● 「クレーム対応で会社の値打ちが決まる」 企業の危機対応のまずさがその企業の存亡の危機にまで発展するケースもままありますが、危機に発展する前段階では、お客さまからクレームという形で問題を指摘する声が寄せられているケースも多いはずです。 社員がクレームを「適当に処理」してうやむやにしている様子を見て、「うまくやっている」と評価するような経営者は失格です。 また、経営者の話す言葉を聞いていると「クレーム処理」と平気で言っている人をたまに見かけますが、経営者としての感性がかなり低いと言えます。 「クレーム対応で会社の値打ちが決まる」という経営の格言があります。クレームが発生したら「大変なことが起こった」と本気で思って対応することが大原則です。 自社に当てはめて考えてほしいのですが、皆さんの会社では「クレーム処理」と言っていませんか? クレームは対応するもの。「クレーム対応」です。事
日本における認知症の人の数は2012年で約462万、25年には65歳以上の5人に1人にあたる約700万人となることが予測されています。国籍、性別、職業に関係なく誰でも発症の可能性がある国民病でありながら、「○○をすれば治る」「○○を食べれば予防できる」など誤解を招きかねない情報であふれています。そこで知っておきたい認知症の「基礎知識」を日本認知症学会・名誉理事の森啓先生に聞きました。 ● 認知症とは病名ではなく症状の総称 記憶力、判断力、言語力、計画遂行能力など、さまざまな脳の認知機能が低下し、それまで獲得してきた知識や技術などが失われて日常生活に支障をきたす――。認知症とは病名ではなくこれら症状の総称で、多くは中核症状と行動・心理症状(BPSD : Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia)に大別されます。 中核症状とは、脳
萩本欽一の仕事論(2)「できるヤツ」はこの質問でわかる!――キムタクには“キミこそスーパースターだ!”と言いました 70年代後半から80年代にかけて『欽ちゃんのどこまでやるの!』『欽ドン! 良い子悪い子普通の子』などの冠番組で合計視聴率が100%を超え、「視聴率100%男」の異名を取ったコメディアンの萩本欽一こと“欽ちゃん”。数々のタレントや構成作家を育て、芸能界でも「大将」と呼び、慕う人は多い。 そんな欽ちゃんが、仕事をする上で最も大切にしているのが「言葉」だという。曰く、「言葉遣いで仕事ができるヤツかどうかわかる」とのこと。そして、欽ちゃんが出演者を決めるオーディションで、必ず聞く質問があるという。それによって「才能」があるか、「伸びしろ」があるかわかるのだそうだ。 それは一体どんな「言葉」なのか? 前編記事に続き、本人に直撃した。 * * * ―『欽どこ!』や『欽ドン!』では
事件ノンフィクションと呼ばれるジャンルの醍醐味が、存分に味わえる一冊だ。この事件の何に対して自分が釈然としない思いを抱いていたのか、その正体が嫌というほど見えてくる。その実像は、事件当時に見知っていた情報とは大きく異なる印象があった。 この記事の写真を見る PC遠隔操作事件とは、2012年6月から9月にかけて14件もの殺害・爆破予告がなされた事件である。JAL便の爆破予告から、小学校の襲撃予告、はたまた有名子役や人気タレントグループ襲撃予告までとターゲットは幅広く、世間を震撼させた。 逮捕されたのは、IT関連会社社員で当時30歳の片山祐輔という一人の青年であった。本書『PC遠隔操作事件』では、事件発生からの全過程を克明に記録し、事件の中からあぶり出された課題を、今あらためて検証しようと試みている。 ■前代未聞の複雑な大事件 本書のスタンスが特徴的なのは、この事件が本当にこれほど騒がれ
プレゼンの際、聞き手を説得する材料として、グラフを効果的に使いたいものです。しかし、使い方を誤ったグラフをよく見かけます。その特徴は情報量が多いこと。こうしたグラフは解釈の余地が増え、聞く側の関心がよそにいったり、話題がそれたりして、いい印象を生みません。 グラフの鉄則。それは「ひとつのビジュアルにつき、ワンメッセージ」です。ノイズになるような情報は極限までカットすることで、メッセージの強度は増します。特に短時間のプレゼンでは、メッセージが一目瞭然で伝わらなければ、グラフにしている意味がないと言えるのです。 ただし、総売り上げが伸びているのなら、その数字を強調すればいいのですが、必ずしも好ましい結果ばかりとは限りません。そういう場合は「この商品だけは売れている」「前月よりも伸び率が上昇している」など、ポジティブな要素を探し出し、評価基準を変えて“局地戦”を仕掛けるのです。これは単なるご
「一流のホテルマンは客の足元(靴)を見て客のレベルを判断する」という話は有名だが、ビジネスの世界でも同じことがいえる。つい手を抜きがちな足元に気を配ることが、成功への近道だ。 ■靴には持ち主の人柄が表れる スーツやネクタイには多少気をつかっても、靴には無頓着なビジネスマンが多い。街を歩くと、安物の靴をろくに手入れもしないまま履き続けている男性をよく見かける。しかし、多くの人が思っている以上に、「靴」は重要な存在である。 「あるレベル以上のビジネスの世界になると、TPOに応じた身だしなみができるかどうかが、その人の評価につながります。そこで失敗すると、いくら本人の実績やスキルが優れていても、次のビジネスのドアが開かないのです。とりわけ靴は、履いている人物の評価に直結します」 こう語るのは、経営コンサルタントとして3500社超の経営者を見てきた石原明氏。ビジネスマンは靴のよし悪しで値踏
日本音楽著作権協会(JASRAC)が音楽教室から著作権料を徴収する方針を決めたことに対し、音楽教室大手・ヤマハ音楽振興会(東京都目黒区)が7月にも、「教室での演奏には著作権は及ばない」として、JASRACへの支払い義務がないことの確認を求める訴訟を東京地裁に起こす方針を固めた。 JASRACは来年1月の徴収開始を目指し、教室を運営する各社に使用料を年間受講料収入の2・5%とする規定案を提示し、意見があれば回答するよう要請している。使用料規定は7月にも文化庁に提出する予定だ。 これに対し、ヤマハや河合楽器製作所など教室側は2月、「音楽教育を守る会」を結成し、JASRACに対し「演奏権は及ばない」とする反論を各社が送付した。さらに使用料規定を出さないようJASRACに指導することを文化庁に要請し、要請に賛同する署名も約3万人分集めた。 同会は今月30日の会合で訴訟の原告団に参加するよう約
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