、お助け/\」 【現代語訳】 こうして坂田金平は、化け物を残らず斬り散らし、古ダヌキ[三つ眼]と大ムジナ[見越大坊主]を生け捕りにしました。 スカっとしますね。 これから化け物は出なくなりました。 坂田金平 「ムジナの奴はぶち殺した。 これからお前[タヌキ]を縛って、見世物《みせもの》にするぞ」 タヌキ 「もう化けませんから、お助け下さい」 【解説】 はい、化け物は金平にあっさり退治されてしまいま

    [11]江戸の妖怪絵本『妖怪雪濃段』~金平大勝利~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    aka_koushi
    aka_koushi 2022/11/08
    坂田金平強いですね~。生け捕りとぶち殺し、どちらがいいのか分かりませんが。。。
  • [10]江戸の妖怪絵本『妖怪雪濃段』~金平VS雪女~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    妖怪雪濃段 2巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 其れゟ金平、化け物ゝ出る所へ行き、試し見るに、話に違《たが》わず、大坊主を始め、様/゛\の化け物出けれども、ちつ共《とも》騒がぬ所。 「金平も雪転ばしゼふか」 ひうどろ/\/\、大雪さつと押し分け、雪女現れ出づる。 富川房信筆 【現代語訳】 それから坂田金平は、化け物が出るという所に実際に行ってみると、噂通りに見越大坊主を始めとして、様々な化け物が出てきましたが、金平は少しも騒ぎませんでした。 骨女 「金平も雪転がしして遊ぼうよ」 ひゅうどろどろ[化け物が出る時の擬音]、大雪をさっと押し分け、雪女が現れました。 【解説】 さあ、いよいよ、坂田金平と化け物の対決です! 見越大坊主を始めとした色々な化け物が出てきたと文にはありますが、挿絵では

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    aka_koushi
    aka_koushi 2022/11/07
    豪快な挿絵ですね! なせ家坂田金平さんをお応援してしまう自分がいますw 毒されているのかもしれません。。。
  • [9]江戸の妖怪絵本『妖怪雪濃段』~化け物の噂話~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    妖怪雪濃段 2巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 「いやも、化け物で此の頃ハ一つ往来が御座らぬから」 「昨夜《よんべ》も甚五郎と庄屋殿が見て、絶入《ぜつじ》し召さつたげな」 「何でも大きな坊主だそうな」 金平、傍らの酒屋へ立ち寄り、酒を強《したゝ》か呑《の》ミ、里人の話を聞く。 金「小僧、一重《いちじう》ばかり貸してくれ」[?] 「アゝ、おつかない事だ」 「寄るも集《たか》るも、化け物の気味の悪い話」 【現代語訳】 里人A 「いやもう、化け物が出るせいで、最近は通行人が全くござらん」 里人B 「昨夜も甚五郎と庄屋殿が化け物を見て、気を失ったそうな」 里人C 「なんでも、大きな坊主の化け物だそうだ」 坂田金平は、そこにあった酒屋に立ち寄り、酒をいっぱい吞みながら、里人の話を聞きました。 坂田

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    aka_koushi
    aka_koushi 2022/11/06
    酒を飲むことが肯定的に受け止められていたのですか。時代によって何事も評価が変わりますね。面白いです。金平さんの次の行動が気になります。今日もありがとうございます。
  • [4]江戸の妖怪絵本『妖怪雪濃段』~坂田金平登場~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    妖怪雪濃段 2巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 扨《さて》も、四天王の随一、坂田金平《さかたのきんぴら》、武者修行に立ち出で、此処彼処《こゝかしこ》の国/\を巡りしが、手に立つ者も非《あら》ざれバ、信濃ゝ国の山奥へ心ざし来る。 「きり/\、縕袍《わんばう》を脱いで渡せ/\」 「何だ、俺に酒手を呉《く》れろか。 先《ま》づ、汝《うぬ》らが首から先へ出せ 不届き[?]な野郎だ」 「童《わつぱ》め[わつ始め?]、びくしやくすると、善光《ぜんかう》、飯縄《いゝずな》[線香《せんかう》いらずに?]回り[?]と出るぞ」 「喧《やかま》しい、早く畳《たゝ》んで片付けろ」 【現代語訳】 一方、子四天王[頼光四天王の子]のトップ、坂田金平《さかたのきんぴら》は、武者修行に出て、あちらこちらの国々を巡ったの

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    aka_koushi
    aka_koushi 2022/11/05
    まさに「登場」という表現がふさわしいですね。坂田金平という人物、気になります!