■「流れ」と「未来」見通す能力 第3定理は「技術者の眼(め)」である。21世紀のビジネスは、科学と技術を抜きにして考えることはできない。これまでに述べたアントレプレナーシップとチーム力を、その根底で突き動かしているのが「技術者の眼」だ。 シリコンバレーの中核には、科学や技術を愛する人たち独特の価値観が深く根付いている。起業家やエンジニアばかりでなく、経営者、投資家や金融機関にまで、文系的な管理者的な論理とは全く異なる精神が貫徹されている。 特に2つのことが重要である。1つが西海岸特有のカウンターカルチャー(伝統的・支配的な文化に対抗する文化)から強い影響を受けた思想である。もう1つが「大きな技術の流れに逆らっては絶対にダメだ」という考え方である。 ≪カウンターカルチャーは中央集権化された権力に軽蔑(けいべつ)心を示し、まさにそれが、リーダー不在のインターネットの世界だけでなく、PC(パソコ
「コミュニティーにとって障壁となるものを取り除きたい」。新任のFedora議長ポール・フリールド氏はこのように抱負を述べた。数週間前に就任したばかりで職場環境や職員の理解に努めている最中だが、このビジョンはすでに発言の端々に折り込まれ、在任中に実現したいFedoraプロジェクトの目標について述べたあらゆる発言の基礎になっている。 フリールド氏は、同プロジェクトの前議長マックス・スペバック氏がFedoraの別の活動に専念するため議長を辞したのを受けて第2代議長に就任した。Fedora Project Leaderも兼任することになる議長はFedoraディストリビューションを後援するRed Hatが同社従業員の中から指名するが、フリールド氏によると、選考の過程には「Fedora Boardもかかわって」おり、フリー/オープンソース(FOSS)の精神を理解しない者や独断専行的な者がFedora
米BEA Systemsは米国時間2008年2月28日,2008会計年度第4四半期(2007年11月~2008年1月)および通期(2007年2月~2008年1月)の決算を発表した。第4四半期における売上高は4億4090万ドルで,前年同期から13%増加した。 会計原則(GAAP)ベースの純利益は7570万ドル(希薄化後の1株あたり利益は18セント)で,前年同期の9970万ドルの純損失(希薄化後の1株あたり損失は25セント)から大幅に改善した。 売上高の内訳は,ライセンス収入が1億7950万ドルで前年同期比6%増,サービス収入が2億6140万ドルで同17%増加した。 営業活動によるキャッシュフローは1億2300万ドルに達し,前年同期の340万ドルから大幅に増加した。GAAPベースの営業利益は8770万ドル。前年同期は1億4830万ドルの損失を計上していた。 通期の売上高は前年度比10%増の15
ほとんどのアナリストの説明では、Google SitesはWebサイトを構築するための製品だ。Nucleus Researchのアナリスト、レベッカ・ウェッテマン氏は、この新しいツールを使って30分でWebサイトを構築したと話している。 Google SitesはWikiアプリケーション「JotSpot」を刷新して、Googleサイト構築向けにGoogleナイズしたもの。 Google Sitesのプロダクトマネジャーで、JotSpot構築に貢献したスコット・ジョンストン氏は、Sitesは土台になったJotSpotとはほとんど似ていないと言う。Google Appsらしく見せるために、Googleコンポーネントで徹底的に書き直したからだという。 しかし、このアプリケーションはGoogle Appsをコラボレーションソフトスイートとして際立たせるかもしれないが、それでもGoogle Apps
米Googleは米国時間2008年2月28日,開発中のオンライン医療情報管理サービス「Google Health」の詳細について発表した。同サービスは,ユーザーがオンラインで自分の医療情報を収集,保存,管理できるようにする。同社Search & User Products部門担当副社長のMarissa Mayer氏が,同社の公式ブログへの投稿で明らかにした。 Google Healthでは,病院や医療サービス機関など,外部との相互運用が可能なプラットフォームを採用している。このためユーザーはカルテ,処方履歴,検査結果といったデータを自動的に取り込み,Google Health上でアクセス,管理できる。将来はサービスやツールを強化し,診察予約や処方せんの発行依頼などにも対応する予定。 Googleは,同サービスの強みが“ポータビリティ”にあると説明する。インターネットを介して自由にアクセスで
UPDATE フロリダ州オーランド発--検索大手のGoogleは米国時間2月28日、「Google Health」と業界内の主要提携企業について発表した。Googleは、Google Healthが個人健康記録サービスとして、人々が自分の健康に関する情報すべてを1カ所で得ることができるようになることを目指す。 「なぜGoogleがここに参加したか」。Google最高経営責任者(CEO)のEric Schmidt氏は、同社としてこれまで参加したことがないというトレードショー「Health Information Management Systems Society(HIMSS)」での基調演説でこう語りかけた。「最も重要な検索とは何か?」 答えは健康だ。Schmidt氏は、米国人の約2人に1人が慢性の疾患にかかっていると述べた。一方でSchmidt氏は、同社に報告があった、Googleを使って
米Googleは2月28日、医療情報サービス「Google Health」を発表した。ユーザーが自分の医療記録にオンラインでアクセスし、情報収集や保管、管理などを行えるサービスで、現在、開発中の段階。数カ月以内の立ち上げを予定しているという。 Google Healthはサードパーティーのサービスと相互運用可能なプラットフォーム。対応する医療関連機関の医師の記録や処方履歴、検査結果などが自動的にインポートされ、ユーザーはこうした自分の医療データにアクセスしたり、一元的に管理できるようになる。将来的には、診察の予約や処方せんなどのサービスも可能にする予定だという。Google Healthはオンラインサービスであるため、どこからでもアクセス可能。プライバシーやセキュリティを重視しており、患者自身が、情報公開に対するコントロールを完全に持つようにするという。 同社は22日、米Cleveland
Appleが、同社最新の外部ハードドライブである「Time Capsule」の出荷を米国で開始した。Time Capsuleは現在、「Time Machine」を使用してワイヤレスでデータをバックアップするための唯一の選択肢である。 Time Capsuleは、Macworldで発表されている。802.11nに対応したWi-Fiベースステーションで500Gバイトもしくは1テラバイトのハードドライブを搭載している。ユーザーは、ワイヤレスネットワークを通じてファイルをハードドライブへバックアップしたり、共有したりすることが可能となる。価格はストレージサイズにより299ドルと499ドルになっている。
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米Googleは米国時間2008年2月28日に,グループでWebサイトを共同構築するためのアプリケーション「Google Sites」を発表した。複数のユーザーがWeb上で手軽にドキュメントを共同作成および編集できる。2007年10月に買収した米JotSpot(関連記事:Google,wikiアプリケーションのJotSpotを買収)の技術をベースにしている。 ビデオ,カレンダ,プレゼンテーション,添付資料やテキストなど,さまざまな情報を一カ所に集め,少人数のグループから会社全体の規模まで,共有および編集,閲覧することが可能。HTMLの知識やWebデザインのスキルも不要だという。 社内情報を集約するイントラネット・サイト,プロジェクト管理用のサイト,社員のプロフィール・サイト,宿題や連絡事項を掲載する仮想教室といった用途を想定する。 協業サイトに参加するユーザーを限定し,ページの編集や閲覧を
米フロリダ州オーランドで開催中されているヘルスケア情報管理のカンファレンスHIMSS (Healthcare Information and Management Systems Society) 08で、Google CEOのEric Schmidt氏が基調講演を行い、開発中のGoogle Healthの詳細およびヘルスサービス戦略を説明した。 Google Healthは、ユーザーがそれぞれの健康・医療情報を一元管理できるWebサービスだ。現在Cleveland Clinicと提携したパイロット版の試験運用が行われている。昨年10月にMicrosoftがHealthVaultを発表するなど、PHR (Personal Health Record)をオンラインで管理するというアイディアは新しいものではないが、Googleは「プラットフォーム」「データポータビリティ」「プライバシー保護」な
共同制作型のサイトを構築するホスティング型Wikiプラットフォームを提供していたJotSpotをGoogleが買収したのは、2006年10月のことだった。それから16カ月後、といってもウェブの世界では10年にも等しいが、GoogleはJotSpotの改良版にあたる「Google Sites」を立ち上げた。 CNET Networksが運営する「Webware」のRafe Needleman氏が、Google Sitesについて記事で詳しく書いている。 「これは、『Google Apps』スイートにとって最後の重要な構成要素だ。オンラインコラボレーションに他の要素を組み込むための核となる」と、「Google Enterprise」担当製品管理ディレクターのMatt Glotzbach氏は語った。 Glotzbach氏はまた、Google AppsがGoogleにとって「健全で、成長している、
米Googleは2月28日、オンラインコラボレーションツール「Google Sites」を立ち上げた。 Google Sitesは、複数のユーザーが共同でWebサイトを構築し、情報を共有できるツール。ユーザーはHTMLの知識がなくても、簡単にシングルクリックでWebページを作成し、編集できるという。Google Calendarの予定表、YouTubeのビデオ、Google Docsの文書など、ほかのGoogleアプリケーションの情報を組み込むことができ、ファイルキャビネットには添付ファイルをアップロードすることも可能だ。 Google Sitesで作成したサイトは、利用者を数人に限定することも、全世界に公開することもできる。利用者は「オーナー」「閲覧者」「共同制作者(ページの編集が可能)」のいずれかに設定できる。 このツールはGoogle Appsの一部であり、利用にはGoogle Ap
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