最近、米Apple社や米Motorola社、フィンランドNokia社、米Palm社、韓国Samsung Electronics社などのメーカーが、続々と新しいスマートホンを発売している。これらの新製品の売れ行きはどうだろうか。そして、スマートホン市場において米Google社は何を狙っているのか。アナリストの見解と予測を見てみよう。 予測その1:iPhoneの勢いに急ブレーキ 米国の投資銀行Lazard Capital Markets社でアナリストを務めるDaniel Amir氏は、米Apple社のiPhoneについて「最新の調査によれば、2009年10月のiPhoneの出荷台数は、2009年9月比で80%増となる540万台にも上り、iPhone史上最高の販売台数を達成した。このうち110万台が『iPhone 3G』で、430万台は『iPhone 3GS』(図1)だった」という。しかし、同氏