ソロモン諸島の首都ホニアラ近郊で、第2次世界大戦中の「ガダルカナル島の戦い」の慰霊式に出席中の海上自衛隊員をはさみで襲撃し、取り押さえられた男。 Mannar Levo氏撮影の動画より(2022年8月8日撮影)。(c)AFP PHOTO /MANNAR LEVO 【8月8日 AFP】南太平洋の島国ソロモン諸島で8日、第2次世界大戦(World War II)の「ガダルカナル島の戦い(Battle of Guadalcanal)」から80年の慰霊式に出席していた海上自衛隊員1人が、ソロモン人の男にはさみで襲われ、負傷した。地元警察によると、容疑者は精神的な問題があったとされる。 現場を捉えた動画からは、黄色いTシャツを着た男を米軍人や地元当局者らが数人がかりで取り押さえる様子が確認できる。もみ合う中で軍人が転倒するなど、混乱した状況がうかがえる。 首都ホニアラ近郊にある旧日本軍と米軍の激戦地