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ブックマーク / aruhenshu.exblog.jp (9)

  • 紀伊国屋新宿南店の品揃えが独特だとしたら、それはお店と営業の努力の賜物じゃないの? | ある編集者の気になるノート

    この記事、とくに書店営業&書店の方に読んでほしいです。 なぜ新宿紀伊國屋の店員はつまらなそうなのか(シロクマ日報)紀伊國屋新宿南店の品揃えは一種独特です。他店では決して平積みされないようなが平積みされていたり、意外なが意外な場所に置いてあったり(例を挙げると問題があるので、実名は出しませんが)。上層部から「このを売れ!」という指示のもとに動いている、というような印象を受けます。まぁそれも組織運営の一つですが、仮にそうだとすれば、店員さんがつまらなそうな顔をしているのも当然でしょう。僕も業界に入って以来、編集プロパーの人間なので、書店と書店営業に関しては恥ずかしいほど無知な人間です。 だから、自信を持って違うとは言いませんが、この指摘って何か変じゃありません? 僕自身、新宿南店のビジネス書売り場で「意外なが意外な場所に置いてあった」のを見たことがあります。 少し詳しく書くと、ほかの書

    紀伊国屋新宿南店の品揃えが独特だとしたら、それはお店と営業の努力の賜物じゃないの? | ある編集者の気になるノート
  • 出版社の採用試験で絶対にやってはいけない、書き間違い・言い間違い。 | ある編集者の気になるノート

    中公クラスでも、こういう人がいるんですねぇ。 新卒採用の書類選考をしてみた。(婦人公論 the 90th anniversary blog)あとなぁ……にわかに中谷彰宏ぶるつもりはないのですが、 読んでいてどうしても気になったことを2つ、書いていいですか。 (中略) 2つめ。書いたら、読み返しましょう(切実)! こんなエリートも誤字を書くんだな~、と妙な感心してしまいました。 とくに社名の間違いは致命的です。うちの会社は 「中央公論社」じゃなくて「新社」、ね?まあ、社名間違えた→即不採用てわけでもないでしょうが、そういうつまらないミスで印象を悪くするのはバカバカしいので、気をつけましょう。 なお、以下に出版業界でありがちな書き間違い・言い間違いをいくつかあげます。 *コメント欄に寄せられたものも一部採用しました。あと、途中からはネタです…… *わりとまじめに集めたよ編 ・河出書房新社の「新

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  • 初版と重版、出版社がより儲かるのはどっち? | ある編集者の気になるノート

    ふ~ん、こういうケースもあるんですね。 よつばとひめくり2007(あずまきよひこ.com)商品はたくさん作るほど単価が安くなります。 で、漫画もそうですが、は初版が一番たくさん作られます。 例えば初版で10万部作って、それが市場になくなってくると第2版を1万部追加する、って感じです。 初版と重版の数はケースバイケースですが、重版の方が数はずっと少ないです。 つまり重版は初版よりコストパフォーマンスが悪いのです。 「よつばとひめくり」は1,500円。この値段は初版だと利益が出るのですが、重版だと出ないらしいです。なぜ「こういうケースもある」という言い方をしたかというと、僕は今まで、 「初版よりも重版のほうがコストパフォーマンスがよい」 と思っていたので。重版発行時には、組み代や製版費が軽減されるので、10%~12%程度原価率が下がることになる(太郎さんと花子さんの出版技術講座:1.10  

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  • 出版業界は、「北朝鮮方式」がまかりとおる世界なのか? | ある編集者の気になるノート

    【HR】 怒らないとわからない(MORI LOG ACADEMY) しかし、最近、出版社の人間とつき合うようになって、怒らないとわかってもらえない人たちが実に多いことに気づいた。修正案やアドバイスとして、指摘しているうちは、彼らには伝わらないみたいだ。たぶん、出版社の人たちは、そういうもの(ちょっとした不具合や苦情)に慣れきってしまっているのだろう。不具合が大きくなれば、そのときに頭を下げて謝れば良い、と軽く考えているようだ。 予想どおりに悪い事態になったら、僕としては、「切り捨て」に移る。すると、ここでようやく、向こうは、僕が「怒っている」と認識するようだ。僕としては、もう怒ってなどいない。謝ってもらっても、まったく意味がない。筋違いというか、手遅れである。 そういった事態が当に多いので、多少はお互いに学習した方が良いかもしれない。 出版界に10年いて理解したことは、「馬鹿正直に言うこ

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  • 「世界でいちばん太っている国」は、ナウル共和国。 | ある編集者の気になるノート

    ●当ブログは「ある編集者」の個人的な記録・発信の場であり、同人が現在属する組織とは何ら関係ありません。●当ブログはリンクフリーです。相互リンクは募集しておりません。●現在、ランキング参加中 (1日1クリック頂けるとこっそり喜びます↓) ★人気blogランキング

    「世界でいちばん太っている国」は、ナウル共和国。 | ある編集者の気になるノート
    akaiho
    akaiho 2007/02/13
    日本は中国より肥満少ないのか…!
  • 韓国出版業界の「本買占め」は、他人事ではない。 | ある編集者の気になるノート

    これについては、どこまで書いていいのか、正直、迷うのだが。 【コラム】韓国出版業界の「買い占め」のカラクリ(朝鮮日報)単行の出版社289社が加入している社団法人韓国出版人会議は8日、A出版社のベストセラー『ミリオン・ドル・チケット』の出版社による買い占め(店内ベストセラーの順位を上げようとする宣伝工作)現場を摘発したと発表し、同書をベストセラーの集計から除外するよう教保文庫などに公式に要請した。昨年 10月にインターネットサイトを利用した買い占めまがいの行為が摘発されてまだ3カ月も過ぎていないのに、また同様の事件が起きたのだ。 日では、出版社によるの買占めはあまり聞いたことがない。 だが、著者やそのとりまきによる「買占めまがいの行為」は、わりとある。 たとえば、以下に紹介する方法は、「買占め」とは言えないだろうが、ランキング操作を狙った<作戦>である。 ゴマブックスの「アマゾン作戦

    韓国出版業界の「本買占め」は、他人事ではない。 | ある編集者の気になるノート
  • チャイニーズ・ジョークが、やたらえげつないんだが。 | ある編集者の気になるノート

    そもそも、面白いのかなぁ、これ。個人的にはちょっと引いてしまった…… お金と人間中心主義:中国ジョーク集から見えるもの(中国情報局NEWS) 私が「これは」と唸ったのは次のようなやりとりだ。 生徒:先生、今度の数学のテストで100点とれば、お父さんから10元もらえるのですけど。 先生:お前が100点とれるとはとても思えないね。 生徒:そこでですね。ご相談なのですが、10元を2人で山分けというのはどうでしょう。 こういうジョークは日では考えられない。 テストといえど、人間がつくっているものだ。先生といえど、人間だ。道を切り開くカナメは人間だ。相手にメリットを与えれば必ず解決の道はあるという考えは、事の質をついていて怖いぐらいだ。 次のジョークはどうだ。 アメリカ航空宇宙局(NASA)で金星へ飛び立つ宇宙飛行士を募集した。ただし、「1人でゆき、地球に戻って来れない」という条件である。 ドイ

    チャイニーズ・ジョークが、やたらえげつないんだが。 | ある編集者の気になるノート
    akaiho
    akaiho 2007/01/14
    win-win-win
  • 日本人は、やっぱり「欧米人」が好き? | ある編集者の気になるノート

    今さら愛国心教育は必要か?生まれ変わりたい国No.1はわが祖国!(オリコンイングリッシュ) 上の記事に、こんなランキングが載っていました。 生まれ変わるとしたら、生まれ変わりたい国 女性 1 日 2 イギリス 3 スイス 4 イタリア 5 フランス 6 アメリカ 7 オーストラリア 8 カナダ 9 スウェーデン 10 ニュージーランド 男性 1 日 2 イギリス 3 イタリア 4 アメリカ 5 フランス 6 オーストラリア 7 スイス 8 カナダ 9 ドイツ 10 スウェーデン (さらに詳しいランキングはリンク先参照) 男女ともに、「また日人になりたい」という声が多数だったわけですが、むしろ注目すべきとはそれ以外の順位かと。 イギリス、イタリア、フランス、アメリカ……もう「欧米諸国」ばかり。 アジアの国なんてひとつも入っていません。 韓流だ華流だと騒いでも、やっぱり日人は欧米好きな

    日本人は、やっぱり「欧米人」が好き? | ある編集者の気になるノート
  • ある編集者の気になるノート : 夏の文庫キャンペーン、キャッチコピーだけ見たら新潮社のひとり勝ちだ!

    同業者の端くれとして、非常に興味深い記事。 2006年「新潮文庫の100冊VS.ナツイチVS.発見。角川文庫」(カンガルーは荒野を夢見る) なかでも一番気になったのが、夏の文庫キャンペーンを行なってる 3社(新潮:新、集英社:ナ、角川:角)のラインナップで、 共通している作品のキャッチコピーを明記した部分。 これって、3社(あるいは2社)の編集者の 「コピー力」を見比べるいい資料になるわけですよ。 論より証拠で、実例を一部引用します。 太宰治「人間失格」 新ナ角(角川のみ「人間失格・桜桃」) 新:この主人公は自分だ、と思う人とそうでない人に、日人は二分される。 ナ:生命の淵に追いつめられた太宰の、これは自伝であり遺書であった。 角:世代を超えて読みつがれる、太宰の自伝的小説 夏目漱石「こころ」 新ナ角 新:友情と恋の、どちらかを選ばなくてはならなくなったら、どうしますか… ナ:親友を裏切

    ある編集者の気になるノート : 夏の文庫キャンペーン、キャッチコピーだけ見たら新潮社のひとり勝ちだ!
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