『名探偵コナン』×「ロンドン ナショナル・ギャラリー」コラボアイテム 期間限定ショップ開催!(東京会場)
98.08.29 新旧「オヨヨ島の冒険」 別のところでも書きましたが、小林信彦氏は比較的多作にもかかわらず、絶版作品の多い作家です。 『オヨヨ島の冒険』は、小林氏が子ども向けに執筆した小説で、1970.03に朝日ソノラマから出、1974.09に角川文庫に収録されました。その後、紆余曲折を経て絶版になりましたが、今では再び角川文庫から改版されたものが「REVIVAL COLLECTION」の1冊として復刊されています(1996.11)。 新旧の角川文庫版を比較してみると、CMネタなどは、今の子どもに分からないので全部差し替えられています。他にも表現の改められた個所は随所にあって、30年近く隔たった時代の流れというのが痛感されて、なかなか面白いです。 いくつか見てみましょう。 (1) 旧 「大沢さんのお嬢さんですか?」と、声がかかった。 ひょっとしたら、映画会社のスカウトかもしれないと思って見
10:27 無知蒙昧の無礼『トンデモ創世記2000』「あそこで売っているのが新井素子だ!」P.68 その「シネマテイク」(引用者註;「奇想天外シネマテイク」)に行ったとき、受付で奇想天外社の本が販売されているんですよ。立ち読みしていたら並木(引用者註;なみきたかし)が「新井素子って新人知ってる?」って聞くんで、「ああ、あの中学生の作文みたいな文章を書く女の子?」って答えたら、グワーっと脇へ連れて行かれて、「あそこで売っているのが新井素子だ!」って(爆笑)。新人作家時代、まだもの書きでは食えないからって、お手伝いしてたわけですね。あまりに面白い話で、本当にそこに新井さんがいたのかどうか、確かめてはいませんが。 はいはい。よくある、武勇伝のパターンですね。「このまえ、出版社のパーーティに招待されてさ、今年の直木賞はなんだいあれ! って話してたら、後ろに作家当人がいてさ――」なんてやつ。しかしま
2024.08.06 第70回江戸川乱歩賞の選評と経過が登録されました。 第70回江戸川乱歩賞の選評と経過が登録されました。 2024.07.23 第77回日本推理作家協会賞受賞作の選評と経過が登録されました 第77回日本推理作家協会賞、長編および連作短編集部門・青崎有吾 氏『地雷グリコ』、荻堂顕 氏『不夜島(ナイトランド)』、短編部門・坂崎かおる 氏『ベルを鳴らして』、宮内悠介 氏『ディオニソス計画』、評論・研究部門・川出正樹 氏『ミステリ・ライブラリ・インヴェスティゲーション 戦後翻訳ミステリ叢書探訪』、中相作 氏『江戸川乱歩年譜集成』、翻訳小説部門・ジョセフ・ノックス / 池田 真紀子 氏『トゥルー・クライム・ストーリー』の選評と経過が登録されました。 2024.07.22 会報2024年7月号を更新しました 2024年7月号を更新しました。 2024.07.16 〈日本推理作家協会
2024.08.06 第70回江戸川乱歩賞の選評と経過が登録されました。 第70回江戸川乱歩賞の選評と経過が登録されました。 2024.07.23 第77回日本推理作家協会賞受賞作の選評と経過が登録されました 第77回日本推理作家協会賞、長編および連作短編集部門・青崎有吾 氏『地雷グリコ』、荻堂顕 氏『不夜島(ナイトランド)』、短編部門・坂崎かおる 氏『ベルを鳴らして』、宮内悠介 氏『ディオニソス計画』、評論・研究部門・川出正樹 氏『ミステリ・ライブラリ・インヴェスティゲーション 戦後翻訳ミステリ叢書探訪』、中相作 氏『江戸川乱歩年譜集成』、翻訳小説部門・ジョセフ・ノックス / 池田 真紀子 氏『トゥルー・クライム・ストーリー』の選評と経過が登録されました。 2024.07.22 会報2024年7月号を更新しました 2024年7月号を更新しました。 2024.07.16 〈日本推理作家協会
手当たり次第の読書日記新旧は全くお構いなく、読んだ本・好きな本について書いていきます。ジャンルはミステリに相当偏りつつ、児童文学やマンガ、司馬遼太郎なども混ざるでしょう。 新選組と北海道日本ハムファイターズとコンサドーレ札幌のファンブログでは断じてありません(笑)。 もいちどあなたにあいたいな/新井 素子 ¥1,575 Amazon.co.jp 季刊誌「SIGHT」のお気に入り連載のひとつ、北上次郎と大森望の書評対談。ここで大森さんが取り上げていたので、「あ、出ていたんだ!」と知ることができました。 どっちかといえばミステリと人情話好きの北上さんと、どっちかといえばSF寄りの大森さん、毎回毎回まあ見事なまでに評価が噛み合いません(笑)。北上イチオシ作品は大森さん的には「……」だし、大森絶賛作品は北上さんには好き嫌い以前に理解不能という有様。 で、この作品も、大森さんが熱弁を振るってる傍らで
新聞の読書案内コーナーに 「新井素子女史」(もう素子姫とは呼べませんよね)の 新作「もいちどあなたにあいたいな」が紹介されていました。 新刊が出ていたことは知らなかったので、 この紹介は助かりましたね、さっそく購入しなくてはっと。 で、いろいろ調べてみたら、 読んでいない作品が結構あるのでビックリ、 最近利用している本屋さんでは素子女史の本を 見かけなかったので(一冊も置いてないのですよ・・・orz) 情報に疎くなっていたのが敗因でしたな。 ネットでもコミック系の新刊情報は調べやすいのですが、 文庫や新書はいまひとつ調べにくいので 新刊が出ていても、なかなか気がつかないのですよね。 う~ん、もっとまめにチェックを入れなければ。 新聞の紹介なので、著者の近影も載っていたのですが、 ××年ぶりに見たお姿にはなんともいえず、 素子姫ももう、××歳になられるのですものね・・・。 もいちどあなたにあ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く