以前、別の記事でiPhone Xからホームボタンがなくなっても「すぐに慣れる」と書いたが、半分だけ撤回したい。脳みそはすぐに慣れて正しい行動を選択しようとするのだが、“指の長さ”という物理的な制約により、今までのようにサクサクと操作することが難しいと思ったからだ。今回はその対策を紹介したい。 iPhone Xの画面サイズは対角5.8インチ。しかも極端に縦に長い画面だ。例えばiPhone Xを持ち上げ、Face IDが顔を認識した後、ホーム画面を表示するには画面の最下部から上にフリック操作をする必要がある。親指を一生懸命伸ばしてやっと届く。 バッテリー残量(%表示)の確認などでコントロールセンターを呼び出すとき、今度は画面右上の端まで指を伸ばす必要がある。iPhone Xを右手で持っている場合は持つ位置を少し上にずらせばなんとかなるが、左手で持っているともう、お手上げ。もちろん空いているほう