奇跡の55歳! オーガスト・ハーゲスハイマー(栄養科学博士)の アンチエイジングのための食事の科学 果物はヘルシーというイメージがありますよね。でも果物には果糖という種類の糖がたくさん含まれています。この果糖が実はクセモノなんです。 果糖はブドウ糖と違ってほぼ肝臓で代謝されるため、血糖値を上げないのでヘルシーだ、と言われていたこともありました。 しかし、果糖は摂りすぎると中性脂肪を増やし、肝臓にダメージを与えることがわかってきたのです! 肝臓に直行して代謝される、というのは実はアルコールに近い代謝システムなので、脂肪肝の原因ともなります。体にダメージを与えないためには、一度に摂る果糖の量は15g以下にすべきというのが、いま欧米の研究者が提唱する一般的な基準値です。 果糖がアメリカ人をデブにした犯人!? そして、果糖は体脂肪になるだけでなく、体の中をぐるぐる回って、タンパク質である組織をAG