自分で頑張るだけでなく、周囲や、あるいは社会による支援に頼ることをどう考えるか? 「自助」「共助」「公助」という言葉もありますが、それらの関係や優先順位についてどう考えるか? これは、現代社会において人生に大きな影響をあたえる事項のひとつではないでしょうか。 そして、一部の中高年(とくに男性)が言うような「最近の若い者は、すぐ他人や何かのサービスに頼ろうとして、努力が足りない」といった考えは、今の社会を生きていくうえではデメリットが大きいと、私は考えます。 たしかに私も「自分ができることをまず頑張る」のは基本だと思います。そういう努力や工夫を重ねる姿勢は、すばらしいと思います。 しかし、「自助」ばかりを優先し重視する考えに凝り固まると、自分の可能性を狭め、ときに自分を危うくすると思うのです。 そんな「間違った自助努力」で行き詰ってしまう前に、周囲の人や公的なサービスから支援を引き出していく
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