ここ半年ほど、「プログラミングを職業とすることの意味」を考え続けています。私自身は職業プログラマではないので、プログラマ向けの各種サービスを取材して、何とか手がかりをつかもうとしています。これまでに、技術情報共有サービス「Qiita」、競技プログラミングサイト「topcoder」、技術者が企業を気軽に訪問できるきっかけを提供する「Wantedly」、技術者が得意なスキルをアピールできる「Forkwell」、プログラミングの実力を測定できる「CodeIQ」や「paiza」を取材しました。 そうした取材の成果は、折に触れてITproや日経ソフトウエアにまとめています。具体的には、ITproの「『プログラマの役に立つものを提供していきたい』、情報共有サービス『Qiita』の挑戦」や「『60万人の一流プログラマ』が『成功率93%のSI』を実現するtopcoder」といった記事です。このテーマの集大
アレハンドロ・ホドロフスキー監督が70年代に着手した未完のSF映画制作をめぐるドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』が現在公開中のなか、今度は1996年にティム・バートン監督、ニコラス・ケイジ主演、ケヴィン・スミス脚本で制作されるはずだったものの中止となったスーパーマン・シリーズ『Superman Lives』頓挫の顛末を描くドキュメンタリー『The Death of Superman Lives: What Happened?』の予告編が公開された。 監督は『ABC・オブ・デス』にも参加したジョン・シュネップ。今作はクラウドファンディング・サイトFanBackedでポスト・プロダクションや追加編集などの費用に充てるためのファンドがただ今行われている。 ▼映画『The Death of Superman Lives; What Happened?』予告編 ■FanBacked『The
ベネッセコーポレーションによる個人情報漏洩事件では、容疑者は大量のデータを貸与PCから私物のスマートフォンにコピーし、持ち出していたとされる。貸与PCはUSBメモリーへのデータ書き込みを禁止する設定だったとされるが、なぜ容疑者はスマートフォンにデータを書き込めたのか。 複数のセキュリティ技術者が「有力な可能性」として指摘するのが、USBマスストレージの使用は制限できていた一方、デジタルカメラや携帯音楽プレーヤ、スマートフォンに特有のファイル転送方式「MTP(Media Transfer Protocol)」の使用を制限できていなかった可能性である。 一般的なUSBメモリーは、Windowsのデバイスクラスでは「USBマスストレージ」として認識され、ドライブ名が割り当てられる。一方でスマートフォンでは、USBマスストレージのほか、ドライブ名が割り当てられないWPD(Windows Porta
自衛隊徳島地方協力本部といえば、自衛官募集のポスターを萌やした先駆け的存在。毎年、かわいい女の子のイラストが掲出されているのですが、今年も新作ポスターの季節になりました。 今回は街中でふと見た災害派遣に従事する自衛官の姿に感動し、「自分のやりたい仕事はこれだ! 見つけた!」と自衛隊を目指すというストーリー仕立てになっています。作者は昨年度に引き続き、静岡県の航空自衛隊に所属する自衛官だそうです。 そして我々はあることに気がつくのです。このポスターに描かれた災害派遣に従事する自衛官をどこかで見たような……。では昨年までの徳島地方協力本部の自衛官募集ポスターを見てみましょう。 2013年度のポスター 2012年度のポスター……あれ? 一昨年のポスターにいる自衛官じゃないですか! ケータイ片手にメールしているかわい子ちゃんの彼氏が自衛官で、災害派遣活動に従事している姿をやはりニュース番組で見つけ
派遣の品格 ベネッセの顧客情報流出事件。犯人は都内のIT人材派遣会社から派遣されていたSE(システムエンジニア)で、若手SEを指導するほど信頼され、DB(データベース)へアクセスする権限を与えられていたことが悪用されました。 専門職であるITの世界で、派遣社員は珍しくなく、いわば「外部」の人間に、重要な情報を扱わせることは日常的に行われています。むしろ正社員による内製化にこだわれば、しばしば技術が停滞するからです。正社員という立場を守るために、最新技術の習得より、社内政治に労力を割くインセンティブが働くからです。 犯行はパソコンに接続したスマホに、ダウンロードするという手法でした。重要機密を扱う部署では、電子機器の持ち込みは規制されなければならないのですが、事件の舞台となったベネッセのグループ会社「シンフォーム」では、開発用のパソコンにUSBをつなぎ、私物のスマホへの「充電」が日常的に行わ
太陽光発電事業を手がける企業「XSOL(エクソル)」のイメージキャラクターを務める坂本龍一が、シリーズ第3弾となる新TVCM「ソーラーコンサート篇」に登場。坂本氏が書き下ろしたCM楽曲が無料ダウンロード配信される。 坂本氏はCMで、アナログ・シンセサイザーを始めとする電子楽器音それぞれの音をオーバー・ダビング(多重録音)しながらの演奏パフォーマンスを披露。背後に設置された大きな太陽光発電パネルは迫力満点だが、“ソーラーコンサート”という冠のとおり、実際に全ての電力が太陽光発電でまかなわれているという。「太陽が、動かしている」という坂本氏のメッセージからも太陽光発電の実用性がダイレクトに伝わってくるXSOLのCMは、7月14日(月)よりオンエア中だ。 また、XSOLのオフィシャル・サイト内にある『XSOL×坂本龍一スペシャルコンテンツ』ページ(http://www.xsol.co.jp/cm
JAPAN最後のオリジナルアルバムにして不動の評価を得た『錻力の太鼓』本国イギリスよりも日本で最初に人気に火が付いたバンド、JAPANが1981年にリリースしたのが結果、最後のオリジナルアルバムとなった『TIN DRUM(邦題:錻力の太鼓)』である。デヴィッド・シルヴィアンを始めとするメンバーのビジュアルが際立っていたこともあり、アイドル的存在として支持されていた彼らが自己の音楽を追求する中でワン・アンド・オンリーと評される独創的世界を作り上げたのがこの作品である。解散の理由はメンバーの不仲などいろいろ説があるが、作品というフィルターを通して思うことは、次なるヴィジョンが見えなくなるほどJAPANは完成形に辿り着いてしまったのかもしれないということだ。 1974年にデヴィッド・シルヴィアンを中心に結成されたJAPANは1978年にデビューアルバム『果てしなき反抗』をリリース。メンバーはデヴ
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