【1995年刊「クイック・ジャパン第3号」掲載・小山田圭吾氏インタビューに関しての弊社編集者・村上清コメントを掲載します】 「クイック・ジャパン第3号」に掲載された「いじめ紀行」の記事を取材・執筆した村上清は、記事が掲載された時点では外部の新人ライターであり、太田出版が出版社の判断として特集を認め、記事を掲載しました。村上はその後太田出版の社員となり編集部員として現在に至りますが、もとより当時の村上本人に決定権があったわけではありません。今回の問題は、執筆者一人に帰すべき問題ではなく、まず出版社の問題であり責任です。そのため太田出版からのお詫び、考えを述べた文章を2021年7月19日に弊社ホームページに出しましたが、村上個人が表に出ることは控えさせてきました。 この度、9月16日付「週刊文春」で小山田氏のインタビュー記事が掲載されたことを受け、村上より当時の状況、当時の考え、時間がたっての
韓国映画を観るたび、「気合が入ってるな」と思う なぜ人は狂うのだろうか? 科学と文明の時代に生きる現代人にとって、どうにも解明されない問題や不慮の厄災は脅威以外の何物でもない。世界が今まさに、新型コロナウィルス感染症という疫病の脅威に晒され、誰もがヒリヒリとした日常を送る中、日生劇場で上演されているミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』は、そんな現代人に、一つの疑問を投げかける。人間が真に恐れるべきなのは、人間が持つ狂気なのではないかと。 19世紀のロンドンで起こった“切り裂きジャック”の事件をモチーフにしたこの作品は、2007年にチェコで生まれた。2年後に韓国で上演された際は、大幅な脚色と新曲の追加などを経て、10年以上にもわたって上演される大ヒットミュージカルになった。その『ジャック・ザ・リッパー』の日本版で、木村達成さんとダブルキャストで、主人公ダニエルを演じているのが小野賢章さんだ
元アイドルであり、現在はライターや作家として精力的に活動する大木亜希子さん。2018年の5月、会社員だった大木さんは会社に行けなくなり、やむなく休職。みかねた姉からの提案で、独り暮らしをする56歳の男性サラリーマン・ササポンさんとの一つ屋根の下での“共同生活”がはじまった。 その様子とエピソードを綴った『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』(祥伝社)が大ヒット。過度に干渉しないササポンさんとの時間によって大木さんが自分を取り戻す日々は多くの共感を呼び、この7月には『つんドル!~人生に詰んだ元アイドルの事情~』としてコミックにもなった。 一方で、その生活は当初からササポンさんが定年退職するまでという「期間限定」のものだった。そうして訪れた、ササポンハウスでの最後の日――。 「それでは、ササポンこの辺で」 全ての荷物を積み終えると、私は作業を手伝ってくれた彼に礼を言っ
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