梅雨明けしてからのほうがよっぽど梅雨な今日この頃。蒸し暑いのもアレだし、純粋に暑いのもご遠慮いただきたい! さて、本日は「どんな仕事が自動組版に向いている(実現できる)のか」を語ってみたいと思います。 自動で制作するというと聞こえは良いですが、当然自動化させるためには 同じ体裁で継続的な再作成・発行がある 運用のルールを決める 仕組みを開発する(orサードパーティ製品を活用する) といった前提条件が考えられます。結局、仕組みとルールを作ることが必須であり、それゆえ、一回限りで終了するようなデザイン・製品だと、開発にかかるコストのほうが大きいという逆転現象が起こってしまうからです。このあたりから考えると、自動組版に向いた仕事としては、 箱物といわれる見開き中に小さな区切りを設けて、その中でデザインが完結するもの と一本に絞られてしまうかのように見えます。確かに同じデザインをした箱物の制作は、