1月23日、デジタルハリウッド大学大学院駿河台キャンパスにて「エンタテインメントの未来を考える会 黒川塾(十六)」と題したトークセッションが行われた。コラムニストの黒川文雄氏が主宰、エンターテインメントの原点を見つめなおし、ポジティブに未来を考える会となっている。 今回のテーマは「ゲームビジネス潮流観測 ~混迷の時代に新たな萌芽を探す」。スクウェア・エニックス取締役会長の和田洋一氏と、投資家やブロガーとしても知られるイレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役の山本一郎氏が登壇し、ゲームビジネスやコンテンツの潮流、そしてゲームの未来についてのトークを展開した。 冒頭で話題となったのは、隆盛を極めたスマートフォン向けゲームのビジネスモデルにも陰りが見え始め、さらに1月17日付けで任天堂が業績予想を修正し大幅な赤字決算になることを発表(※このイベント後、1月29日付けで発表された決算では、営業利