ガザ地区南部と中部ではイスラエル軍の激しい攻撃が続いており、特に中部にあるヌセイラトの難民キャンプや、南部のラファで多くの犠牲者が出ている。 ガザ地区最南端の都市へ攻撃か パレスチナのメディア「Wafa」通信によれば、1月9日、ガザ南部のラファにある建物に対しイスラエル軍が空爆を行い、少なくとも15人が死亡、さらに数十人が負傷したという。 ラファにいる「アルジャジーラ」のタレク・アブ・アズズム記者は、ガザ最南端の都市タル・アル・スルタン地区にある高層住宅へ攻撃が行われたと伝えている。 タル・アル・スルタン地区は、ラファでも最も人口密度の高い地域で、攻撃を受けた建物は、大量の仮設テントが設けられたアル・マワシ地域の避難所からわずか数メートルしか離れていなかったそうだ。 またガザ地区中部のヌセイラト難民キャンプへの攻撃も続けられ、そこでもパレスチナ人数人が死亡したとアズズム記者は伝えている。