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  • 野生動物駆除に「シアン化物爆弾」、トランプ政権が使用再開を許可

    米カリフォルニア州で撮影された子キツネ(2018年7月27日撮影、資料写真)。(c)JOSH EDELSON / AFP 【8月9日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米政権が、野生のキツネやコヨーテ、野犬を殺害する毒物を使ったわなの使用再開を許可した。このわなは通称「シアン化物爆弾」と呼ばれており、環境保護団体などから強い反発が上がっている。 【関連記事】米ホワイトハウスに毒物入り封書か、検査でシアン化物の陽性反応 「M44」という名で知られる地面埋め込み式のこのわなは、芝生用スプリンクラーのような形状をした装置で、取り付けられたカプセル状の容器に餌が入っており、動物がそれを引っ張るとばね仕掛けの放射器がシアン化ナトリウムを放出する仕組みになっている。 M44をめぐってはアイダホ州で少年が負傷、少年の飼い犬が死ぬ事故が発生しており、昨年トランプ政権はM44の使用を中止

    野生動物駆除に「シアン化物爆弾」、トランプ政権が使用再開を許可
  • ウクライナ大統領、NATO加盟断念も

    ウクライナの首都キエフで演説するウォロディミル・ゼレンスキー大統領。同国大統領府提供の動画より(2022年3月7日提供)。(c)AFP PHOTO /UKRAINIAN PRESIDENCY PRESS OFFICE 【3月9日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は7日、同国の北大西洋条約機構(NATO)加盟を断念する可能性を示唆した。ロシアウクライナを侵攻した理由の一つとして、同国のNATO加盟阻止を挙げている。 ゼレンスキー氏は7日夜に放映された米ABCのインタビューで通訳を介し、「だいぶ前にNATOにはウクライナを受け入れる覚悟がないと理解し、この問題を冷静に考えられるようになった」と述べた。 続けて「NATOロシアとのいざこざや対立を恐れている」と指摘し、「ひざまずいて何かを懇願する国」の大統領にはなりたくないと述べた

    ウクライナ大統領、NATO加盟断念も
  • 「ゼレンスキー氏にもプーチン氏と同等の責任」 元ブラジル大統領

    ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(左)とロシアのウラジーミル・プーチン大統領(2022年3月6日作成)。(c)Sergei SUPINSKY and Sergei GUNEYEV / various sources / AFP 【5月5日 AFP】ブラジルのルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ(Luiz Inacio Lula da Silva)元大統領(76)は4日に公開された米誌タイム(Time)のインタビューで、ロシアウクライナ侵攻について、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領はロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領と同等の責任があると述べた。 ルラ氏は「ウクライナ大統領はテレビで演説し、拍手喝采され、(欧州の)全国会議員からスタンディングオベーションを浴びている」とした上で「この男(ゼレンス

    「ゼレンスキー氏にもプーチン氏と同等の責任」 元ブラジル大統領
  • ロシア・チェチェン首長、10代の息子3人を前線に送ると表明

    ロシア南部チェチェン共和国のラムザン・カディロフ首長。モスクワのロシア大統領府で(2022年9月30日撮影)。(c)Mikhail METZEL / SPUTNIK / AFP 【10月3日 AFP】ロシア南部チェチェン(Chechen)共和国の首長で、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領と親しいラムザン・カディロフ(Ramzan Kadyrov)氏は3日、自身の10代の息子3人をウクライナの前線に送ると表明した。 カディロフ氏はメッセージアプリのテレグラム(Telegram)に、「実戦で実力を示す時が来た。人たちの希望を歓迎するのみだ」と投稿し、息子たちが射撃場でミサイル弾を撃つ様子を捉えた動画を添えた。「息子たちは間もなく前線に行き、最前線の中でも最も困難な地点に送られる」としている。 同氏は、息子のアフマトさん(16)、エリさん(15)、アダムさん(14)が

    ロシア・チェチェン首長、10代の息子3人を前線に送ると表明
  • X、ヘイトスピーチ調査まとめたNPO提訴 損害賠償を請求

    【8月2日 AFP】X(旧ツイッター〈Twitter〉)は7月31日、同社サイトでヘイトスピーチ(憎悪表現)がまん延しているとする報告書をまとめたNPOを米サンフランシスコの連邦地裁に提訴した。 訴状によると、Xが訴えたのはデジタルヘイト対策センター(CCDH)と、英国の運営団体。「欠陥」を伴う調査報告書を公表したことにより多大なコスト負担を強いられたとし、損害賠償の支払いとともに、Xからのデータ取得手段の差し止めを求めている。 また、CCDHは不正入手したデータを報告書に恣意(しい)的に反映させることにより、Xには有害コンテンツがあふれているかのように説明していると主張した。 CCDHのイムラン・アハメド(Imran Ahmed)最高経営責任者(CEO)は提訴を受け、Xのオーナーのイーロン・マスク(Elon Musk)氏は「権威主義的な」考えに基づいて批判を封じ込めようとしていると反発。

    X、ヘイトスピーチ調査まとめたNPO提訴 損害賠償を請求
  • 農場で爆発、牛1.8万頭が焼死 テキサス州

    米テキサス州ディミット近郊のサウスフォーク酪農場から立ち上る黒煙。カストロ郡保安官事務所のフェイスブックアカウントから取得(2023年4月11日撮影)。(c)AFP PHOTO / Facebook page of Castro County Sheriff's Office 【4月14日 AFP】米テキサス州当局は13日、回廊地帯に位置するディミット(Dimmitt)近郊の酪農場で爆発・炎上が起こり、牛約1万8000頭が死んだほか、従業員1人が負傷したと発表した。 爆発は10日夜、サウスフォーク酪農場(Southfork Dairy Farms)で発生した。テキサス州の農業当局は州史上最悪の牛舎火災で、捜査には時間がかかる恐れがあるとしている。 爆発の原因は今のところ不明。郡保安官はメディアに対し、牛のふん尿中のメタンが引火した可能性を示唆した上で、実際の原因は捜査結果を待つ必要があると

    農場で爆発、牛1.8万頭が焼死 テキサス州
  • 「前線ではみな兄弟」 ロマ人とウクライナ人、戦争で縮まる距離

    ウクライナ軍から授与された勲章を見せる少数民族ロマのビクトル・イルチャクさん。ウザカルパッチャ州ウジホロドにて(2023年3月2日撮影)。(c)ATTILA KISBENEDEK / AFP 【4月8日 AFP】ウクライナ最西部ザカルパッチャ(Zakarpatska)州の州都ウジホロド(Uzhhorod)で、少数民族ロマ(Roma)のビクトル・イリチャクさん(31)は、ウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領の署名が入った勲章を誇らしげに見せてくれた。8か月前線で戦い、「4回死にかけた」と話す。 イリチャクさんは、ロマが多数を占めるラドワンカ(Radvanka)地区にある、今にも崩れそうなぼろぼろの自宅で、AFPのインタビューに応じた。自宅前の道は穴だらけだ。 腕には、マリウポリ(Mariupol)近郊で受けたロシア軍の爆弾の破片がまだ残っている。 ウジホ

    「前線ではみな兄弟」 ロマ人とウクライナ人、戦争で縮まる距離
  • ロシアの進軍阻むため水浸しになった村、忍耐の限界に ウクライナ

    イワン・ククルザさんの自宅の庭に敷かれた排水ホース。ウクライナ・ディミディウにて(2023年2月28日撮影)。(c)YASUYOSHI CHIBA / AFP 【3月19日 AFP】ウクライナ軍は1年前、首都キーウ制圧を目指し進軍するロシアを阻むため、キーウの北約35キロに位置するデミディウ(Demydiv)村の近くにあるダムを破壊した。村は水浸しになった。イワン・ククルザさん(69)の自宅の地下室は今でも水が引かず、忍耐も限界に近付いている。 「水位を半分に下げてほしい。それでも戦車はここを通れないだろう」とククルザさんはAFPに話した。 ウクライナ当局は、ロシアが再び同盟国であるベラルーシから侵攻してくることを恐れ、対応してこなかった。 住民は自分で排水ポンプを調達したが、あまり効果はない。ククルザさんが自宅用に買ったポンプも冬の寒さで壊れてしまった。 政府からは2万フリブナ(約7万3

    ロシアの進軍阻むため水浸しになった村、忍耐の限界に ウクライナ
  • ロシア大統領に近い実業家プリゴジン氏、米選挙への介入認める

    ロシア・サンクトペテルブルク郊外で、ウラジーミル・プーチン氏(左)に自身の経営する学校給センターを案内する実業家のエフゲニー・プリゴジン氏(2010年9月20日撮影、資料写真)。(c)Alexey DRUZHININ / SPUTNIK / AFP 【11月7日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領に近い実業家で、欧米諸国から制裁を受けているエフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏(61)は7日、米国の選挙への介入を認めた。 プリゴジン氏の事務所によると、ロシアが米中間選挙に介入しているとするブルームバーグ(Bloomberg)の報道についてコメントを求められた同氏は「われわれは介入したし、介入しているし、今後も介入するだろう」と発言した。 同氏をめぐっては、欧米諸国の選挙結果に影響を与える「トロール(荒らし)工場」の運営に関

    ロシア大統領に近い実業家プリゴジン氏、米選挙への介入認める
  • ロマ人夫婦の家で白人少女を保護、身元不明の「金髪の天使」

    ギリシャ中部ファルサラ(Farsala)にある少数民族ロマの居住地で見つかった身元不明の白人少女(2013年10月18日提供)。(c)AFP/GREEK POLICE 【10月21日 AFP】ギリシャ中部にある少数民族ロマの居住キャンプで16日、身元不明の4歳前後とみられる白人少女が見つかり、警察が親を捜している。 地元メディアが「ブロンドの天使」の愛称で報じているこの少女は、ギリシャ中部ファルサラ(Farsala)でロマの夫婦と暮らしていた。金髪に緑色の目をしており、夫婦と血縁関係がないことはDNA鑑定でも確認された。 警察は、少女が生後すぐに誘拐された可能性があるとして、ロマの夫(39)と(40)を逮捕した。しかし夫婦の弁護士は19日、母親が出産後まもなく育てることができないとの理由で手離した少女を、2009年に第三者を介して夫婦が預かったとAFPに説明。「誘拐でも強奪でも人身売買で

    ロマ人夫婦の家で白人少女を保護、身元不明の「金髪の天使」
  • 「世界の屋根」で孤立、ワハン回廊のキルギス人 アフガニスタン

    アフガニスタンのワハン回廊でヤクに乗って移動するキルギス人遊牧民の家族(2017年10月7日撮影)。(c)AFP PHOTO / Gohar ABBAS 【3月10日 AFP】何世紀もの間、キルギス人の遊牧民たちは中央アジアと南アジアを自由に行き来してきた。家畜を連れ、川を越え、雪をいただいた山々を歩いた。しかし今日、彼らは険しい山脈と渓谷からなる「世界の屋根」、アフガニスタンのワハン回廊(Wakhan Corridor)で孤立している。そしてここから移動できる望みは少ない。 政治的混乱や紛争により、遊牧民たちは徐々にこの地に追い込まれてきた。ここには道もなく、周辺の国境は一つずつ閉じられていき、遊牧民たちは先の見通しがつかない生活を強いられている。 「われわれは図らずもアフガン国民になった」と、族長のジョー・ボイ(Jo Boi)さんは語った。まぶたは重たそうで、声に活気はない。「この地を

    「世界の屋根」で孤立、ワハン回廊のキルギス人 アフガニスタン
  • 戦火さえ来ない最果ての地、アフガニスタンのワハン回廊

    アフガニスタン・ワハン回廊の自宅で義理の娘(右)と一緒に事の用意をするスルタン・べギウムさん(左、2017年10月8日撮影)。(c)AFP PHOTO / Gohar ABBAS 【3月11日 AFP】「タリバン……それ、なあに?」アフガニスタンの山岳地帯、ワハン回廊(Wakhan Corridor)にある凍えるほど冷え切った自宅でスルタン・ベギウム(Sultan Begium)さんは恥ずかしそうに尋ねた。この辺りはアフガニスタンでもあまりに辺境であるため、住民たちは祖国を荒廃させた数十年に及ぶ紛争の影響を受けることなく暮らしてきた。 孫がいる、きゃしゃな体のベギウムさんの人生が過酷なものだったことは、その顔の深いしわから見て取れる。ベギウムさんたちワハン人(ワヒ人などとも)は、この地域に暮らすおよそ1万2000人からなる遊牧民だ。 地元では「バーム・エ・ドゥニヤ」(ペルシャ語で「世界の

    戦火さえ来ない最果ての地、アフガニスタンのワハン回廊
  • 欧州を「凍死」させない ベラルーシ大統領、テレビでまき割り

    ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領(2022年7月21日撮影)。(c)Alexander NEMENOV / AFP 【9月15日 AFP】ベラルーシの強権的な指導者で親ロシアで知られるアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領が14日、まきを割りながら今冬に欧州が「凍死する」のを救うと皮肉を込めて訴える映像が、国営テレビで放映された。 ウクライナ侵攻の影響で、欧州ではロシアからの化石燃料の供給が減っているが、欧州各国は代わりの調達先を見つけられずにいる。 映像でルカシェンコ氏はジャージー上下にベストを身に着け、まきの山の前に立ち、陽気な様子でおのを振り下ろしている。 まきを割りながら同氏は「欧州を凍死させるわけにはいかない」と冗談を飛ばし、「われわれが彼らを助ければ、いつか彼らが私たちを助けてくれるかもしれない」と語った。 「欧州はこの頃、

    欧州を「凍死」させない ベラルーシ大統領、テレビでまき割り
  • 子どもはイモ掘りすべし ベラルーシ大統領

    ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領(2022年7月21日撮影)。(c)Alexander NEMENOV / AFP 【10月4日 AFP】ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領は3日、同国の子どもは健康づくりのためにジャガイモ掘りをすべきだと主張した。 1994年から旧ソ連構成国ベラルーシを厳しく統治しているルカシェンコ氏は、風変わりで過激な言動で知られている。 ルカシェンコ氏は、恐らく最もソビエト的な国であるベラルーシで「ジャガイモ収穫のための児童・生徒動員」が認められていないことに怒りをあらわにした。ソ連では、子どもが日常的にイモ掘りに駆り出されていた。 ルカシェンコ氏は政府の会合で「何を手に児童・生徒を育てているのか」「搾取だと言う人もいる。しかし、5~6時間の作業がどうして搾取になるのか。親は喜ぶし、子どもにとって

    子どもはイモ掘りすべし ベラルーシ大統領
  • ウクライナは「孤立無援」 大統領

    ウクライナの首都キエフでテレビ演説に臨むウォロディミル・ゼレンスキー大統領。同国大統領府提供(2022年2月22日公開)。(c)AFP PHOTO / Ukraine Presidency / handout 【2月25日 AFP】(更新)ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は25日、ロシア軍の大規模侵攻を前に「われわれは孤立無援で防戦している。共に戦ってくれる者はいないようだ」と述べた。 【関連写真】渋谷でロシア抗議デモ また、ロシアの工作員が首都キエフに侵入したとして、住民に警戒と夜間外出禁止令の順守を呼び掛けた。 大統領によると、ロシア軍が侵攻を開始した24日、民間人を含めウクライナ人137人が死亡、316人が負傷した。 大統領は、自身もロシア側の最重要の標的となっているが、家族と共に国内にとどまっていると語った。(c)AFP

    ウクライナは「孤立無援」 大統領
  • ウクライナ大統領、東部前線バフムートを訪問

    ウクライナ・バフムートを訪問し、兵士を表彰するウォロディミル・ゼレンスキー大統領(右)。大統領府提供(2022年12月20日撮影)。(c)AFP PHOTO / HO - UKRAINIAN PRESIDENTIAL PRESS SERVICE 【12月20日 AFP】(写真追加)ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は20日、ロシアによる侵攻で主戦場となっている東部前線のバフムート(Bakhmut)を訪問した。大統領府が発表した。 ゼレンスキー氏は現地で軍幹部と面会し、10か月近くにわたりロシア軍からの激しい攻撃に応戦してきた部隊を表彰した。(c)AFP

    ウクライナ大統領、東部前線バフムートを訪問
  • バフムートの「肉ひき機」 恐怖の激戦地を駆ける救急隊員たち

    ウクライナ東部ドネツク州バフムート近郊で、負傷したウクライナ兵を応急処置用の移動病院から避難させるボランティアの救急隊員(2022年11月28日撮影)。(c)ANATOLII STEPANOV / AFP 【12月3日 AFP】ロシア軍がウクライナ侵攻を開始すると、パリチさん(仮名・35歳)は、今後の戦闘により多くの負傷者が出て、救急隊員としての自身の経験が必要とされるだろうと考えた。「傍観しているわけにはいかないので、ボランティアとして前線に向かった」 パリチさんのチームは毎日、ウクライナ東部バフムート(Bakhmut)の前線周辺で負傷者を集め、わずか数キロ離れた中央病院に搬送している。 この日は、脳を損傷し脚を骨折した負傷兵をバフムートからチャシウヤール(Chasiv Yar)の医療センターまで搬送した。パリチさんは同行したAFP記者に「常に怖い」と吐露。「リラックスできることは全くな

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  • 東部前線で戦うワグネルの「使い捨て兵士」 ウクライナ

    ロシア軍から奪還されたウクライナ東部の村付近に放置された、破壊された戦車砲(2022年10月26日撮影)。(c)Dimitar DILKOFF / AFP 【11月1日 AFP】「そこにあるのは恐怖だ。地面はアスファルトのように真っ黒で、すべてが破壊された。遺体があちこちに散乱していた」 AFPの取材に応じたウクライナ兵のエウヘンさん(38)は、ロシア軍が撃ち込む砲弾が付近でさく裂する中、地下トンネルに退避した。そして、わずか1キロしか離れていない東部ドネツク(Donetsk)州バフムート(Bakhmut)の前線の状況を振り返った。 ロシア軍はウクライナ各地で防戦を強いられているが、バフムートに対しては過去数か月間、攻撃の手を緩めていない。 軍事専門家やウクライナ軍によると、暗躍しているのはロシアの民間軍事企業ワグネル(Wagner)だ。 ワグネルの創設者は、ウラジーミル・プーチン(Vla

    東部前線で戦うワグネルの「使い捨て兵士」 ウクライナ
  • 旧式のレオパルト1戦車、ウクライナへの輸出承認 独政府

    ドイツの戦車「レオパルト1」。バーデン・ビュルテンベルク州で。DPA提供(2012年1月10日撮影、資料写真)。(c)Tobias Kleinschmidt / DPA / dpa Picture-Alliance via AFP 【2月3日 AFP】ドイツ政府は3日、ウクライナに供与する同国の主力戦車「レオパルト(Leopard)2」とは別に、企業が保有する旧式の「レオパルト1」をウクライナに送ることを承認したと発表した。 現在ドイツを含めて欧州各国の軍隊で運用されているレオパルト2の前身となるレオパルト1をめぐり、所有する企業からウクライナに供与したいとの要望が政府に出されていた。 政府報道官は3日の記者会見で、レオパルト1に関する質問に対し、「輸出許可証が出されたことを確認する」と述べた。 レオパルト1は、1960年代に運用が始まった。南ドイツ新聞(Sueddeutsche Zeit

    旧式のレオパルト1戦車、ウクライナへの輸出承認 独政府
  • 独外務省の「レオパルト」絵文字の使用、アフリカで物議

    ドイツ北部オステンホルツで軍事演習に参加する同国の主力戦車「レオパルト2」(2022年10月17日撮影)。(c)Ronny Hartmann / AFP 【1月27日 AFP】独外務省がツイッター(Twitter)に、同国製主力戦車「レオパルト(Leopard)2」と、ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相のアフリカ訪問をかけた絵文字を使った投稿をしたことに対し、アフリカからは冷ややかな反応が出ている。レオパルトはドイツ語などでヒョウを意味する。 ドイツがレオパルト戦車14両をウクライナに供与すると発表した25日、ラブロフ氏はロシアへの支持を集めるため、アフリカ南部を訪問していた。 独外務省はこれを受け、「ラブロフはアフリカにいる。ヒョウを見るためではなく、ウクライナのパートナーらがロシアのすべてを破壊したがっていると率直に伝えるために」とツイートした。「ヒョウ」の部

    独外務省の「レオパルト」絵文字の使用、アフリカで物議