佐々木敦 on Twitter: "格差が開けば開くほど、まだどっちに転ぶかわからない若者はなんとしても富める側に行きたいわけで、しかしこの先、この国で富むためには真っ当な人間の心を捨てなければならないだろう。人非人こそ優秀ということにますますなっていくのかと思うと、暗澹たる思いを禁じ得ない。"
格差が開けば開くほど、まだどっちに転ぶかわからない若者はなんとしても富める側に行きたいわけで、しかしこの先、この国で富むためには真っ当な人間の心を捨てなければならないだろう。人非人こそ優秀ということにますますなっていくのかと思うと、暗澹たる思いを禁じ得ない。
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佐々木敦 on Twitter: "ニッポンの役人や政治家の多くは、自分の失敗や錯誤や力不足を公に認められない。何も問題はない、全てはうまくいっている。私はよくやっている、という形でしか話さない。嘘ばかりだ。 ワイズマン作品を観ると、責任ある立場、権力を有する者ほど、率直に反省の弁を口にし、謝罪する。全然違う。"
佐々木敦 on Twitter: "フィクションを享受する際、大まかに言って知識レベルと主題レベルと形式レベルと共感レベルという位相があると思うのだが、自分にとって重要なのは形式→主題→知識→共感の順番なのだけど、多くの人たちの場合は真逆なんだろうなと気付いて戦慄している。"
佐々木敦 on Twitter: "コロナ、落ち着くと見せかけてまた増加の兆しが見えてきているが、余程のことにならない限り、イギリスのような再規制はやらないだろう。経済の維持というよりも、この国の権力はとにかく「失敗や過ちを絶対に認め（られ）ない」から。責任問題になるから規制解除は時期尚早だった、には最早出来ない。"
佐々木敦 on Twitter: "今、起きていることは、長い目で見れば自民党政治の断末魔の響きなのかもしれない。そうであるとよい。だが、この断末魔はものすごく長く続いてしまう恐れもある。いずれにせよ問題は、次の国政選挙の結果だ。それはどれだけ引き延ばしても一年後にはやってくる。"
佐々木敦 on Twitter: "きゃりーの発言については「取り下げるんなら最初から言わなきゃいいのに」とは僕は絶対思わないですね。 我慢出来なくて、どうしても呟かずにいられなかった、ということに真実があるのだから。"
佐々木敦 on Twitter: "検察庁法改悪案、これが単なる公務員の定年延長ではなく、実質的に政府の恣意的な運用が可能となることが問題視されているのであり、更にこれが通れば黒川の定年延長が可能になることもすでに証明されている。以上の事実を踏まえない擁護論は全部ク… https://t.co/CQs1D7dJvf"
佐々木敦 on Twitter: "僕は「話せばわかる」を嘲弄する人よりは「話せばわかる」を信じているけれど、「話せばわかる」を妄信してる人ほどは「話せばわかる」を信じてない。 「わかる可能性がある人」と「わかる気がはなからない人」の区別ってわりと簡単につくと思うのだけど、どうしてみんなすぐに揉めちゃうかなあ。"
佐々木敦 on Twitter: "僕は小説はなんでも読む、というのは嘘で、歴史小説、時代小説、そしてファンタジーは、もちろん例外はありますがジャンルとしては不得手なんですよね。何故かというと、書き手が、というより読者のニーズの中に、現実逃避的な願望、或いは現生利益の欲望みたいなのが透けて見える気がしてしまうから。"
佐々木敦 on Twitter: "映画『主戦場』が浮かび上がらせるのは、慰安婦問題が日本と韓国という二つの国の対立の問題、ではない、ということだ。更に言えば、それは歴史認識の問題でさえない。映画の後半が描き出すのは、この問題の本質が、あらゆる人間に認められるべき尊厳と、陳腐で卑小な自己肯定との争いだということだ。"
