だいぶ旬を外した話題ですが、小笠原・伊豆諸島周辺のアカサンゴ密猟の中国漁船団について。200隻という数は中国政府の意向を受けての行動に違いない、中国漁民は民兵といった指摘もありますが、これについて考えてみたい、と。 ■中越漁民戦争 中国漁民が国の意志を受けてばりばり働いた事例はあります。 それが2014年5月から7月まで続いた南シナ海の中越対立。巡視船を最前線に立たせるとなにかの弾みで武力衝突に発展しかねないと危惧。漁船を最前線に立たせました。ちなみにベトナム側も阿吽の呼吸で漁船を動員。漁船VS漁船の中越対立となりました。ちなみに大型で鉄製の中国漁船に対し、小型で木造のベトナム漁船は劣勢。ベトナム首相が鉄製漁船建造補助金を発表するなど、漁船バトルは白熱しました。 また2010年の尖閣諸島沖中国漁船衝突事故でも、中国人船長は軍人では、いや退役軍人ではと噂されましたが、確認は取れていないはずで