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  • 黒沢清の映画がフランスで爆発的人気があるワケ|シネマトゥデイ

    フランス映画らしく、黒沢作品にしては珍しくラブ要素も多し! - (C) FILM-IN-EVOLUTION - LES PRODUCTIONS BALTHAZAR - FRAKAS PRODUCTIONS - LFDLPA Japan Film Partners - ARTE France Cinema 『回路』(2000)、『岸辺の旅』(2015)などホラー&スリラー映画の名手・黒沢清監督が初めてフランスで撮り上げた映画『ダゲレオタイプの女』でプロデューサーを務めたフランス在住の吉武美知子が、黒沢作品が圧倒的にフランスでウケる理由を語った。 【動画】幽霊屋敷が舞台の黒沢清監督初のフランス進出作 『回路』で第54回カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞を、『岸辺の旅』で第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門・監督賞を受賞するなど、黒沢監督はすこぶるフランスで人気が高い。そこで黒沢監督にフランス

    黒沢清の映画がフランスで爆発的人気があるワケ|シネマトゥデイ
  • クリーピー 偽りの隣人 (2016):映画短評|シネマトゥデイ

    『CURE』以来の黒沢清の怖いスリラー。いや、これは当にコワい。 恐怖の核は香川照之の隣人キャラ。イヤなヤツと思ったら、次に会ったときは殊勝で、その次にはまたイヤなヤツになり、最終的には極悪人の顔をあらわにする。で、主人公は翻弄され、苦しむのだが、こんなイヤな思いをするくらいなら、いっそ香川サイドに付いた方が楽かも……と錯覚させるのは、優れた恐怖映画の証しだ。 もう一点、感心したのは香川家のビジュアル。散らかった玄関先と薄暗い廊下、『悪魔のいけにえ』的な鉄の扉。『呪怨』の幽霊屋敷にも似ているが、なまじっか生活感がある分リアルで、絶対にここには入りたくないと思ってしまう。

    クリーピー 偽りの隣人 (2016):映画短評|シネマトゥデイ
  • 黒沢清監督の恐怖体験に西島秀俊&竹内結子、なぜか爆笑|シネマトゥデイ

    2人とも黒沢監督のことが大好きのようです - 写真:金井尭子 怪しげな隣人が衝撃の運命へと導く『クリーピー 偽りの隣人』の黒沢清監督が、作で主人公夫婦を演じた西島秀俊&竹内結子に“クリーピー(不気味)”な体験を語り、その意外な真相を明かした。 【動画】香川照之がコワ過ぎ!奇妙な隣人、戦慄の映像集 黒沢監督の作品は4目となる西島が「世界的な巨匠である黒沢監督の作品なので、現場に入る前は緊張しました」と打ち明けると、監督は「西島くんこそ最近はテレビで見ない日はない人気者。むしろ僕の方が緊張が大きかった」と返し、西島を持ち上げる。一方、黒沢作品への出演は初となる竹内結子は「以前から黒沢監督の現場は心地いいと聞き、楽しみにしていました。実際に撮影が始まると、まるで催眠術にかかったように夢の中で演じていた気分です」と満足げな笑みを浮かべた。 ADVERTISEMENT タイトルに絡めて、それぞれ

    黒沢清監督の恐怖体験に西島秀俊&竹内結子、なぜか爆笑|シネマトゥデイ
  • 役所広司と西島秀俊がお互いにジェラシー|シネマトゥデイ

    この2人の対決映画が観たい!役所広司と西島秀俊 俳優の役所広司が21日、都内で行われた映画『クリーピー 偽りの隣人』トークイベントに西島秀俊、黒沢清監督と共に出席し、作に自身が出演していないことを嘆いた。 【写真】ユカイな2人!西島秀俊と役所広司 作は、未解決の一家失踪事件を分析する犯罪心理学者の高倉(西島)との康子(竹内結子)が、事件と不可解な関係を持つ奇妙な隣人の西野(香川照之)に翻弄され、やがて戦慄の闇へと引きずり込まれていくさまを描いたサスペンス・スリラー。 ADVERTISEMENT 黒澤映画の常連でありながら今回は未出演の役所は、冒頭から「出させてもらえませんでした」と渋い顔。しかし、2回鑑賞するほど「とにかく面白かった」と感想を述べると、「導入部の吸引力であっという間に映画の世界に引き込まれました。エンターテインメントとしてよくできていて、観終わった後に監督が解釈の余白

    役所広司と西島秀俊がお互いにジェラシー|シネマトゥデイ
  • クリーピー 偽りの隣人 (2016):映画短評|シネマトゥデイ

    『CURE』以来の黒沢清の怖いスリラー。いや、これは当にコワい。 恐怖の核は香川照之の隣人キャラ。イヤなヤツと思ったら、次に会ったときは殊勝で、その次にはまたイヤなヤツになり、最終的には極悪人の顔をあらわにする。で、主人公は翻弄され、苦しむのだが、こんなイヤな思いをするくらいなら、いっそ香川サイドに付いた方が楽かも……と錯覚させるのは、優れた恐怖映画の証しだ。 もう一点、感心したのは香川家のビジュアル。散らかった玄関先と薄暗い廊下、『悪魔のいけにえ』的な鉄の扉。『呪怨』の幽霊屋敷にも似ているが、なまじっか生活感がある分リアルで、絶対にここには入りたくないと思ってしまう。

    クリーピー 偽りの隣人 (2016):映画短評|シネマトゥデイ
  • 黒沢清監督×西島秀俊主演スリラーがベルリンでワールドプレミア上映!1,650席が埋まる:第66回ベルリン国際映画祭|シネマトゥデイ

    左から竹内結子、黒沢清監督、ディーター・コスリック(ベルリン国際映画祭ディレクター)、西島秀俊、香川照之 - (C)2016「クリーピー」製作委員会 現在開催中の第66回ベルリン国際映画祭で映画『クリーピー 偽りの隣人』のワールドプレミア上映が行われ、黒沢清監督、西島秀俊、竹内結子、香川照之が舞台挨拶に登壇。作で主人公を追い詰める“奇妙な”隣人を演じた香川が、「皆さん、こんばんは。香川照之です。わたしは映画のキャラクターと同じ性格です」とジョークを交えたドイツ語の挨拶を披露し、会場を爆笑の渦に包んだ。 黒沢清監督にとって第49回でフォーラム部門に出品された西島秀俊主演の『ニンゲン合格』(1999)以来17年ぶり、西島にとっては第52回でパノラマ部門に出品された『いたいふたり』(2002)以来14年ぶり、香川は7年ぶり、そして竹内は初のベルリン参加となる。黒沢監督は昨年、『岸辺の旅』(20

    黒沢清監督×西島秀俊主演スリラーがベルリンでワールドプレミア上映!1,650席が埋まる:第66回ベルリン国際映画祭|シネマトゥデイ
  • Jホラーの巨匠に聞く、世界最恐の「日本の幽霊」Vol.1 黒沢清:第28回東京国際映画祭|シネマトゥデイ

    『回路』がハリウッドでリメイクされるなど、「当に怖い幽霊」描写で世界を震撼させてきた黒沢清監督。TIFFの特別企画「日のいちばん怖い夜~Jホラー降臨」で上映される出世作『CURE キュア』の誕生秘話から日の幽霊が怖い映画ベスト3まで、恐怖の極意を語り尽くす!(構成:編集部 取材・文:イソガイマサト) 黒沢清監督 Q:「日のいちばん怖い夜~Jホラー降臨」に『CURE キュア』(1997)が選出されて 黒沢清(以下、黒沢):『CURE』はサイコサスペンス、スリラーで、ホラーではないですし、Jホラーと言われる以前の映画なので、最初はやや意外な感じがしました。ただ、Jホラーに至る作品として、イレギュラーではあっても取り上げていただけることは大変光栄に思っています。振り返ってみればというか、結果的に、海外に初めて知られたのがこの『CURE』でしたし、これがあったから、今日でも海外で僕の作品を

    Jホラーの巨匠に聞く、世界最恐の「日本の幽霊」Vol.1 黒沢清:第28回東京国際映画祭|シネマトゥデイ
  • 『タワーリング・インフェルノ』『キングコング』のジョン・ギラーミン監督、死去|シネマトゥデイ

    映画『タワーリング・インフェルノ』(1974)や『キングコング』(1976)などのジョン・ギラーミン監督が亡くなった。The Hollywood Reporter にのメアリーさんが語ったところによると、ギラーミン監督は心臓発作のため、現地時間27日にカリフォルニアの自宅で息を引き取ったという。89歳だった。 【写真】火災でビルに閉じ込められる人々 映画『タワーリング・インフェルノ』 スティーヴ・マックィーンやポール・ニューマンが出演した『タワーリング・インフェルノ』は、超高層ビルでの火災を描いたパニックアクション作品。130階以上のビルに何百人もが閉じ込められる姿を追った作は、世界中で大ヒットし、第47回アカデミー賞では作品賞にノミネートされた。 ロンドン出身のギラーミン監督は、英国空軍除隊後にドキュメンタリー映画の製作に携わり、映画『ターザンの決闘』(1959)や『ブルー・マックス

    『タワーリング・インフェルノ』『キングコング』のジョン・ギラーミン監督、死去|シネマトゥデイ
  • 黒沢清監督×西島秀俊×香川照之×竹内結子の新作スリラー、「ラストシーンはすさまじい表情」|シネマトゥデイ

    埼玉県某大学で『クリーピー』クランクアップを迎えた西島秀俊&黒沢清監督 - (C)2016「クリーピー」製作委員会 映画『回路』『LOFT ロフト』やテレビドラマ「贖罪」などのホラー&スリラーの鬼才・黒沢清監督が、第15回日ミステリー文学大賞新人賞受賞作を映画化したスリラー『クリーピー』が、9月4日に埼玉県の某大学でクランクアップ。最後のシーンを撮り終えた黒沢監督と西島秀俊のほか、香川照之、竹内結子、東出昌大、川口春菜らキャストがクランクアップを迎えた心境を明かした。 作は、元刑事の犯罪心理学者・高倉(西島)が、かつての同僚・野上(東出)に依頼された6年前の一家失踪(しっそう)事件を、事件の生き残りである早紀(川口)の証言を得ながら捜査するうちに、奇妙な隣人・西野(香川)が事件に関わっているのではないかという疑惑に駆られるスリラー。西野の娘が高倉に告げた不可解な言葉、「あの人、お父さん

    黒沢清監督×西島秀俊×香川照之×竹内結子の新作スリラー、「ラストシーンはすさまじい表情」|シネマトゥデイ
  • 今は亡き天才漫画家が「世紀末のおもちゃ箱」と批評!原作者が伝説のカルト映画『帝都物語』の裏話を明かす|シネマトゥデイ

    嶋田久作がハマリ役!夢に出て来そうなほど怖い怪人・加藤保憲 - (C)キネマ旬報DD 1980年代を代表する伝奇スペクタクル超大作『帝都物語』『帝都大戦』のブルーレイ化が決定し、原作者の荒俣宏が映画の魅力や舞台裏を明かした。 『帝都物語』は、平将門の怨霊を呼び覚まし、帝都・東京の破壊をもくろむ加藤保憲と、彼を阻止すべく立ち上がった人々の物語。明治から昭和を背景に、実在の人物を絡めつつ壮大なドラマが展開する。「20世紀末が近づき、昭和も終わろうとしていた時代の空気が、帝都崩壊の物語に合っていた」という作は、当時、某天才漫画家が「世紀末のおもちゃ箱」と評した。荒俣は「世紀末のフィナーレとして小説を書いたので、そんな感想がうれしかった」と振り返る。 バブル絶頂期、製作費18億円を投入した『帝都物語』。現場を訪れた荒俣の記憶に今も残っているのが、巨大なオープンセットだ。「昭島市に当時の銀座を再現

    今は亡き天才漫画家が「世紀末のおもちゃ箱」と批評!原作者が伝説のカルト映画『帝都物語』の裏話を明かす|シネマトゥデイ
    akakit
    akakit 2015/05/21
    「原作を執筆した当時は、アーティストの立花ハジメを想定していた」
  • 誰も戦場という狂気から逃れられない…戦場カメラマン渡部陽一が明かす惨状|シネマトゥデイ

    戦場カメラマン渡部陽一 戦場カメラマンの渡部陽一が13日、都内で行われた映画アメリカン・スナイパー』トークショーイベントに出席し、紛争地の最前線での出来事について語った。 160人を射殺した父親…フォトギャラリー アメリカ軍で最も強い狙撃手と呼ばれたクリス・カイルの自叙伝をクリント・イーストウッド監督が実写化した作。この日のゲストは、作の舞台となるイラクへの取材を通じ、現地のリアルな状況を体感している渡部。「僕は戦場カメラマンとして、世界中の紛争地をまわってきました。紛争では民族や宗教、領土などさまざまな理由で起きていますが、どの戦場でも共通していたことは、犠牲者はいつでも子供たちであるということ」と力強く切り出した。 ADVERTISEMENT さらに「紛争地は情報が統制されてしまっていたり、国境が閉ざされてしまっているので、その中で何が起こっているのかわからなくなっていきます」と

    誰も戦場という狂気から逃れられない…戦場カメラマン渡部陽一が明かす惨状|シネマトゥデイ
  • C・イーストウッド新作、最高記録を次々に塗り替える大ヒットで首位に:全米ボックスオフィス考|シネマトゥデイ

    映画アメリカン・スナイパー』 - (C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC 先週末(1月16日~1月18日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、クリント・イーストウッド監督の新作映画アメリカン・スナイパー』が、興行収入8,926万9,066ドル(約107億1,228万7,920円)で首位を獲得。同週のオープニング週末興収記録だけでなく、1月、季節(冬)の記録も塗り替える大ヒットとなった。(数字はBox Office Mojo調べ、1ドル120円計算) 映画アメリカン・スナイパー』予告編 同作はアメリカ軍史上最強の狙撃手と呼ばれたクリス・カイルの自叙伝を、ブラッドリー・クーパー主演で実写化したもの

    C・イーストウッド新作、最高記録を次々に塗り替える大ヒットで首位に:全米ボックスオフィス考|シネマトゥデイ
  • サンダンス映画祭ダブル受賞からオスカー有力候補の話題作『ウィップラッシュ』とは?|シネマトゥデイ

    J・K・シモンズ(左)とデイミアン・チャゼル監督(右) 現在開催中のニューヨーク映画祭(N.Y.F.F 52)で上映された話題作『ウィップラッシュ(原題) / Whiplash』ついて、デイミアン・チャゼル監督とJ・K・シモンズが語った。 作は、19歳のアンドリュー(マイルズ・テラー)が名門音楽院でドラムを学んでいたある日、鬼教師フィッシャー(シモンズ)率いるバンドにジャズドラマーとして引き抜かれるが、ベストの演奏を望むフィッシャーはアンドリューに対して限界を越える指導をしていくというもの。映画『グランドピアノ 狙われた黒鍵』の脚家デイミアン・チャゼルがメガホンを取った。今年のサンダンス映画祭で「審査員グランプリ」「観客賞」をダブル受賞している。 鬼教師フィッシャーについて、シモンズは「彼は正常から逸脱したサイコパスのようで、同性愛者に偏見を持つが、生徒に厳しいのは欲求不満からではない

    サンダンス映画祭ダブル受賞からオスカー有力候補の話題作『ウィップラッシュ』とは?|シネマトゥデイ
  • 黒沢清監督、いまだDVD化されない幻のホラー『スウィートホーム』の裏側を語る!|シネマトゥデイ

    『スウィートホーム』裏側について語った黒沢清監督 20日、現在開催中の映画祭「第36回ぴあフィルムフェスティバル」内のプログラム「素晴らしき特撮の世界~第2部~」に、矢口史靖監督、映画監督の黒沢清、樋口真嗣、さらに映画監督の犬童一心らが出席。諸般の事情により、いまだDVD化がされていない『スウィートホーム』(1989年)の裏側について語り合った。 黒沢清監督の新作『岸辺の旅』場面写真 昨年、好評を博した「素晴らしき特撮の世界」第2弾として行われたイベントでは、今年の7月30日に逝去したメイクアップ界の巨匠ディック・スミスさんを追悼。彼がSFX指揮で参加した日映画『スウィートホーム』のメガホンをとった黒沢をゲストに迎えた。この日のナビゲーターを務めた犬童も「今日、映画は上映できないですが、フィルムの代わりに人に登場していただいた」と笑顔で付け加えた。 ADVERTISEMENT 公開当

    黒沢清監督、いまだDVD化されない幻のホラー『スウィートホーム』の裏側を語る!|シネマトゥデイ
  • 第1回:エマ・トーマス:『インターステラー』リレーインタビュー|シネマトゥデイ

    クリストファー・ノーラン監督が『ダークナイト』シリーズ完結後、初めて手掛けたSF映画『インターステラー』が11月22日に公開される。秘密主義で知られるノーラン監督らしく、物語の詳細はこれまでに公開された三つの予告編からうかがい知ることしかできないが、シネマトゥデイでは一足早くマシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステインという豪華キャストとノーラン監督のにしてプロデューサーのエマ・トーマスを直撃! 映画ファンを惹(ひ)き付けてやまないノーラン監督最新作の秘密をリレーインタビュー形式で4回にわたってお届けします。(取材・文・構成:編集部・市川遥) 第1回 プロデューサー エマ・トーマス 『フォロウィング』『インセプション』『ダークナイト』シリーズなど数々のノーラン監督作のプロデュースを務めてきたエマ。1997年に結婚したノーラン監督との間に4人の子供を持つ母でもある。 AD

    第1回:エマ・トーマス:『インターステラー』リレーインタビュー|シネマトゥデイ
  • 女優・前田敦子は「たった一人で生きている強さがにじみ出る」と鬼才・黒沢清監督が賛辞|シネマトゥデイ

    第8回ローマ国際映画祭での受賞盾をかかげる黒沢清監督と前田敦子 女優の前田敦子が11日、渋谷のシネクイントで行われた映画『Seventh Code セブンス・コード』初日舞台あいさつにに来場し、鬼才・黒沢清監督とのタッグに笑顔を見せた。 前田敦子と黒沢清監督が映画『Seventh Code セブンス・コード』初日舞台あいさつに登壇 フォトギャラリー もともとミュージックビデオとして企画された作だが、その枠を超えて映画作品として、劇場での限定公開が実現。観客の前に登場した黒沢監督は「小さな規模で出発した作品ですが、幸運がめぐってきて海外映画祭に行ったりして。映画に成長したんだなと感無量の気持ちでいっぱいです。映画が誕生する瞬間に駆けつけてくださってありがとうございます」と観客に呼びかけた。 ADVERTISEMENT 作は、昨年11月の第8回ローマ国際映画祭インターナショナル・コンペテ

    女優・前田敦子は「たった一人で生きている強さがにじみ出る」と鬼才・黒沢清監督が賛辞|シネマトゥデイ
  • 仲間由紀恵、15年ぶりのアニメ声優!『ジョバンニの島』に市村正親、八千草薫、仲代達矢ら豪華キャスト!|シネマトゥデイ

    市村正親をはじめ、仲間由紀恵、柳原可奈子、ユースケ・サンタマリア、犬塚弘、八千草薫、仲代達矢、北島三郎ら豪華声優陣(左上から) - (C)JAME 第2次世界大戦直後の北方四島へのソ連軍進駐を題材にしたアニメーション映画『ジョバンニの島』の主要キャストが発表され、市村正親をはじめ、仲間由紀恵、柳原可奈子、ユースケ・サンタマリア、犬塚弘、八千草薫、仲代達矢ら豪華声優陣の参加が明らかになった。仲間がアニメ映画の声優を務めるのは、およそ15年ぶりのことになるという。 映画『ジョバンニの島』場面写真 北方四島の一つ、色丹島に住む幼い兄弟が、ソ連軍進駐による混乱の中で懸命に生きようとする姿を描く作。主人公の瀬能純平と弟の寛太の声を、それぞれ子役の横山幸汰と谷合純矢が演じるほか、歌手の北島三郎が声優に初挑戦する。 ADVERTISEMENT 市村が声を務めるのは、純平、寛太を男手で育てる島の防衛隊長

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  • 『凶悪』山田孝之、ピエール瀧、リリー・フランキー 単独インタビュー|シネマトゥデイ

    風邪のように、うつしたくなる映画 取材・文:須永貴子 写真:奥山智明 死刑囚の須藤にピエール瀧。須藤から事件の真相を記事にしてほしいと託されるジャーナリスト藤井に山田孝之。そして、全ての悪事を裏で操る“先生”と呼ばれる木村にリリー・フランキー。その名前だけで「観たい!」と思わせる強力なパワーを持つ役者がキャスティングされた映画『凶悪』について、三人が語り合う。 ADVERTISEMENT リリー&瀧の関係が生かされた配役Q:『凶悪』のキャスティングが発表されたとき、興奮しました。お三方はこのキャスティングや配役を聞いてどう思いましたか? 山田孝之(以下、山田):台をもらったときに、「リリーさんと瀧さんは今オファー中ですが、おそらく受けてもらえると思います」と言われたんです。 リリー・フランキー(以下、リリー):何の根拠があって(笑)。 山田:「ほぼ決」という感じでした。共演したことがなか

    『凶悪』山田孝之、ピエール瀧、リリー・フランキー 単独インタビュー|シネマトゥデイ
  • 『リアル~完全なる首長竜の日~』佐藤健&綾瀬はるか 単独インタビュー|シネマトゥデイ

    一つの映画なのに、5、6映画を観たような感覚になる 取材・文:小島弥央 撮影:吉岡希鼓斗 第9回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した乾緑郎のミステリー小説を、『アカルイミライ』『トウキョウソナタ』などで世界的評価を受ける黒沢清監督が映画化した『リアル~完全なる首長竜の日~』。自殺未遂によってこん睡状態となった恋人を救おうと、彼女の意識下に潜る青年の苦悩を描いた作品だ。次第に現実と仮想が混濁していく青年・浩市を演じた佐藤健と、その恋人の淳美を演じた綾瀬はるかが、作品のこと、そしてお互いのことを語り合った。 ADVERTISEMENT キーワードは違和感!Q:どんでん返しに次ぐどんでん返しが待っている作品ですが、脚を読んだ感想はいかがでしたか? 佐藤健(以下、佐藤):面白かったです。どんどん話が展開されていくので、時間を忘れて読んじゃいましたね。 綾瀬はるか(以下、綾瀬):わたしも

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  • 4時間半上映の黒沢清監督「贖罪」ベネチアで拍手喝采!全てが詰まった作品と自信!:第69回ベネチア国際映画祭|シネマトゥデイ

    270分の上映に観客拍手喝采!応援に駆けつけたアミール・ナデリ監督と黒沢清監督 - 写真:中山治美 黒沢清監督のWOWOWドラマ「贖罪」が、現地時間30日、イタリアで開催中の第69回ベネチア国際映画祭で公式上映された。ドラマ5話分を一挙270分に再編集して上映し、黒沢監督は共に濃密な時間を過ごした観客たちから拍手喝采を浴びていた。また上映後には、同映画祭オリゾンティ部門で審査員を務めている映画『CUT』のアミール・ナデリ監督が駆け付け、黒沢監督を祝福していた。 上映後、黒沢監督の顔は紅潮していた。270分版「贖罪」は、音響や色調を映画用に新たに調整したもの。黒沢監督も客席数1,700の大スクリーンで観るのは初めてだったそうで「全てデジタルでの編集はまだフィルムより安定していないのでドキドキしながら観ていましたが、音も映像もテレビで観るよりずっと素晴らしく、『映画だとこうなるのか』とうれしく

    4時間半上映の黒沢清監督「贖罪」ベネチアで拍手喝采!全てが詰まった作品と自信!:第69回ベネチア国際映画祭|シネマトゥデイ