MetaMoJiはジャストシステムの研究プロジェクトを引き継ぐ形で浮川氏らが2009年に設立した企業だ。同社ではいくつかの技術研究を進めていたが、iPadの登場を機に、手書きアプリの開発に注力したという。 「iPadを見て、これは世の中変わるなと。『同じような物は何年も前からあった』と言うメーカーさんもいるだろうが、手書きの性能をはじめ完成度の高さが違う。みんなで触っているうちに『絶対これで(事業を)やろう』ということになった」(浮川氏) 製品には何よりコンセプトが必要だと語る浮川氏。同氏の言葉からは、PCで日本語を“自然”に扱えるようにする長年のこだわりが伝わってくる。日本語入力の黎明期、コンピューターの記憶媒体の容量がとぼしい時代には、アルファベットよりもデータ容量を食う日本語表示は不要とされる向きもあったが、「日本にいれば日本語が当たり前」(浮川氏)という信念で同氏はジャストシステム
2011年02月03日21:00 カテゴリNewsiTech iPad - 7notesがすごすぎて感涙しそう これは、すごい。本当にすごい。iPadオーナーはこの記事読んでいる暇があったら速攻で入手すべし。 いや、これのみのためにiPadを新規購入してもいいぐらい。 むしろAppleはシステムごと買い取って、iOS 5に組み込むべき。 これこそ、タブレットデバイスにおける文字入力のかくあるべき姿なのだから。 何がすごいかといえば、手書きと文字を往復できること。 見てのとおり、手書きの「小飼弾」がすでに画像(絵文字)として入力されている。そして下の入力フィールドではそれが文字の「小飼弾」と認識されている。ここまでは驚くべきことではない。驚くべきなのは、すでに絵として入力してしまったはずの「小飼弾」を7notesが覚えていて、それを後から再認識させれているところ。 これ、古き佳きnewton
本連載「Apple Geeks」は、Apple製ハードウェア/ソフトウェア、またこれらの中核をなすOS X/iOSに関する解説を、余すことなくお贈りする連載です(連載目次はこちら)。 UNIX使い向けを始め、Apple関連テクノロジー情報を知りつくしたいユーザーに役立つ情報を提供します。 ジャストシステムの創業者として、また「ATOK」や「一太郎」など日本語処理関連ソフトの開発者として、日本のコンピューター史上にその名を残す浮川和宣氏と浮川初子氏。2009年10月にジャストシステムを辞して新会社「MetaMoji」を設立、新たなチャレンジを始めたことは記憶に新しい(関連記事)。 そのMetaMojiが、iPad専用アプリ「7notes」(セブンノーツ)をリリースした(関連記事)。筆者も早速これを入手し試したところ……お世辞抜きに、かなりイイ。「タブレットデバイスの日本語入力、かくあるべし」
2月3日、MetaMoJiの「7notes」発表会に参加した。この新製品についてはすでにメディアに記事が多数出ているが、筆者の感想を含めてここに記録しておきたい。 (本記事は、ゲストブロガーのITジャーナリスト 星暁雄氏による投稿です) 7notesは、短く言うと「iPad上で手書き文字でノートを取れるアプリ」だ(説明ページ)。指で手書きした文字を、そのままの形で記録し、1文字削除、ブロックごとの入れ替え、文字拡大や太字や色付け──といった操作ができる。 さらに、手書き文字認識機能と組み合わせて、認識してコード化された文字と手書き文字を混ぜた文章を入力、編集できる。キーボードから入力することも可能だ。 タッチUIの限界に挑戦している 筆者の視点で興味深いと感じたのは、次の3点である。 (1) ジャストシステムの創業者が情熱を傾けていること。 MetaMoJiは、元ジャストシステムの浮川和宣
MetaMoJiは2011年2月3日、iPad向けのノートアプリ「7notes」を発売した。手書き文字をそのまま入力できるほか、フォント文字に変換することも可能。「会ぎ」のように画数が多い漢字だけをひらがなで書いても、正しい漢字に変換できる。作成したデータはクラウド上で保管・管理する。価格は1500円で、2月末まではキャンペーン価格として900円で販売する。 7notesに特徴的なのが、「交ぜ書き変換入力」機能。「えい業会ぎ」のように漢字とひらがなを混在させて書いても、正しく「営業会議」と変換される。「手書きと言うと、難しい字をいちいち書かないとコンピューターに伝わらないだろうと思われるかもしれないが、7notesでは面倒な部分はコンピューターが手助けする。漢字が書けない現代社会に提案する手書きだ」(浮川和宣社長)。 手書きの味を残したい場合は、手書き文字をそのままノート上に入力することも
新アプリ「7notes」でiPadの「手書き」が大進化!?(1/4ページ)2011年2月3日 印刷 Check 画像1:セブンノーツのメーン画面。手書き文字と「活字」が混在する文字領域、画像、ウェブページの切り抜きを並べてドキュメント(書類)を作れる。画面下に出る手書き入力領域はソフトキーボードと似た扱いで、非表示にもできる 画像2:手書き領域に書いた内容がそのまま書類に入る。手書きは指とiPad用入力ペンの両方を想定しているが、ペンは製品によって書き心地がかなり変わるようだ 画像3:手書き入力した文字の色、サイズなどを、ワープロの「フォント指定」と同じ操作で変更できて便利 画像4:アプリ内部では、手書き文字もきちんと「1文字単位」で扱われているので、簡単に削除や挿入ができる 画像5:一行の幅を変えると、手書き文字も改行位置が自動調整されるのは新鮮な驚き。「写真」や「画像」なら、幅を変える
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