本日は、振替休日。 といっても、性格なんだかゆっくり体を休めるなんて気にもとてもなれないので、図書館から借りてきた工藤美代子さんの『母宮 貞明皇后とその時代』を読み進めています。 いきなり、貞明皇后(1884~1951)と言ってピンとくる人はあまりいないと思うのですが 昭和天皇のお母さま、すなわち大正天皇のお后さまです。 夫である大正天皇が崩御された後、20年以上生きられたお方で、皇太后となってからも、秋山徳蔵さんのエッセイや、様々な人が語る皇室関連のエピソードにチラリチラリとその名前が出てくる。 それでまぁ、気になっていたので読み始めた次第です。 息子の昭和天皇をバックアップした「気丈な母」 貞明皇后の夫である大正天皇は、47歳で崩御されました。 今考えると、相当若くして亡くなられています。 貞明皇后自身は42歳の時で、まだまだどころか現役バリバリで動けるお年でした。 践祚した皇太子、後
