「なぜ10億円の出資を受けたのか?」 東京地検特捜部は1月17日、太陽光発電などを手がける投資会社「トライベイキャピタル」(東京都千代田区)などを突然家宅捜索した。同社は衆議院第一議員会館の目の前のビルに本社を置く。同じフロアに「山猫総合研究所」という会社が入居しているが、この会社で代表を務めるのは政治学者・三浦瑠麗氏だ。 三浦瑠麗氏の夫・三浦清志氏が社長を務めるトライベイキャピタルは、なぜ特捜部にガサ入れされたのか。同社が太陽光発電投資でトラブルになり、民事訴訟が起こったことをきっかけに、この捜査は始まった。いったい三浦夫妻に何が起こっているのか? 前篇「【独自】「三浦瑠麗の夫」10億円詐欺訴訟で明らかになった驚きのスキーム《訴訟資料入手》」に引き続き、三浦清志氏が関わった事件について、詳報する。 * 訴訟資料によれば、2019年2月、三浦清志氏は京都市のA社に対して、住民からの同意取得
1982年、埼玉県生まれ。東京地下鉄(東京メトロ)で広報、マーケティング・リサーチ業務などを担当し、2017年に退職。鉄道ジャーナリストとして執筆活動とメディア対応を行う傍ら、都市交通史研究家として首都圏を中心とした鉄道史を研究する。著書『戦時下の地下鉄 新橋駅幻のホームと帝都高速度交通営団』(2021年 青弓社)で第47回交通図書賞歴史部門受賞。Twitter @semakixxx News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 JR常磐線各駅停車の亀有・金町駅を使う住民は昨年10月、東京メトロ千代田線の乗り入れにより「不当運賃」を取られているとして、JR東日本、東京メトロ、国に対して2万6980円の損害賠償を求めた。その第一回
「塞外」とは万里の長城の外側のこと。つまり、この縦42㎝、横10m余りの長大なる画巻で、思う存分に狩猟を楽しんでいるのは、前漢時代(紀元前206-8年)、中国北方で活躍した遊牧騎馬民族、匈奴の人々なのである。
「塞外」とは万里の長城の外側のこと。つまり、この縦42㎝、横10m余りの長大なる画巻で、思う存分に狩猟を楽しんでいるのは、前漢時代(紀元前206-8年)、中国北方で活躍した遊牧騎馬民族、匈奴の人々なのである。 広大な平原を舞台に、馬を駆って虎を追い、熊、鹿を仕留め、鳥を射る一大スペクタクル。一方で、獲物を食するためにせわしげに準備をする人々の生き生きとした表情。画面全体に賑やかな雰囲気が充満するなか、一か所だけ、ユルい場面が登場する。虎皮を敷いた玉座に座る男が食事もそっちのけであらぬ方向を見つめ、我を忘れているのだ。男の名は、呼韓邪単于。言わずと知れた匈奴王である。英雄が呆ける。となればそこには当然のごとく美女がいる。政略結婚で中国の後宮から匈奴に嫁がされることとなった伝説の美女、王昭君。まだ見ぬ美女を待ちわびて呆ける匈奴王という演出もまた、この画巻の見どころの一つである。 ※「江戸時代の
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