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  • vol4no1_57.pdf: 解説論文 暗号学的ハッシュ関数 ―安全神話の崩壊と新たなる挑戦

  • PDF 鍵交換:現代暗号の誕生とその発展

    鍵交換:現代暗号の誕生とその発展 Key Exchange : Advent of Modern Cryptography and Its Advance 岡龍明 Tatsuaki OKAMOTO アブストラクト 盗聴されてもいい通信路を使って二つの参加者が安全に鍵を交換(共有)するための方法は「鍵交換」と呼 ばれ,その研究から現代暗号が誕生した.稿では,歴史上最初に発表された「鍵交換」である Diffie-Hellman-Merkle (DHM) 鍵交換方式がどのように発展し,現代暗号理論の最先端においてどのように研究されているかを概観する. キーワード 暗号,鍵交換,鍵共有,はん用的結合可能性,安全性証明 1. は じ め に 1974 年,カリフォルニア大学バークレー校の修士課程の大学 院生であった Ralph Merkle は,指導教授の理解のない状態で 孤立しながらも,一つの画

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    解   説   論   文 51Fundamentals Review Vol.1 No.1 1.はじめに ̶ ペアリング登場の背景̶  稿でいうペアリングとは,2入力1出力関数であって,各 入力に対して線形性が成り立つ,いわゆる双線形関数である. 具体的なペアリングとしては,入力がだ円曲線上あるいは超 だ円曲線上の2点で,出力はある有限体の元であるものが提 案されている.  ペアリングと暗号の出会いは,1993年のだ円曲線上の離散 対数問題解法が最初である(1) .これは,いわば暗号の解読に 用いられたものである.暗号設計については,2000年にJoux によってDiffie-Hellman公開鍵配送方式が三者に拡張され(2) , 境・大岸・笠原によって,IDに基づく暗号に適用された(3) .  その後,ペアリングを用いた暗号の研究は増えており,特 にペアリングをブラックボックスとして

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