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ブックマーク / www.keio-up.co.jp (8)

  • 慶應義塾大学出版会 | 世界を読み解く一冊の本 | 松田隆美 徳永聡子

    一冊の書物は世界の真理をどのように収めようとしたのか。 古今東西の辞典、神学書、哲学書、歴史書といった書物を各専門家が一冊ずつ選び、 その内容と時代背景と造について濃密に論じる、刺激的な11の論考集。 前 言  松田隆美・徳永聡子 プラトンの近代校訂 ―― 古典文献学への招待  納富 信留 中世の聖遺物礼拝と文書 ―― モワサック修道院の写をめぐる考察  杉崎泰一郎 ダンテ『神曲』の世界  藤谷 道夫 世界を読み解く一冊の ―― ヨーロッパ中世・近代初期の象徴事典の系譜  松田 隆美 「キリストの系譜」の視覚表象 ―― 中世の英国における伝統と継承  原島 貴子 フランチェスコ・コロンナ 『ヒュプネロトマキア・ポリフィリ』の世界  伊 …… 【編者】 松田隆美(まつだ・たかみ) 慶應義塾大学文学部教授(中世英文学、思想史)。ヨーク大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。 主要業績:『

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  • 慶應義塾大学出版会 | 言語天文台からみた世界の情報格差 | 三上喜貴 中平勝子 児玉茂昭

    多言語社会の将来を考える一冊。 ウェブは時々刻々変化する実世界を反映する巨大なマイクロコスモスへと成長した。検索エンジンを通じて、われわれはこの巨大な宇宙を自由に検索できるが、そこから見えるのは、検索ワードという小窓から見た宇宙の断片像に過ぎない。言語天文台は、使用言語の分布や構成、サーバ所在地、リンク構造、グラフ構造といった多面的な切り口からウェブ宇宙を解析し、各言語コミュニティの実像、言語間格差、外部世界とのつながり、サイバースペースの自由度などを立体的に明らかにする。 書は、言語天文台という、ユニークなデータマイニングの装置、インテリジェンスの装置を開発した筆者と世界の仲間たちの開発物語である。巨大なウェブ宇宙を相手どったデータ収集の苦労、世界の隅っこにおかれた300以上の言語を自動判別する困難、開発の過程で生まれた世界の仲間との意外な出会い、研究プロジェクトに参加した学生たちの試

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  • 慶應義塾大学出版会 | 西洋活字の歴史 | スタン・ナイト 髙宮利行 安形麻理

    グーテンベルク、ジャンソン、マヌティウス、グリフォ、ガラモン、キャズロン、バスカヴィル、ディド、ボドニ、ウィリアム・モリス……。 活版印刷の誕生から20世紀初頭までのすぐれた活字体を時代順に紹介。 インクのにじみが見えるほどの迫力あるオリジナル写真と明快な解説で、西洋活字のつくりと歴史を同時に学べるヴィジュアル・ブック。 謝辞 まえがき 序論 中世の活字 A1 ヨハン・グーテンベルク | Johann Gutenberg A2 ヨハン・グーテンベルク | Johann Gutenberg A3 ヨハン・フストとペーター・シェファー | Johann Fust & Peter Schoeffer A4 ウィリアム・キャクストン | William Caxton A5 エアハルト・ラトドルト | Erhard Ratdolt イタリア・ルネサンスの活字 …… 【著者】 スタン・ナイト(Stan

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  • 慶應義塾大学出版会 | あなたは今、この文章を読んでいる。 | 佐々木敦

    円城塔、伊藤計劃、筒井康隆、辻原登、舞城王太郎、ジョン・バース、コルタサル、ジーン・ウルフ―― メタフィクションの臨界点を突破する、2010年代のための衝撃のフィクション論。 わたしは書に刺戟を得て創作意欲を触発させられた。今度、雑誌「新潮」に書いた短篇「メタパラの七・五人」はまさにメタフィクションからパラフィクションへの移行を小説仕立てにしたものに他ならない。わたしは作家にこんな示唆をする批評こそが真の批評だと思う。(筒井康隆)――オビ文にいただきました。 「フィクション」の「虚構性」を意識的に描き出そうとする「メタフィクション」は、ゼロ年代に入り、ゲームとアニメ、インターネットの進化と連動しながら、あらゆるジャンルで著しい勃興を遂げた。しかし、世に氾濫する過剰な「メタ」は、或る重大な問題をはらんでいたのである。すなわち、フィクションが複雑化・階層化されるにつれ、物語の外部で操作する「

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  • 慶應義塾大学出版会 | 確率の出現 | イアン・ハッキング 広田すみれ 森元良太

    「確率とは何か!? ~歴史から見る確率論の変遷~」。(終了) 2月18日よりジュンク堂書店 吉祥寺店(7F、人文書コーナー付近)で開催しました。 イアン・ハッキングの出世作、待望の邦訳! ▼科学史家・科学哲学者として高名な著者が、統計的推論(確率論)の考え方がどのように起こり広まったかを歴史的に説きおこした、学界への出世作(Ian Hacking, The Emergence of Probability, Cambridge University Press, 1975; 2nd ed., 2006)の待望の翻訳である。 ▼該博で知られるイアン・ハッキングが、確率論史への新たな挑戦として問うた書は、確率の歴史やその社会的影響に関する研究のブームへの火付け役となった。書では確率の出現をパスカル等確率論史で知られた幾人かの天才達の功績とするのではなく、フーコーの考古学のスタイルを用い、1

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  • 慶應義塾大学出版会 | ジオ・メディアの系譜 | 杉浦章介 松原彰子 渡邊圭一 長田進 武山政直 大島英幹

    メディア革命を迎えた地図の系譜を辿る。 ▼世界を俯瞰する上で最も優れたメディアの一つ、ジオメディア(位置・地理情報を扱うメディア)の歴史をひもとき、理解を深める。 ▼もっとも古典的なジオメディアである紙の地図から近年のインターネット・GISによるモバイル化・リアルタイム化したジオメディアまで、その系譜を明らかにする。 はじめに   杉浦章介 第1章 地理学と地誌   杉浦章介 1-1 「地表の記述」への2つの途 1-2 科学的な世界観と地理情報 1-3 何故、「地誌とメディア」なのか? 1-4 書の構成 第2章 地図というメディア   杉浦章介 2-1 地誌と地図 2-2 地図コミュニケーション(Cartographic Communication)(1) 2-3 地図コミュニケーション(2) メディアとしての特質 2-4 地図の冒険 第3章 自然地誌と地図 …… 杉浦章介(すぎうら の

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  • 慶應義塾大学出版会 | 明治留守政府 | 笠原英彦

    近代日の知られざる跳躍期を探る。 ▼岩倉使節団派遣中の、いわゆる留守政府(1871-73年)の実態を明らかにする。 ▼明治四年十一月、廃藩置県後の不安定な政情のなか、岩倉使節団は横浜を出航。岩倉具視、木戸孝允、大久保利通ら要人を欠いた政府は、国内外に次々と起こる難題に直面しつつも、急進的に近代化政策を推し進めてゆく。三条実美、西郷隆盛、大隈重信、井上馨、江藤新平――いずれ劣らぬ個性の持ち主たちの立ち回りと人間像にも着目、「行政主導国家」の原型が築かれ、日の新しい針路が定まってゆく過程を力強く描写する。 書は、日図書館協会選定図書です。 東京人 2010年6月号「Close up TOKYO 」欄で紹介されました。 出版ニュース 2010年4月上旬号「ブックガイド」欄(33頁)で紹介されました。 はじめに 第一章 岩倉使節の出発と留守政府の発足 岩倉使節団の成立 「十二箇条の約定」

    慶應義塾大学出版会 | 明治留守政府 | 笠原英彦
  • 慶應義塾大学出版会 | デザイン言語 入門 | 脇田玲

    デザイン言語とは何か? ▼『デザイン言語』『デザイン言語2.0』 に続くシリーズ第3弾。 ▼人間は生きていくためにものづくりをし、デザインをする。一般的にデザインとは見た目(デコレーション)の問題と考えられがちだが、目的を達成するために、どのような構造や仕組みにするか、素材を使うかを考えることこそが重要であり、むしろものづくりの質的なプロセスであると考えるべきである。書では、人と人工物の理想的なインタラクションをデザインするために知っておくべき 「デザイン言語」 のさまざまな知見を提供し、より深く専門的な情報にアクセスするためのリファレンスを提供する。 ▼前2作、『デザイン言語』『デザイン言語2.0』 は、建築やグラフィック・デザイン、音楽、写真、舞台芸術から思想、脳科学まで、幅広いジャンルの第一線で活躍する気鋭の論客の思考プロセス、デザイン・プロセスの紹介に重点を置いた内容だったのに

    慶應義塾大学出版会 | デザイン言語 入門 | 脇田玲
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