徳島市の県立図書館が、1900年ごろから50年ごろまでに国内でSP盤レコードなどに収録された「歴史的音源」の配信サービスを始めた。歌謡曲やジャズ、講演など幅広いジャンルのデジタル化された約2万6000点で、これまでは東京の国立国会図書館でしか聴くことができなかった。県立図書館は「貴重な音源の数々を幅広い世代に楽しんでほしい」と利用を呼び掛けている。 配信サービスは、貸し出しカウンター近くに設置されたパソコン3台で行っている。国立国会図書館のWEBページにリンクし、タイトル一覧や検索画面から音源を選ぶことができる。 県立図書館によると、収録年が判明している中で最も古いのは、21年にレコード化された歌舞伎役者・中村雁治郎の「藤十郎の恋」と、童謡「鳥の手紙」。 最後の元老・西園寺公望の国葬を伝えるNHK実況放送(収録年不明)、大隈重信とみられる人物の演説「憲政における世論の勢力」(22年)
Googleブック検索やAmazonのなか見!検索など、書籍の中身をインターネット上で検索できるサービスが始まっている。6月には著作権法が改正され、国立国会図書館が図書館内の資料をデジタル化できるようになった。今後はこのデジタル化した書籍をインターネットを通じて誰でも利用できるようにする考えだ。 このように書籍のデジタル化が進む状況に、作家や出版社はどのように対応していくべきなのだろうか。インターネットなどの学術利用をテーマにしたサイト「ACADEMIC RESOURCE GUIDE」が8月17日、「この先にある本のかたち−我々が描く本の未来のビジョンとスキーム」と題したイベントを開催。国立国会図書館長の長尾真氏、慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 准教授の金正勲氏、ITジャーナリストの津田大介氏、データセクション取締役会長兼CIOの橋本大也氏が議論した。 長尾氏はまず、著作権法の改
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