「WebGL」は、Web上で3Dグラフィックスを動かすためのAPIですが、そのベースとなっている技術は、「組み込み機器」用の「OpenGL」として策定された、「OpenGL ES 2.0」です。 この「WebGL」の最大の利点は、「メモ帳」などの「テキスト・エディタ」でプログラミング可能であり、特別なプラグインなしで実行できることです。 「OpenGL」をベースにしているので、これまで「OpenGL」を利用したユーザーであれば、容易に習得できます。 本書では、「JavaScript」と「WebGL」を使って、「2D」および「3D」の画像処理 ――「加工」「解析」「合成」の仕組みを分かりやすく解説します。 第1章 「2次元 図形」と「画像」の作成 [1-1] JavaScriptによる図形作成 [1-2] 「図形」の「線形変換」 [1-3] アニメーション [1-4] 画像の作成 第2章 基